世の中には色々なサービスがありますが、その一つひとつに独自性があるように思います。例えば、素人のサービスと玄人のサービスは違っていますが、それぞれの機能があります。

素人のサービスは直接的にせよ間接的にせよ正直です。それほど高度な嘘が紛れないので、その分情報の確度が高くなる場合が多く、情報の正確性が必要な局面では非常に有利な特性を保持しています。

玄人のサービスはとても巧いです。ただ、その分、極めて高度な嘘が紛れることがあるので、その分情報の確度が低くなる場合も多く、情報の正確性を担保するためにはより多くの広範な情報を調達する必要を生じます。

もちろん正直なら何でもいいとか、巧ければ何でもいいとか、そういう単純なことでもないのですが、とりあえずそれぞれのサービスに良いところがあり、それらをどちらも高度に活用できる方が有利です。

戦略に無駄が生じるとその分不利になりますので、すべてのものを有効に活用できる人の方が基本的に有利です。

例えば病気でつぶれてしまう人よりも、それを活用できる人の方が有利ですし、お金を無駄遣いしてしまう人よりも、高度に資産運用できる人の方が有利です。

とにかく「無駄」というものを十全に活かしていくのが大切であるように思います。「無用の用」というやつですね。私もすべてのものを愛し活用できるように努めていきたいものです。