きゃりーぱみゅぱみゅの曲は、シンプルに楽しい。

音も楽しい。歌詞も楽しい。なにも考えずに、ただただ音楽を楽しめるような曲ばかりだ。

最近歌詞に意味を持たせるような曲もあったりするけど、そういうのじゃないんだよなぁ…… と少しモヤりとする。

自然と初期の方が好みの曲が多い。アルバム『もしもし原宿』は名盤だと思う。一記事書けるくらい好きだ。

そんなきゃりーの曲の中で、僕が特に推している曲を3曲激選して紹介する。

『jelly』

CAPSULEの曲のカバーだ。原曲がある。

原曲にはない歌詞があったり、アレンジはけっこう大胆。

僕はきゃりーのバージョンの方が好きだ。きゃりーの声質や、ちょっと気だるそうな歌い方が曲にとても合ってる。

振り付けもある。間奏のタンっ、タンっ、という音に身体をリズムに合わせるところなんかは音ハメというのか、見ていても気持ちいい。

どちらかと言うと雨の日が似合うような、アンニュイな雰囲気が漂う曲だ。

『インベーダーインベーダー』

インパクト絶大、一度聴いたら耳から離れないヘビロテキラーチューン。

やはりゴリゴリな間奏に耳がいく。去年末に開催されたコーチェラ再現ライブで体感したけど、地鳴りのような重低音でこわくなったほどだ。

曲の頭、カン、カン、カンカンカン。というカウントの無愛想な無機質さもカッコイイ。

イヤホンで聴いてほしいのが、Aメロの左耳側でピャリピャリ鳴ってるインベーダー感のある音。とっちらかった音に心がワクワクする。

きゃりー聴くか〜って時、とりあえず再生してるのがインベーダーインベーダーだ。

『KISEKAE』

キラキラしていて切ない。僕の好みド直球にきたという感じ。

ほかに比べて知名度は低いかもしれないけど、ライブでは度々やっている。ペンライトで会場がカラフルに彩られる曲だ。

曲全体のフワフワとした夢心地な曲調に、ちょっと懐かしい気持ちになる。コーラスも切ないのがまたいい。

歌詞は女の子していて激甘。「チチンプイ」とか「魔女っコ」というワードから、だいぶ小さな女の子が主人公なのかな？と思う。

カップリング曲で目立たないかもしれないけど、良曲だ。

頭からっぽで楽しみたい

ひさしぶりに聴きたくなった！とか、知らない曲があった！となったらぜひ聴いてみてほしい。

個人的に、きゃりーの曲はぜんぜんハマらない曲と狂ったように大当たりする曲の差が激しい。

上には挙げなかったけど、『メイビーベイビー』もどハマりした。それはもうリピートだ。

やっぱり、きゃりーはリズムやノリがいいのが好きだなぁ〜。