見出し画像

世界一 EQスコアの低い日本人

[ 参照 ] State of Heart 2018 - Six Seconds

米国に本部を置く感情知能EQのグローバルネットワーク・Six SecondsにてEQの資格を取得し、世界各国でEQを専門に活躍する仲間と継続的に学び合いながら活動をしています。数年に一度Six SecondsがEQアセスメントの分析結果からレポートを出しており、最新のレポートSOH2018には衝撃的なことがいくつも詰まっていました。 特に驚いたのは、日本のEQスコアが、世界最下位だったということのです。

画像1

EQの高い国の共通点

まず個人を整える ⇒ 自分軸で自己実現をする
自分の好きな自分である
人にも優しくある

というような思考を持つカルチャー・風土の国では、やはり EQスコアが高いように見受けられます。みんな違うことが当たり前で、価値観を押し付けたり、枠にはめ込んだりしないカルチャーでも、EQは高いと言えます。

EQとエンゲージメント、生産性、健康に高い相関

EQとエンゲージメント(組織との一体感)、生産性、パフォーマンスに相関があることは2016年に米国本部が出したレポートで明らかになっていましたが、今回、健康指標とも相関があることがわかりました。日本は医療インフラ整っているから高いのだろう、と思っていたところ、「メンタルヘルスケアへのアクセスの低さ」「幸福度の低さ」に起因して中央値以下。心のインフラの、完全なる後進国と言えます。無力さと共に、EQアドバンスファシリテーターとして放ってはおけない事実が明らかとなりました。

自分自身のプロであれたなら

個人事業主になり、何のプロフェッショナルになっていけばよいのだろうと不安に思いながらがむしゃらに仕事をし、プライベートでのストレスも重なり、体を壊しました。そして「いつも最高パフォーマンスを出せる自分でいるには、どうしたら良いのだろう?」という問いが生まれ、そんな中EQと出会いました。

EQと出会い、EQアドバンスファシリテーターという上位資格まで取るほどEQを学ぶこと・実践すること・届けることに専念している今私が思うのは、「自分自身のプロでありたい」それに尽きます。世界に1人しかいません。どんな肩書きにも、今ある世の中の何にもなるのでなく、私、という人間のプロフェッショナルでありたい。私を知り尽くし、大切にケアし、心から応援していたい。

なぜ、こんなにEQなのか

私はEQというものに出会い人生がとっても楽になりました。ですので、EQというスキルを信頼していて、届けたくて仕方がない。のですが、なぜそんなにEQなのか。

● 思考やロジックだけでは、自分にもチームにも社会にも、どうしても限界がある
思考よりも感情の方がパワーを持っている
● 感情は理由があって湧きおこる
● 感情は自分本来の生き方のヒントを教えてくれるメッセージである
● 感情の仕組み(思考・体・脳のこと)を知ることは、車の運転免許を取るのと同じこと(自分の体≒車と脳≒仕組を知ること)

日本社会で多くの場所で置いてけぼりにされていることですが、科学で証明もされている本質的なことです。もっと早く知っていたら、もっと自分を大切にできたかもしれない。EQと出会う前の私は、本当に挫折や失望や自己否定も多い20代を過ごしていました。

(追記 2021.01)EQを定期的に・体系的に学びたい方へ、EQを学べるプラットフォームを設立しました

2020年夏、コロナ禍で多くの人が不安な感情でいっぱいになっていた最中、DAIJOUBUというEQx教育・子育てのプラットフォームを立ち上げました。

EQは心のインフラになります。肩の荷を下ろしてくれて、生きやすくしてくれます。力を抜いて自分らしく生きていく力を、自分の人生への納得感を、対人関係の中での立ち居振るまい(自然発生する感情のケアの仕方)を、育てていくことができるのがEQです。

どなたにもオープンな定期クラスも開催しておりますので、ぜひご参加お待ちしています。

画像2


EQ関係の記事にサポート頂けたらDAIJOUBUに、音楽関係の記事にサポートを頂けたら音楽活動に、大切に使わせて頂きます💛