複数の生業をどう生み出すか考えるイベントに登壇するんですが

今週末に、イベントゲストとして呼んでもらってお話をする機会をもらった。イベントタイトルは「みんなで考えるナリワイづくり~複数の生業をどう生み出すの?~」というものだ。

さて、まずは今はどんな仕事をしているのか振り返ってみる

月曜:京都精華大学非常勤講師
木曜:同志社大学大学院非常勤講師
2ヶ月に1回:南山城学園魅力発信チーム研修

以上だ笑

それ以外の日程は、特に定期的なお仕事もない

今年度で収入を得たものとしては

・京都のとあるお店のコンサルティング
・葉山でのフォーラムゲスト登壇
・佐賀でのファシリテーション講座
・某大学のファシリテーション授業の講師
・「小さなラボ」の開催

これくらいが思いつくところで、あとの時間は色んな方々の相談に乗っていたりタコスを食べたり、撮影したり、サウナいったり、新潟行ったりベトナム行ったり、コワーキングスペースを回ったりしていた。

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とはいっても、これから今年のお仕事として3本ほど半年間のプログラムを予定しているものがある。それをやっていると、昨年ほどの収入を得られるくらいにはなりそうだ。つまり、僕の現在の働き方を振り返ってみると、毎年継続的にやっているお仕事がいくつかあり、それがベーシックな収入となっていて、これに加えて自分のスケジュールの空きを使って仕事を入れたり、自主開催しながら収入を得ているという形なのだ

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それで、今回の「みんなで考えるナリワイづくり~複数の生業をどう生み出すの?~」というタイトルにつけて考えると、そもそも複数の生業をなぜ持ちたいのか?ということになる。お金が1つで足りないから複数なのか、それとも刺激が足りないのか、はたまた将来への貯蓄なのか。その複数の生業をなんのためにやりたいのかが問題になるように思う。

ちなみに、自分自身は複業をしたくてしているわけでもなく、複業をしているという感覚もなく、必要な人の必要に応じてお仕事していたり、自分のやってみたいことをやってみているだけなのだ。ただ、複数の収入源を持つこと(かつ、必死に自分の時間を潰して働かなくていい仕事)で、人生の余白が大きくなって好きなことができている状態は、確かにラッキーで嫌いではないし、おかげでいい刺激を得る機会は存分に増えた。

以前、会社員をしていたときのことだが、毎日朝から夜22時くらいまで働いていた頃と比べ収入は変わらないが、自分の時間を持つというのと仕事を選べるというので、大きく人生は変わったように思う。あ、でも最後の1年くらいは22時までみんなが働く会社で19時には帰っていたし、当時から会社以外のコミュニティにも属したり作ったりして過ごしていたので、その辺りはシフト期間だったように思う

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で、話を戻すと「なんのために複数の生業を生み出したいか」だったけど、それは置いといてどう生み出すのか。というと簡単だ。1つ1つの生業を1つ1つ作っていくに他ならない。そして色んなクライアントやお客様を捕まえるには、1つ1つの仕事を丁寧に自分の満足いく形でつくりあげるしかない。それをみて、次の仕事が、次の次の仕事が増えていくからだ。そして、その1つ目を何にするかは、2択だ。好きなことか、できることか。ちなみに僕は、できることから入ったように思う。自分の既にできることを活かして、必要な人に提供していくことから始まった。あ、でもそのできることは「好きなこと」をやっている間に身についたものでもある。ので、結果的には好きなことをやってみることが始まりだったかもしれない

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ここまで書きながら「ナリワイ」とは何かと思った。仕事ではないのか。

個人で元手が少なく多少の訓練ではじめられて、やればやるほど健康になり技が身につき、仲間が増える仕事のこと http://nariwai.org/wordpress/about

ということだ。やればやるほど健康になり、技が身につき、仲間が増える仕事。なんだこれは。今やっていることはナリワイなのだろうか。元手がなくても確かに始められる。コミュニケーションの手法をベースにしているので、多少の訓練さえあれば実践で磨いていけるし技が付いてくるものだ。そして、人との関係性が育まれていくので健康になるし、仲間も増える。ということは、ナリワイだ。というか、だいたいそうじゃないのか。真逆なことを考えるとゾッとする。やればやるほど不健康になり、仲間が減っていく仕事。。。確かにどこかにはありそうだけど。

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と、この辺までにしといて、残りは当日のイベントで他ゲストのお二人にぶつけたり参加された方に問うてみたいと思います。えー、どんな話になるんだろうな。楽しみ。

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