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Maxon製品のライセンスを組織で安全に管理するためのチームライセンス

Maxonのライセンスには、個人ライセンスと組織が多人数で使用するチームライセンスがあります。個人ライセンスは、個人のアカウント(メールアドレス)に紐づいているので、企業内で使用者が特定されていない時には、アカウント情報を利用者全員で共有するか、管理者がすべての認証を行う必要があります。

個人ライセンスを組織で使うのはセキュリティ的な問題が

個人ライセンスを複数人で使用するためにアカウントの共有することは、セキュリティ的に問題があり、スタッフの異動や退職のたびにパスワードの変更が必要ですし、アカウント情報の漏洩にもつながりやすいです。また、一人のスタッフが、コンピュータを使い分ける場合複数のライセンスを使用してしまう可能性もあります。

アカウントのセキュリティを安全に保つために、管理者がすべての認証を行う場合は、利用者が多いと管理者に負担が非常に大きいです。
そうした問題を解決するために、Maxonではチームライセンスを提供しています。

組織のためのチームライセンス

チームライセンスには、チームライセンスとチームライセンスフローティングの2種類があります。いずれかのチームライセンスを購入された場合、ご利用のMaxonアカウントをチームアカウントに変更することが可能です。

チームアカウントになると、ユーザーを招待して、個人のMaxonアカウントにライセンスを割り当てることができます。チームライセンスフローティングになるとグループを作成してグループメンバーが自由にライセンスを使えるようにできます。

グループの場合、使用者がソフトウェア終了時に自動的にライセンスを解放します。(ライセンスサーバーへの反映には、1~2分程度掛かります)
また、強制終了などにより、ライセンスを解放できない場合や割り当てライセンスが未使用の場合、自動的にライセンスを解放する時間を1時間、3時間、1日、7日、14日のいずれかで設定可能です。

チームライセンスの管理画面

チームアカウント画面

チームアカウントに変更されるとチームページで以下のような画面になります。左のカラムがライセンス画面で、現在有効なライセンスと契約期間の終了日、ライセンスの割り当て状況が確認できます。

真ん中のカラムがグループで、グループを作成したり、グループにユーザーを登録できます。右のカラムがユーザーになります。

ユーザー欄では、ユーザーの管理が行え、ユーザーを招待したり、ユーザーのライセンスの使用状況の確認、ユーザーのチームからの除外、管理者として登録したりできます。管理者として設定すると、ライセンスの割り当てなどがアカウントの登録者でなくてもできるようになります。

ライセンス割り当て方法

ライセンスの割り当ては、ユーザー名をライセンスのところにドラッグ&ドロップするか、逆にライセンスをユーザーかグループにドラッグ&ドロップすることができます。

実際の使い方などは以下のビデオをご覧ください。日本語字幕を付けていますので、字幕を有効にしてください。

チームライセンス特典

チームライセンスの場合、優先テクニカルサポートやトレーニング(英語)がついています。さらに、Cinema 4DならCinema 4D Commandline レンダーライセンスが各2ライセンスを提供されます。

ライセンスの違いは下記の表をご覧ください。

チームライセンスの購入について

チームライセンスは、Maxonのオンラインショップから直接購入することはできません。弊社営業チームか、販売店までお問い合わせください。なお、チームライセンスには、最低購入ライセンス数がありますので、ご注意ください。

一度チームアカウントにされた場合、翌年はすべてのライセンスをチームライセンスで更新いただく必要があります。
これは過去にチームアカウントに変更されたお客様も対象となります。