Red Giant Completeの、VFX Suite、Trapcode Suite、Magic Bullet Suiteにアップデートや新しいプラグインが追加されました。

VFX Suite 3

新しく追加されたReal Lens Flaresは、シミュレートされた光学モデルとレイトレースされた光に基づいたリアルなレンズフレアを作成し、フォトリアルなルックが得られます。

Real Lens Flares

全く新しいレンズフレアプラグインが生まれました。シミュレートされた光学モデルとレイトレースされた光に基づいたリアルなレンズフレアを作成できます。

レンズシミュレーションエンジン

Real Lens Flaresは、本物のレンズの光学特性をシミュレートし、ガラス内部で跳ね返る光線を計算して、美しい画像を作り出すエンジンを搭載しています。

私たちのシミュレーションの精度は、光源が画面上で移動するにつれて、動き、変形し、融合するレンズフレアを作成します。まるで本物を見ているような感覚になるでしょう。

無限のカスタマイズ性

レンズのほぼすべての特性を変更し、レンズフレアのルックを変更できます。絞りを開け、反射防止コーティングを調整し、センサーを動かし、あなたの写真にさらに輝きを加えましょう。

プリセット

Real Lens Flaresには、実際のレンズシミュレーションに基づいた数十種類の美しいプリセットと、独自のフレアを作成するためのスタイライズされたフレアとコアプロジェクションのセットが同梱されています。

絞りのコントロール

絞りを変更することは、ユーザーがフレアの外観を変えることができる最も劇的な方法の1つです。Real Lens Flaresでは、ブレードの数、曲率、ねじれなど、数え切れないほどの絞りのプロパティを変更して、フレアの外観を微調整することができます。

光のコントロール

Real Lens Flaresは、本物のカメラレンズのように、光の種類、位置、強さを設定すると、設定した露出をもとに、エンジンがリアルなフレアを計算します。

色のコントロール

フレアの光の色をコントロールできるだけでなく、アーティストがそれぞれのガラスのプロパティを編集して、そのガラスが作り出す反射の色も変更できるようになりました。反射の色は、フレアの色になります。

コアプロジェクション

レンズモデルを介して、また個別に制御することができるコアプロジェクションのセットです。

テクノロジープレビュー

このリリースはテクノロジープレビューであり、私たちのアーティスティックコミュニティの参加によって進化していくものです。皆様からのフィードバックが、この全く新しいツールの未来を形作ることになります。

Trapcode Suite 18

Trapcode Suite 18は、すべてのTrapcodeツールでM1をサポートし、Apple Siliconのパワーとスピードをフルに活用することを可能にします。さらに、ParticularはFormで好評だったレイヤーマップの機能が使えるようになりました。

Trapcode Particular

Trapcode Suite 18は、すべてのTrapcodeツールでM1をサポートし、Apple Siliconのパワーとスピードをフルに活用することを可能にします。さらに、ParticularはFormで好評だったレイヤーマップの機能が使えるようになりました。

レイヤーマップ

Formで長年親しまれてきた強力な機能がParticularにも搭載され、両ツールの組み合わせがさらに広がりました。Particular内でFormの機能が使えるので、Formで生成したパーティクルからパーティクルを放射するといった使い方ができます。

M1 サポート

先日、After EffectsがM1 Macにネイティブサポートしれました。Particularは、いち早く他のTrapcodeツールと同様、Mac M1マシン上でネイティブに動作し、Apple Siliconの強化された性能をフルに活用できます。

Magic Bullet Suite

Magic Bullet Suite 16は、Looksにハレーション、オプティカルディフュージョンの2つの新しいフィルムおよびレンズエミュレーションツールを追加しました。また、新しいカラーマネジメントシステムOpenColorIO - ACESをLooksに初搭載し、様々なソースのミキシング、成果物の作成、複雑なポストパイプラインでのLooksの作業において、より優れたコントロールを提供します。

Magic Bullet Looks

Magic Bullet Suite 16は、Looksのために2つの新しいフィルムとレンズのエミュレーションツールを追加しました。ハレーションとオプティカルディフュージョンです。また、新しいカラーマネジメントシステムOpenColorIO - ACESをLooksに初搭載し、様々なソースのミキシング、成果物の作成、複雑なポストパイプラインでのLooksの作業において、より優れたコントロールを可能にします。

オプティカルディフュージョン

オプティカルディフュージョンは、実際のレンズ上の様々な拡散フィルターをシミュレートし、映像に自然な柔らかさを与え、撮影されたコンテンツや3Dレンダリングに有機的な雰囲気を加えることができます。

ハレーション

ハレーションは、写真フィルムの乳剤の中で光が跳ね返る現象をエミュレートしたもので、画像の露出オーバーの部分の周りに美しい色合いの輝きを作り出します。

カラーマネジメント

より強力になった新しいカラーマネジメントモードのプレビューです。OpenColorIO - ACESは、アーティストが混在したコンテンツを扱う際に、より柔軟性を提供します。映像をACESカラーパイプラインに取り込み、ビジュアルエフェクトの計算時に最適なカラースペースを使用して品質を向上させ、カラーコレクションの精度を高め、プロジェクトの納品時に適切な適合性を確保することが可能になります。

Universe

Universe 6 では、新しいトランジションツールが１つ、新しいブラーツールが１つ、新しいスタイライゼーションツールが２つ追加され、クリエイティビティを発揮してプロジェクトを面白くする多くの新しいオプションを提供しています。70以上の新しいプリセットと組み合わせて、Universe 6はアーティストが楽しく直感的でありながら、素晴らしい結果をすばやく得られるよう支援します。

Sketchify

映像にスケッチ風のエフェクトを追加します。映像に滑らかなポスタライズ効果を適用できるため手描きらしくなり、さらに色のコントラストに合わせてライン効果も追加できます。

ChromaTown

ChromaTownを使えば、映像やモーショングラフィックスにモーフィングによる色の歪みを加えることができます。ChromaTownは、画像を色付きの小領域に分割し、様々な変形と組み合わせる色彩ストリークとブラーのユーティリティです。これは、方向性、線形、および放射状のブラーの力を、色彩的な分離とすべて1つの場所で組み合わせています。

Box Bokeh

Box bokehは、映像やモーショングラフィックスに四角いボケを追加することができます。

Stretch Transition

クリップ間に伸縮性のあるクロスフェードを加えれば、ワープしたようなトランジションが得られます。