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戦歴その4〜一般入試編

こんばんは、メイさんです。

新学期が始まり、弊学は鬼畜スケジュールのため、安定の詰め込みカリキュラム&エグい試験日程でバタバタしておりました。今も全く落ち着いていませんが、書きたくなったのでブログを更新しようと思います。いわゆる現実逃避です。

前回は、私がやっと大手予備校の医進クラスに入れたところまでを書きました。私にとって、塾と名のつくところに通うことは、当然現役ぶりです。ということは、周りの人たちは物凄く年下なわけで、それだけでも緊張していました。確か、浪人生活初日の一番最初の授業は数学で、講義開始ギリギリに行ったところ、広い教室の中に人がぎゅーぎゅー詰まっていてあまりにも空席が無く、かなり前方の真ん中の席に座るはめになったことを鮮烈に覚えています。私みたいに、一番下の医進コースに入るだけでこんなに苦労してきた人はいないだろうし、周りの人たち全員がめちゃくちゃ頭いい人たちに見えて、とにかく緊張しっぱなしの中で過ごしていて講義内容がよく頭に入ってきませんでした。でも、毎日通っていれば人間は次第に適応するもので、すぐにその緊張も解けてきました。次につらくなってきたのは、話す相手がいないことです。当然、年齢が大きく異なるということもありますが、そもそも塾に入った時点で同じ学校出身の人たちや寮生のコミュニティーが出来上がっていて、入る余地が全然ありませんでした。なので、塾に行っても誰とも喋らず、担当スタッフさんや講師の先生と話すだけの日々でした。2浪目までは、「受験生に友達は要らん」と思い込んで、自分を納得させて過ごしていました。3浪目は、「友達を作ったほうがいい」というアドバイスを受けていたことと、たまたまご縁に恵まれたこともあり、開講初日から友人が出来てそのまま共に乗り切りました。(ちなみに彼女も医学部医学科に合格しました!やったね!)

ちなみに、1浪目・2浪目の時は、話す相手がいなかったので、周りの人たちが私のことを知る由なんて全くありません。幸い、私は割と年齢不詳らしく、黙って座ってる分には実年齢が分からないと言われることが多かったので見た目の年齢的に浮く心配はあまりしていなかったのですが、模試で生年月日を記入する時には、昭和の欄にマークをした部分を必死に隠して周りに見えないようにしていました。笑 だって平成生まれがデフォなんだもん…ヘイセイコワイ…笑

勉強に関しては、最初はとにかく覚えることが山盛りでした。特に、化学や生物は私が現役の頃の教育課程よりも範囲が広く深くなっており、当時の知識を思い出すだけでは到底太刀打ちできなくなっていました。しかし、頑張れば頑張るほど模試を受けるたびに成績がぐんぐんと伸びていったので、「アラサーでもまだまだやれるやん!」とやりがいがありました。元々、今までの自分の成績の状況を見ていて1年で受かるとは思っていなかったので、とにかく最初の1年で基礎を固めようと思い、現代社会・化学・生物に関しては徹底的にまとめを作り、先生に質問に行ったりして分からないことを潰していきました。数学に関しては、「わからないことがわからない」状態だったので、日々の講義を聞くだけで必死でした。

1浪目の模試の成績による認定で、2浪目からは間をすっ飛ばして塾内で一番上の医進コースに通えることになり、そこで3浪目もお世話になりました。上のクラスに行って感じたことは、やはり講師陣の熱の入り方が違うな、ということです。あとは、周りの雰囲気も全然違います。もともと、2浪で終わらせるつもりだったので3浪目に突入するのは激しく悩んだのですが、あまりにも2浪目の成績の伸びがよかったことと、あともうひと頑張りでいけそうだと自分も周囲も感じていたので、3浪しました。結果的に、諦めなくてよかったです。そういう手応えは、意外とアテになるんだなぁと思いました。

科目ごとにやってきたことや、生活リズムについては後日個別に記事にしようと思っているのでここでは細かく書きませんが、そんなこんなで予備校を有効に活用して周りに支えられつつ、無事に医学部医学科に合格して今に至ります。

一番初めの記事でも書きましたが、私は決して優秀な人間ではありません。絶対医師になる!という強い気持ちを持っていたということと、自分にやれることを泥臭くやってきた、という2点が、自分が夢を叶えるスタートラインに立てた理由じゃないかな、と思っています。医学科に入るまでに随分と遠回りしてしまいましたが、きっとそれは私にとって必要なことだったんじゃないかな、とも思っています。それとは別に、「私にしか出来ないことをやってやる!」「世間をあっと言わせることをやってやる!」と変に力の入った生き方は疲れてしまうと思っています。少なくとも私はそうです。なので私は、「私が”私らしい”と思えて、生きやすいあり方」を追求してきた結果、今の生活になりました。晴れて医師になる夢を叶えるための第一歩を踏み出せたので、もうひとつの夢に向けても動くつもりです。(それについて、このブログで書くかどうかは分かりませんが、勉強関係とは全く違うお話なので敢えて今は触れません)

覚悟していたとはいえ、医学部の生活は想像通り大変です。でも、どんなに優秀な高校出身で現役で入っている人たちでも、みんな平等に苦労しています。入ってしまえば、年齢や数学の出来なさはほとんど関係しません。受験生活のように、先の見えない闇の中を進んでいた時に比べたら、遥かに希望を持てる生活になりました。くじけそうになっても、「まぁこれを乗り切れば医師免許取れるし…!」と思えばなんとか乗り切れます。・・・乗り切れると信じたいです…笑

余談ですが、今回のブログのトップ画にしたのは、勉強で大変よくお世話になっているコメダ珈琲店のサラダバゲットというメニューです。頼むときはいつも、無料で変更できるので、バゲットをガーリックにしています。それなりのボリュームの割に値段もカロリーも抑えめなので、オススメです☆

そんなこんなで、戦歴編はおしまいです。今後は成績の推移や勉強法、生活面についてや、その他諸々書いていく予定です。

ではまた。メイさんでした。

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