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戦歴その3〜学士編入編

こんばんは、メイさんです。今回は、学士編入に挑むことになった経緯などを書いていきたいと思います。

就職し、看護師として日々奮闘する毎日の中で、仕事のストレスや家庭のストレス、さらにはプライベートの人間関係のストレスなども加わって心身ともに調子を崩してしまいました。それまでは全力で悩みながらもそれなりに楽しんで働いていた仕事に対しても意欲が無くなり、密かに転職を考えて様々な病院に見学に行ったりするようになっていました。この時は看護師を続けていくこと自体でいっぱいいっぱいで、受験のことは頭の中からかなり薄れていたように思います。

そんな時に、見慣れない電話番号から着信。母校の教授からでした。内容は、「大学院進学に興味は無いか?」といった話で、今後の身の振り方に悩んでいた私は「興味あります!」と即答して、すぐに教授にアポを取り、その年の院試を受けることになって、そのまま大学院に進学することになりました。今思えばかなり衝動的な決断だったかもしれません。でも、何かしらのアクションを起こして現状を変えたいという一心で行動した覚えがあります。

進学先は専門看護師を取得できるところだったため、どうせ看護師でやっていくなら専門看護師を目指そうか、という気持ちで院生生活をスタートしました。また、それまでの職場が学校から遠方であったため、進学にあたって職場を退職し、母校の大学病院の非常勤で働くことにしました。

学生に戻り、仕事も非常勤になると少し自分の中で余裕が生まれます。それまでの職場で感じていたことや、非常勤で働く中で感じていたことについて深く考え込む時間が増え、医学部を諦めきれない気持ちが再燃してきました。

なんとなく頭の片隅にあった「学士編入」という言葉で検索をしてみると、意外と学士編入を実施している大学が多いことを知り、「これは、頑張れば自分でもイケるんじゃないか…」と思うようになりました。

そこで、院生1年目の年にお試しで1校受験したものの見事に撃沈。それでも、実際に受験した感想として、それなりにやれば手が届くかもしれない、という感覚を得ていました。院生2年目の途中で、学士編入試験に本腰を入れるために教授へ医学部再受験にトライしたいことをカミングアウトし、休学することに。この年は国立3校、私立1校の学士編入に挑戦し、そのうち国立1校は書類審査で通過していたため淡い期待を抱いていました。

…が、しかし、現実はそんな甘いはずもなく。見事に全落ちしました。よせばいいのにセンター試験も受験し、壊滅的な成績を取りました。(この時の成績開示も手元にないため、断片的にしか成績が残っていないのが残念…)さらには私立の一般入試も1校受けたのですが、当然全くダメダメでした。

その翌年度はプライベートで色々と忙しい時期であったため、休学を継続しつつも学士編入は挑戦しませんでした。そんな中、家族の都合で遠方への転居が決定。大学院に通い続けることが困難になることが確定してしまいました。

どうせ大学院を退学して仕事関係も周りの環境もリセットになるならば、それをきっかけに本格的に医学部受験に挑んだ方がよいのではないか…?それも、具体的な対策がよく分からない学士編入よりも、一般入試に絞った方が可能性が高いのではないか…?という気持ちが固まってきました。

そこで、転居先で大手予備校に通うことを決めつつ、この年のセンター試験も受験。試験前はそれなりに独学で勉強していたつもりだったのですが、この年も壊滅的な点数。。さらには、予備校のコース認定テストで、医進コースの一番下のクラスですら認定が取れず、かなり苦労をしました。

新しい町に引っ越してからも認定テストを受け続け、開講ギリギリになってやっと一番下の医進コースの認定を取れました。

やっと予備校の医進コースに通える・・・一番下のクラスといえども、この時は安堵感でいっぱいでした。

そんなこんなで、学士編入から一般入試へシフトチェンジすることが確定し、予備校での浪人生活がスタートしました。次回からは、アラサー浪人生がどのような浪人生活を送っていたかを書いていこうと思います。

ではまた!メイさんでした。

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