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マーケティングタウンで学んだ5つの弱点。

20代マーケピザ × Marketing Townさんのコラボイベントへ行ってきました。

3/7の #20代マーケピザ に初参戦したあの日から、気づけば村人化してますが、

#20代マーケピザ は、気づきの宝庫だから、学んだことをすぐ現場(私の場合は経営)に活かせることばかりで、行った時間以上に得るものがあるから参加してます。気になるけどまだ行ったことない人はぜひ!企業のマーケ担当の方が95%くらいだと思いますが、私のような経営者もいます。(むしろ、経営者ほど行った方がいいとおもうなぁ。実践の幅が広いので。)

そして、今回コラボされていたMarketing Townについてご説明します。

株式会社NEXERAさんのHPより引用

https://marketingtown.jp/

ボードゲームをしながら、経営を学べるというもの。

実際の写真はこんな感じ。今回は5人でプレーしました。

市場調査・出店・広告・仕入れ・販売・資金調達

をこのボード上で行い、営業利益がトップの人が一位というわけです。

以下、プレーした後のツイートです。

このツイートから何が言いたいかというと

ボードゲーム上で、自分の弱点がすべてわかる。ということ。

最初に市場調査をしたのですが、1番高い値段で商品が売れるAの市場を見つけることができて、「あっ、ここに店舗だそう」って思ってたら、ほかのプレイヤーが、そこに出店したんですね。

私はそこでもう一度市場調査をして、新たな立地に出店すべきだったものの、価格競争になることを分かっている前提で、そのまま最初に目星をつけた場所へ出店し、自ら競争に入っていったのです。「いや、なんでやねん。」と。

今回は、仕入れ値に応じてしか商品の区別がなかったので、全く同じお店が徒歩2分くらいの場所に建ってるというようなバチバチの設定。

ここで分かった1つ目の弱点は、

1.スピード勝負をすれば良い訳ではない

狙った土地に競合が入ってきたのだから、今回のターンは市場調査をし直して、出店を1ヶ月遅らせるべきだったなぁって、すぐ勝負を仕掛けるタイプなので「遅らせる」という思考はなかったですね。ただ、このいつものパターンをボードゲーム状でも実践したおかげで、そうするとどうなるかということが目に見えてわかりました。

競合と戦い何が起こったかというと、当然ですが価格崩壊が起こり、そして運の勝負になってきます。

本来15円で仕入れて40円で売れる市場にいる(原価率37%)なのに、競合に勝ちたい&キャッシュフローを早く回したいと思ったあまり、30円で値付けしたんですね。原価率50%までなら良いかなって。ただ、ここで価格競争をして相手に運で勝てたことで(競合と同時に価格を言って安い方が売れます)、また2つめの弱点が見えました。

2.勝ちパターンを繰り返していた

競合に勝てたことが嬉しかったあまり(価格で買っただけなのに、勘違い)「この調子でこのエリア攻めよ。」という思いのまま、6月から3月まで市場調査を一切せず、自分なりの勝ちパターンを永遠に回してました。笑  ただ、私が在庫を切らしたタイミングで、競合が最大価格の40円で商品を売り出したんです。

3.競合の動き(在庫の量)を見ていなかった

同じ商品を売っていても、相手の動き方を見れていなかった。これはまさに、私が現場でも出来ていなかった事だと反省しました。同じ市場にこういう会社はいるということを認識できていても、動き方に全く注力していなかったんですね。相手のサイクルや動き方で戦略を変えないといけないという大事なことを改めて学びなおしました。

そして、

4.勝っている時に種まきをしない 

勝ちパターンを見つけた時、やっとそれが軌道に乗ってきたら楽をしている場合ではなく、むしろ走らないといけないタイミングなんですよね。それも頭で分かってるのに、今回は、1期で終了だからという言い訳もありますが、他の市場がガラ空きだったのに、ブルーオーシャンを素無視してしまう。という機会損失。

5.使ったお金は売り上げから引かれる

出店や市場調査、広告に使ったお金は当然ですが、売り上げの合計から引かれます。経営するということは、使ったお金に対してどれだけの利益を生むのかが分かっていないと使えません。今回は300万円の残高に対して100万円で出店がスタート。200万円の状態から安く仕入れて、高く売る。そして、どの市場で売るのかとタイミング。高い商品を仕入れれば、売れる金額も勿論高いので、期末残高の金額は上がります。ですが、仕入れにも大きな金額が動いているため、利益の最大化にどこまで自分が貢献できたかは、営業利益を見ればわかります。結果は黒字でしたが、良い土地と良い商品を仕入れたにも関わらず、競合がいるところを狙って価格競争をしてしまい、最大化が出来ていなかった

そして、スピード勝負ばかり仕掛けて、市場の価値を下げた上に、相手に動きを読まれてしまった。

リアルな反省が次々と襲いかかってきました。笑

まさか、ボードゲームで本気の経営と自分の普段の動きがそのまま出るなんて、誰が想像ついたでしょうか?

代表がこんなことを呟いていました。

飛田さんの想い通りのゲームでした。本気の高速PDCA。

丸一年って結構な時間です。そしてお金も相当使います。それが、このマーケティングタウンでは、3時間もあれば、自分の悪いところが全部わかります。そして、普段は目に見えない競合の動きが可視化されてます。

こんな経営の擬似体験を作られた、株式会社NEXERAの皆様には感謝しかありません。

CBO(最高ボードゲーム責任者)の方へも、本気のお礼を伝えたすぎてコメントさせていただきました。

家に帰ってから、こんなことを思いました。

「マーケティングタウンの運営メンバーのテクニックとリアルなマーケティングのスキルが気になりすぎる。」

そしたら、おふたりからとてつもなく嬉しいコメントが届きました!(嘘でしょ)

ということで、5/4に大阪のオフィスでお二人にこてんぱんにしていただき、経営スキルをのぞかせて頂こうと思います。笑


そして、この続編をまたnote.に書きますので、ご興味ある方いらっしゃいましたら、ぜひまた、覗きに来てください!


マーケティングタウンの皆様、20代マーケピザの皆様、素晴らしい学びの機会を本当にありがとうございました!!


艸谷真由(インスタグラマー社長)

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