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1年間経営してみて学んだこと。

みなさん、こんばんは。

インスタグラマー社長の艸谷(クサタニ)です。

会社を創業して1年が経ち、今日から2期目に突入しました。1年って早いですね。本当に。

去年の8月、Instagramしかしていなかった主婦が起業してからは本当に色々ありました。独立してからは、出版を皮切りに素敵なクライアントさまに恵まれて、インスタグラムのマーケティングをメインとした様々な事業に日々トライさせていただいているのですが、2期目からお受けさせていただく新規の案件に関しましては、自分の気持ちに正直になりたいと思います。

「私はアパレル業界に携わる人たち幸せにしたいです。」

ただ、自分のブランドを立ち上げるとかではありません。Instagramを通して、どこまでリアル店舗と変わらないコミュニケーションが取れるのかというものに挑戦したくなりました。アパレル企業さんのSNSを顧客さんとの交流の場に変えていきたいと思っています。

なぜ、ここまでアパレルに固執するのか。

アパレルじゃなくてもコミュニケーションをSNSで取りたい企業さんは正直沢山いらっしゃると思います。ですが、私の能力を最大限に発揮できるのがアパレルであるのと、私自身がアパレル業界にしか興味がないレベルに好きなので、「できる✖️好き」のジャンルで挑戦したいと思いました。

販売員歴は大学生時代の3年間と新卒1年間で、5ブランド経験し、店長もしました。

Heather  イオン
URBAN RESEARCH  路面店
SHIPS  グランフロント大阪
TOKYO BASE (STUDIOUS) 心斎橋大丸  ルクア
3.1philliplim  阪急うめだ

何事も着実にステップを踏みたいタイプなので、販売員としての経験値は、ブランド(特に単価)も場所も網羅してる気がします。(笑)

これだけ沢山のブランドを経験してきた理由は1つで、自身の売るスキルが、環境に変化されないかどうかを知りたかったからなだけなのです。

結果は、どこにいっても売れました。
MAXは平均客単価2万円以下のお店で
月間個人売りが735万円でした。
(月の店舗予算が1600万円のお店での結果です。スタッフは6名いました。この単価での、一般的な個人売り上げで考えると2倍以上になります。)

なんでそんなに売れたのか。改めて振り返ると売り方の違いと客単価・セット率の差かなと思いました。「お客様がすでに気に入っていて、あとは買うか買わないかの2択になっているタイミングに最後の一押しをする」というスタイルではなく(むしろそういったお客様にはほぼ接客しません。なぜかというと、店員さんの力はあまり関係ないから。)「何が欲しいかすら分からないけど、なんか欲しい」というお客様に対して0から提案をしてきました。私の場合、全身フルコーデのご提案がメインなため、まるごと買っていただくことが多かったのです。そして、デザイナーズのラインしかほぼ販売してなかったので1点の金額も高い。なので、同じ接客回数でも1人だけ桁が違うこともよくありました。

そして、とにかく目の前のお客さまに楽しんでもらうこと。よくスタッフから「艸谷さんと話すお客さまはいつも楽しそう」と言われてきました。それは、私が楽しませているというよりか、私が楽しみすぎてお客さまに伝染してるからだと思います。(笑) お客さまの様子は自分の鏡なので、自分がつまらない接客をしていたら相手もつまらなくなるものです。

これをInstagramの中でも実現したいと思いました。インスタの中に販売員(ファッションのわかる運用者)を出勤させて、一人一人のユーザーの声を聞きながら、販売していく。オンラインからスタートな分、リアル店舗でのファーストアプローチ以上にハードルは高く、最初からいきなり心を開いてくれるユーザーは少ないと思いますが、日々のコミュニケーションがインスタの中で取れれば、それは可能な世界じゃないかと思いました。

今、ブランドは簡単に作れる時代で、どんどん増えてきていますが、大半がすぐになくなります。せっかく作ったブランドを生存させるためには、同じお客さまと何度やりとりができるかと1回の購買で何着まとめて買っていただけるかだと思うのです。

私ができることは成功例(インスタの中でのコミュニケーションの取り方・販売実績)に導くための企画やコンサルをさせていただいて、そのノウハウをブランドさんや販売員さんに伝えていくこと。いつまでもたくさんのお客様に愛されるブランドづくりのお手伝いがしたいです。

ECだと、ユーザーとの接点はカスタマーセンターにメールか電話という形で、ラフに運営者と関わることはできないし壁を感じます。しかし、インスタなら、ユーザーとの接点は、いいね・コメント・DM・ストーリーズ・IGTV・ライブ配信と接点しか用意されてないくらい装備されているのです。これは使いこなさないと本当にもったいない。

インスタはフォロワー数を単純に増やせばいいというのはもはや都市伝説だと思っていて、結局何のためのプラットフォームにするかどうかが大事です。これは、自身がたくさんのアカウントを育ててきて思ったことでもあり、実際に何十万フォロワーいてもどうにもなっていないアカウントを何個も見ているから。仮にイベント集客用に10万フォロワーいるアカウントを持っていても、リアルイベントの告知をして10人しか来てくれなかったら、それはフォロワー数10人と同じです。

まずは、認知を取るためにフォロワー数を増やすことももちろん大事ですが、企業側のアカウントは特に、これからは数よりも質。

個人ならフォロワー数でお仕事の依頼が来ることがメインなので、表向きのフォロワー数が影響します。(ここも語り出すときりがないですが、一般的には)しかし、企業はダイレクトにフォロワー数が影響することはありません。

アパレル企業でゆうと、ECの売り上げに繋げたいと思います。そのためのInstagramなら、フォロワー数ではなく、ECで買ってくれる人を集めたコミュニティを作ればいいと思うのです。

まずは、最初の100人とインスタの中からコミュニケーションを取れるように、インスタの中をリアル店舗と変わらない、むしろインスタ店の方が賑わってるくらいの場所にしたい!もしくは、すでにそれ目指してた!というアパレル企業様がいらっしゃいましたら、一緒に作りましょう!!


同時に、販売員さんのInstagramを強化したい思いが強いので(自分が当時やっていなくて後悔しました。販売員さんこそ、インスタを頑張るべきだと思っています。理由はまた書きます。)モチベーションが無くて困ってるとか、むしろ頑張ってくれてるのに全く伸びてなくて、、というような場合でも、いつでもご相談ください!


インスタグラムの新しい発信メソッドは、本の内容で終わりじゃない。まだまだ続きのストーリーを皆さまと一緒に更新し続けていきたいと思います!


株式会社grams
艸谷真由



書籍はこちら( おかげさまで、現在3刷です。本当にいつも応援ありがとうございます。 ) 

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