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noteを始めたおかげで行動できるようになった

noteをちゃんと書き始めて約2ヶ月。
この2ヶ月で、私は自分でも信じられないほど色々なことを考えて、行動に移すことができました。
それまでは仕事のストレスで何もする気が起きず、目的もなく毎日を過ごしていた私。惰性でアニメを観る毎日でした。
それが、noteを始めてからの私はこんなふうに変わりました。

  • フリーランスを目指してライティングの勉強をするためにSHElikesに入会した

  • 勉強のためにPCを買った

  • SHElikesで学ぶうちにWebデザインにも興味を持ち、Photoshopを触り始めた(が、やはり今はライティングに専念することにした)

  • 現職では副業ができないため転職活動を始めた

  • 転職活動をするうちに、正社員ではなく派遣やパートとして働くのもいいなと考え始めた

  • 引越すために断捨離を始めた

  • ミニマリストの考え方に共感し、目指し始めた

短期間のうちにこんなにも多くのことを経験したのは、私の人生で初めてのことかもしれません。
今回は、私がnoteを始めたおかげで行動できるようになった理由についてお話していきたいと思います。


リアルでは伝えられない思い。文章でなら表現できる

私は口頭で自分の思いを伝えることが非常に苦手です。
口で話すのが本っっっ当に苦手な超絶コミュ障なんです。

例えば先日、公務員を辞めたいという記事をnoteに公開しました。
記事では公務員を目指した理由から実際に働いてみて思ったこと、辞めたいと思うに至るまでを詳細に書くことができました。

こちらが実際の記事です ↓

しかしリアルで「なんで公務員辞めたいの?」と訊かれたら、
「アッ……なんか、その……向いてないなあ……みたいな?……ハイ」
ってなると思います。
文章ではあんなに自分の思いを書けたのに、喋るとなると1/3どころか、1/1000も伝えられません。1/1000の純情な感情。

どもるし、説明下手だし、相手が言ったことを瞬時に理解してそれに対する答えをその場で考えて話す……というのが苦手で。
大学生の時なんて、学校の人と一言も喋れませんでした。盛っているわけではなく本当にです。
なんでみんな普通に会話のキャッチボールができるんだろう?と不思議でなりません。

私があまりにも会話下手なので、基本1ターンで会話が終わってしまいます。
せっかく話しかけてもらえたのに申し訳ないな……といつも思います。
かと言って会話を続けようと無理すると、意味不明なことを言って相手を困らせてしまい、さらに申し訳ない結果になってしまいます。

グループだと会話に入れず、笑顔を浮かべるだけの存在になってしまいます。
みんなの会話のテンポが早すぎて、途中から内容についていけなくなった……ということも多いです。
そんな私を気遣って、どう思う?と話を振っていただけることもあります。
しかし、突然話を振られてフリーズする私。その場は放送事故のような空気になってしまいます。
そんな時は、存在していてごめんなさい……と落ち込んでしまいます。

でも、家に帰ってよくよく考えたら、あの時ああ言えばよかった、と答えが出ることも多いです。
自分には考えがない。以前はそう思っていましたが、それは誤りだと気が付きました。

私は人より時間がかかるだけで、考えをまとめることはできる。
喋るのが苦手なだけで、その考えを書いて伝えることはできる。

私はよく「何を考えているのかわからない」とか「掴みどころがない」と言われます。
自分でも自分のことがよくわかりませんでした。

しかし、文章を書くと自分の考えが見えてくるのです。
口での会話だと、ろくに考える時間もなく発言しなければならない。
でも、時間をかけて文章にすれば、ちゃんと自分の考えがあるのだと気付けるのです。

文章は自分との対話。書くことで現実味を帯びてくる

会話でのコミュニケーションは苦手。
しかし、書くことで伝えることはできると気付いた私は、自分の考えを文章にすることを始めました。
働き方について悩んでいた私は、そのことを書きました。
その結果、自分がフリーランスという働き方や、ライターという仕事に興味を持っていることが明確になったのです。

文章にせず考えているだけだったら、そういう生き方もあるんだなあ……と思っているだけだったかもしれません。
しかし文章にすることで、自分が今の仕事を苦痛と感じていることや、自分に合った仕事をして生活したいということが「目に見える」ようになりました。
私って、こんなことを考えていたんだ。自分と会話をしているような気分になれたのです。

自分の考えに向き合った私は、ライターの勉強をするためにPCを買い、SHElikesに入会しました。
そのことについても、記事にしました。
文章を書くことで自分の考えを知り、そのために行動する。そしてその過程を書くというサイクルのようなものができたのです。
今まで真剣に向き合っていなかったことを、私なりに深く考えて文章にしてnoteに投稿した。
すると、今までは諦めていたようなことでも現実味を帯びるようになったのです。

文章を書くために考えるのか、伝えたい考えがあるから文章を書くのか。
私の場合、多分その両方だと思います。
ちょっと頭に浮かんだことを文章にしよう!と思って、そのために深く考える。
そのうちに伝えたいことが増えていって、それをさらに深掘りして……。文章を書く時はその繰り返しです。

一応構成を決めてから書いているのですが、書いているうちにあれもこれも……と伝えたいことが増えます。
私の場合、それを口頭で伝えようとすると話がまとまらず、どんどん違う方向に飛躍してしまいます。
しかし文章であれば、追加で伝えたいことができても既存の構成に入れ込んだり、新たな項目を作ることが可能です。必要に応じて削除することもできます。
そうすることで自分の考えに深みが出てきて、それを整えていく……そんな過程がとても楽しいです。

反応をいただける喜び。モチベーション爆上がり!

noteに記事を公開したところ、想像していたよりも多くの反応をいただくことができました。
いいねもコメントもフォローも、XへのDMも全部めちゃくちゃ嬉しいです!
この場を借りて皆様にお礼を申し上げます。いつも私の記事をお読みいただき本当にありがとうございます!

前述したとおり、会話が苦手でリアルではうまく喋れない私。
特にここ数年は、仕事以外で自分の思いを誰かに伝えたことなんてほとんどありません。
そもそも怖くて発言できないし、何かを言っても伝え方が下手すぎて流されてしまったり、場をフリーズさせてしまいがちだからです。
noteを通して、そんな私の文章で誰かの心を少しでも動かせている……と考えると不思議な気分です。

今までに公開した記事の中で、多い記事だと約40~70近いいいねをいただけています。
これって、学校で考えると1クラスとか1学年分の人数ですよね。
陰キャコミュ障な私がクラスや学年全員の前で自分の思いを話すなんて、とてもじゃないけれど考えられません。
でも、自分の思いをnoteに書いたら、それだけの数の方に伝えることができた。
これってすごいことだと思います。伝え方次第で、自分の考えをいいと思ってくれる方に届けることができるのです。

私なんかが何を言っても意味がない。むしろ迷惑になるだけだ。
リアルではそう思っていた私が、noteで発信したら自分の思いに自信を持つことができたのです。

伝えられると楽しい。noteを通してもっと伝えたい

リアルでの会話が苦手で思いを伝えられない私……と何度も書いてはいますが、そんな私にも少ないけれどリアルで思いを伝えられた経験はあります。
むしろ、私がこれまでの人生で楽しい!嬉しい!と思えたのは、自分の思いを伝えられた時だったなあ、と思います。

中学時代、友達がいなかった私。
部活をやっていたのですが、メンバーとギクシャクしてしまい、途中で辞めてしまいました。
学校に行くのが辛くて、不登校気味になった時期もありました。
そんなある日、好きなアニメをきっかけに友達ができました。
そのアニメの好きなところ、好きなキャラについて話すうちに、どんどん仲良くなれたのです。
次第にアニメ以外のことも話すようになって、その子の友達とも仲良くなって、学校に行くのが毎日楽しみになりました。
休日や卒業後も遊ぶ関係になれたのは、勇気を出して自分の好きなことを伝えられたからだと思っています。

そんな「伝えられると楽しい」ということを、noteでは文章を通して経験することができます。
これからも自分の心に浮かんだことを文章化して、リアルでは伝えられない思いを発信したいです。そして、行動することで経験を増やしていきたいです。

拙い文章ですが、皆様に読んでいただけることが私の励みになっております。
これからもどうぞよろしくお願いいたします◎

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