見出し画像

ロボット作り講座で学んだ「ものづくり」の面白さと大切さ

今週末は、家族でノンプロ研ファミリー向けプログラミング講座(=ファミプロ)の「ロボット作り講座」に参加してきました。

最近子供向けロボット講座とかプログラミング講座というのが多くて、自分の子供が「子供」の枠に入るうちに参加してみたいと思っていたので、家族で参加してみました。

シンプルだけど凄いロボットキット

今回のロボット講座はユカイ工学さんと協力のもと、そのラボ&事務所で開催したもの。

子供向け・・というので、我が家の子供達(中学2年男子と小6双子女子)には物足りないかと思ったのですが、大人の私も含めて、2時間半夢中で取り組めるキットでした。

そのキットが「ユカイな生き物ロボットキット」。

中身は超シンプル。
・モーター2個
・スイッチ(=コントローラー)2個
・電池ケース
・結束バンド
・両面テープ
・プラスチックの板
・目

大人の私から見ると、「なんだ、これだけ?すぐ終わってしまいそう。」と思ったのですが、びっくりしたのは中2と小6の子供たちの目の輝き。

スイッチは、ゲームのコントローラーについてるそのものだし、目(縫いぐるみについてるようなもの)は、生き物を連想させるし、子供達にとっては見ただけでワクワクするらしいのです。

そして我が家の子供達は三人三様、全く違う生き物ロボットを閃いたらしく、気が付いたら夢中で作り始めていました。

大人の私も楽しめるキット

実は、子供向けキットなのですが大人の私も見てるだけだとヒマかも・・と思いお願いしたいました。

子供が夢中になっているのを見ると、どんどん自分も夢中になってしまい、やはり2時間半もくもくとロボットを作ってしまいました。

今回出来た生き物たち

今回完成した生き物たちは以下の通り。
・なぜか車輪で動く鳥
・手のあるアザラシ
・ぴょうんぴょん跳ねる未確認生物
・謎の現金輸送車
・エイ(大人作)

結果として感じたのは、子供達の方が発想が豊か。大人では、思いつかないことをやりますね。小学校高学年以上だと、その発想を大人の助けを借りることなく完成させることができたので、より良かったのかもしれません。

ユカイ工学のラボは、「ものづくり」のリアル

工作が終わった後は、ユカイ工学さんの製品紹介をして頂き、その後事務所とラボも見学しました。

しっぽが動くQooboの紹介を見て、子供達「Zipで見た!!」と盛り上がってました。

ものづくりのラボは、ビルの一室なのに3Dプリンタや製品に着色するブースがあり、色んな工作道具あり、まさに大人の工作室。

親子ともどもワクワクして、こんな楽しそうな仕事場であるんだ、と感じました。

今回の最大の学びは「工作」から「ものづくり」「工学」につながる線が見えたこと

大人の私も参加してみて「ゆかいな生き物ロボットキット」から素晴らしい学びをいただいた気がします。

工作がそのまま本当に「ものづくり」そして「工学」につながっていること。

自分のロボットの足の付け方、モーターの置き方、大きさ、形、全てがロボットの動きに直結します。思うように動かかないと、どうして一つ一つの状態をチェックし、理由を考え、自分で直していきます。

他の人を作ったロボットを真剣に観察して参考にもします。

それって実社会の「ものづくり」過程そのものですよね。

我が家の子供達は、器用という訳ではないのですが、それでも十分色んな発想が出来て、面白いものが作りだせたというのは良い経験になったと思います。

もし、このスイッチの部分をプログラミングで遠隔操作できるようになれば、まさに自分でiotロボット!・・逆に言うと、プログラミングは「ものづくり」の一部だということですね。

今回ロボットづくりを通して、「ものづくり」の大切さを親子で学んだ気がします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?