メルカリを使って親子で販売体験?
「貧乏脱出マニュアル」を読んで
最近本が高いなあ・・と思いつつ、たまたまFacebookで紹介されていて面白そうな本は、つい買いたくなってamazonで見ていたら、「あ、この本しっかり内容ありそうだけど安い!」と思って買ってしまいました。
力強い、読みやすい文章で一気に最後まで読んでしまいました。
内容はストレート。本当にタイトル通り。
著者は、DV(実による父親による暴力)、極貧に幼少のころから苦しめられたが自らの力で留学費用を稼ぎ、米国留学を果たし、「ジョコビッチの生まれ変わる食事」の翻訳者として成功されたということです。
著者は、自分の経験から「貧困は子供を強くするというのはウソだ!」「貧困によいことなど一つもない。」「貧困は世界から撲滅すべき病だ。」といいます。
そして、この本は「自分と同じようにDVと貧困に悩まされる子供たちに、この本を手に取って貧乏から抜け出してほしい。」から書かれたとのこと。だから価格も安めに設定されているのだそうです。
実際書かれていることは、具体的。
著者がDVの被害者の現状、貧困を抜け出すために試みてきたことが、ちょっとエグいぐらいに赤裸々に描かれています。
本の苦手な方も、読みやすいのでぜひ読んでみてください。
結論として、著者が考える
貧困を抜け出すために直結する力は
一番に、セールス能力。
英語力があればなおよい。
ということです。
そしてまず販売(セールス)というものを体験する方法として
メルカリでまず何か売ってみよう
というのです。
本を読むとすぐ実践したくなる私は早速やってみることに・・
親子で初めてのセールスマン体験
この本を読んで感動した私は、メルカリを全く使ったことがなかったのですが、家にあった
・失くしたと思って買いなおしてしまったトレッキング用サングラス
・昔使っていた子供の玩具
・全巻そろった漫画一式(折れや傷み、カバーなしあり)
をメルカリで売ったところ、半日で全て売れ、びっくり。
子供の玩具は小5の子供達が「これは売れるのでは?」と提案してきた物でした。
私が送る準備をしていると、子供たちが商品を磨いたり、折れや傷みをチェックしたりして梱包するのも手伝ってくれました。
そして、届いてからどう評価されるかをドキドキ。商品到着後「良い」という評価が全てついて子供達と喜びあいました。
売り上げ高は、13,500円、純利益が約10,000円。親子で「販売」をプチ体験できました。
これからは全員がセールスマンになれる
今回やってみて確かに色んな学びがあると思いました。
売る人と買う人の気持ちが同時に理解できた気がします。
そして、価格の付け方についても。
最初の商品が、販売に出したとたん一秒で売れてしまい、安すぎたことに気づき、その後少し高めに設定するようにしました。
販売の面白さも体験できる
今回販売した玩具は知育玩具のポリドロン。
我が家は子供の人数が多いので少し多めに購入したのですが、それを販売したところお礼のメッセージが
「高校で数学の教師をしているので、空間図形が苦手な生徒を教えるのに活用させていただきます」とのこと。
子供たちに共有し、自分たちが邪魔だと思っていたものが新たに活用されることを知って親子で感動しました。
梱包は少し面倒でしたが、売り上げがあり、しかも販売した相手に喜んでもらえるとは、物を販売するって素晴らしいという気持ちになれました。
今は高校生でもメルカリを活用していると聞きます。
こんなセールス体験が十代から出来るって凄いことだと思います。(賛否両論あると思いますが。)
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