朝倉未来とBREAKINGDOWN

記憶の喪失は脳震盪の影響が考えられるが、私は精神修行者として彼の言葉から、自分を客観的に見ることが闘いから得たと感じた。
自分は何者なのか?
今までの自分が第三者として見ていたりなど、自分という存在が肉体/心/感情などから距離をおき、観ている。

自分は生意気だった。なぜ多くの人が自分に協力するのか?
自分を客観的に観ながら分析に欠けてることを認識する。
負けた事による喪失感。自信の喪失。自我の溶解。
意識的にリベンジをしようと奮い立たせようとするが、その奥底では何か未知の道が見え隠れしている。 休みを望み、それがどれだけ長くなるのかわからないのもその事の存在がうまく認識しきれていないからであろう。

BREAKINGDOWNの収録が数日後に控えていることにあまり楽しくない様子なのもこの企画の先には自分の望む未来に近づいていないことに気づき始めているからであろう。
人を楽しませることが好きで、人の人生を良い方向に変えることに喜びを感じているのが色々な活動の根幹にあると話しているが、その自分自身は最高の人生を満喫し切っており、常に喜びと恍惚感と愛、幸福、に溢れかえっているのだろうか?
自分が経験していないことを誰かにその価値を共有することはできないことを私は体験を持って理解しました。
人気が出て、お金が集まり、仲間や協力者も増えて自分の外側の世界で多くの人が望ものを十分に手にしているにも関わらず、自分の内面は喪失感に覆われているのにこの瞬間、気づく事になる。

話は変わり、なぜ、数百万人の日本人がこの企画に没頭し、彼をフォローするのか? 多くの日本で暮らすものの溜まりに溜まった鬱憤がどう吐きだぜば良いかわからず、怒りや相手を非難することで解消しようとする姿に安堵を感じるのであろう。私はこの企画を今の日本を表すニュースであると認識している。どんなメディアよりも的確に今の日本を見せていると感じる。
努力をして一つのことに集中して何かを達成することで人生が満喫するという感覚は誰もがその経験をすればわかるが、目立つことで人気が出てそれで人生が変わったとしても内面に何の変化も生じていないことがわかるのではないだろうか?
昔から日本は侍魂を重んじる文化が定着しており、一対一で戦うことに価値を見出し、そこに誇りを感じている。停滞しているこの日本社会の中、何かを変えたいと思う欲求が募り、そのわかりやすい形が喧嘩なのだろう。
これが不良たちだけの喧嘩ならここまでの規模にはなっていないだろう。普通に暮らしている人々も似たような気持ちなのでここまでこの企画が大きくなり得る。

世界的にも裕福で、尊敬もされ、科学も発展し、技術もあり、道徳のある人たちで構成されたこの国でここまで鬱憤が溜まりに溜まり、その吐口が喧嘩で発散してもその先にはどこかで喪失感に包まれ、過去の栄光に縋り仲間たちと無駄話を続けるだろう。

本質的に空虚な感覚があるその源は、今の日本の状況では、武術で有名であり武道が盛んなこの国でその国防をアメリカ軍に100%頼っている現実である。


つまり、侍魂や武道、武士道の誇りは全てメッキのようにいつでも剥がれ落ちるような存在であり、それにしがみつきながら大和魂だ日本人だ、俺は強い、とどんぐりの背比べをしているのが今の現代日本人の現実なのである。

いくら自分の過去が大変であり、苦難を乗り越えてきたのだとしても、この快適なぬるま湯に浸かっているのは皆同じなのである。

どこか滑稽な感覚にどこかで感じることになるのが常である。喪失感に陥ることは決して避けるべきことではない。現実を知るための一つの鍵である。

柔らかくあることは固いものよりも強い。これが功夫であり、Taoの教えでもあったりする。

アメリカ軍という枠の中に生活しながらこのような快適な環境で生きているからこのような企画ができるのであり、それをただ受け入れてみれば良い。
MMAの金網のリングに守られているから誰の邪魔もなくしたいことができ、怪我をしたらすぐに医者などが駆けつけて治療してくれる環境があるから心置きなく戦える。

この企画を世界平和に繋げる社会貢献活動に導き出すことができる。
この世界に稀な状況で生き続ける日本という国で、原爆を2回も落とされた相手国に今は国防を担ってもらっている日本という国で、守られ、快適な環境をより強調するように柔らかい快適な防具を開発し、それを纏うことで安全性を最高値まで高め、喧嘩をするのである。真剣に闘いに没頭仕切ることができ、その躊躇のないどこまでも研ぎ澄まされた集中力から生まれる闘いによる化学反応から心の奥底からの平静/平和を体感することができるのである。

この企画を(ULTIMATE PEACEFUL FIGHT)と名付け、有名になり、投資が増えてくるとともにその防具も改善させてゆき、最新技術を導入してゆき、あらゆる環境でも安全性を保ちながら戦うことができるので、世界にこの企画を広めてゆき、紛争や戦争の続く地域でも開催し、世界平和を最終的に達成するのである。
それまでに開発を続けてきた防具は時には空を飛ぶこともでき、海の中でも戦うことができたりなど、アニメの世界でしか実現できなかったことがこの現実でも追いついてくることになるのである。

完璧な平和/平静な意識を得て、他の人々と共有できるようになった時に今までアクセスできなかった次元を経験できることになるのである。

サポートしようという考えに至って頂き誠にありがとうございます。私はお金を得ることを相手が心から喜んだ値に応じて受け取れるようにできる方法はないものかと思考錯誤して、このサイトに出会い試してみることにしました。これで生きていくのに十分な収入が入れば世の中が間違いなく高い意識に進化。