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旅費ペイ目線で行く!2022年12月・香港旅情

◆はじめに

初めましての方もそうでない方もこんにちは。May-Chang(めいちゃん)と申します。
簡単に自己紹介しますと、本業の会社員の他、複数の副業にて昨年は本業並みの収入を得た東北住みの氷河期世代です。

昨年2022年のクリスマスにグアム海外転売のnoteをリリースしたところ、多くの反響を頂戴いたしました。大変ありがとうございます!

さて、今回は年末年始の休暇を利用し、2022年12月29日〜31日の2泊3日で香港に行ってまいりました。
個人的に香港は、10数年前の初来港からそのエネルギッシュな魅力に取り付かれ、最も訪れたことのある海外の地なのですが、そもそも関税がかからないフリーポートである上に、今回は旅費ペイ目線ということでまた新たな気付きや発見もありました。
お読みいただく皆さまにとっても何かしらのきっかけやヒントになれば幸いです。

◆事前準備と移動手段・宿泊場所

・事前準備

事前準備として、香港入境にあたっては迅速抗原検査(出発予定時刻の24時間前以内)または、PCR検査(出発予定時刻48時間前以内)の陰性結果の取得が必要です。
加えて昨年12月28日までは香港保健省指定のオンライン健康申告にて検査結果やワクチン接種証明の情報を事前登録し、登録結果から生成されたQRコードを入境時に提示する必要があったのですが、12月29日以降は指定のワクチン3回以上の接種証明書があれば不要となりました。
実際私の場合は、当日のチェックインと手荷物カウンターに並んだ際に、健康申告が登録済みかどうか(QRコードがあるかどうか)の確認はされましたが、現地に到着するとそれは全くノーチェックで、加えて入境時の空港PCR検査も同日に廃止になったため、結果コロナ前と同様のスムーズな入境でした。

なお入境後は入境日を0日として5日目までの間、毎日の自主抗原検査の実施が推奨されていますが、検査キットは現地のドラッグストアやコンビニなどで簡単・格安に購入できます。
今回は滞在日数が短いこともあり、以前コロナに罹った時に提供されたり買ったりしていた抗原検査キットを持ち込み、毎朝実施していました。
訪問先で検査結果の提示を求められることはありませんでしたが、念のためスマホのカメラなどで検査結果の写真を撮影して記録を残しておけば間違いないでしょう。

・飛行機

飛行機は、1月8日からの中国本土の実質的な海外旅行解禁の影響を受けて一時的な制限もありましたが、1月14日時点で日本往復の直行便は、成田、羽田、関西、中部、新千歳、福岡、那覇から出ています。
今回はANAマイルの特典航空券で羽田ー香港往復便を利用しました。
行きは年末年始の帰省ラッシュの影響もあるのか満席で混雑し、出発の遅れもありましたが、帰りは7〜8割程度の埋まり具合で、個人的に税関の電子申告も初めて体験することができました。

・通信

現地での通信は、私のメイン回線が元々ahamoなのもあり、今回もローミングオンで余裕でした。
基本4G接続で空港制限エリア内で一部電波の掴みの悪い場所があった以外は、概ね安定して通信できました。
私は普段サブで楽天を使っている(※海外でもデータ通信2GBまでは無料)のですが、現地ではdocomo(ahamo)、楽天共に香港の主要キャリアの一つ、3HKにローミング接続されます。
3HKはeSIMやプリペイドSIMのサービスも行っているので、日本にいる内に準備しておくのもよいかもしれません。
ここでの詳細は省きますが「3HK eSIM」などとネットで検索すると登録方法などが出てくるので必要な方は一度調べてみてください。

・現地の移動手段

現地での移動は主にMTR(地下鉄)と配車アプリのUberを使いました。
MTRに限らず、バスやトラムなど香港の公共交通機関利用に必須なのがオクトパスカード。
空港到着ロビーのエアポートエクスプレスのカウンターやMTR主要駅の「客務中心」と書かれた案内所などで購入できます。
iPhone利用者は物理カードをApplePayのウォレットに移すことも出来ますが、チャージには日本国内発行のカードは使えないので注意してください。(HSBC香港の銀行口座に紐づいたデビットカードでチャージできるのは確認しました。)

空港〜ホテル間は、今回の宿泊先・W香港がエアポートエクスプレスの九龍駅から併設のショッピングモール「Elements」を経て駅直結のため、そちらを利用。片道105香港ドルで空港から20分弱で九龍駅に到着。

Uberは日本と同じアプリで簡単に利用できます。香港はテスラ率高めなので一度乗ってみたかったのですが、配車のタイミングと呼んだ場所が合わなかったのか、今回は一度も遭遇せず。
代金はタクシーよりも若干高めのお値段なのですが、タクシーと比べて
①乗車拒否されない(後述の海底トンネル越えなど面倒な場所に行こうとすると拒否られる場合あり)
②運転が荒くない(香港の都市事情からなのか、香港人の気質的なものなのか、概してアグレッシブな運転です)
③英語が通じない可能性を心配しなくてよい(広東語オンリーの運転手も多い)
④現金払いしなくてよい(香港のタクシーは基本現金払いが主流、高額紙幣は嫌がられます)
⑤チップを考えなくてよい(トランクに荷物を積む場合は追加料金が必要。また細かいおつりはチップと思われる分を適当に取られて返されることが多い)
⑤九龍半島と香港島の間の移動時に通過する海底トンネル越えでグダられない
これらの点でノーストレスになるので香港慣れしていない方には大変おすすめです。
一応フォローしておくと、タクシーはそういうものだと思えばそれはそれで面白いし、ある意味香港らしいとも言えるので、余裕があればあえて経験してみるのも有りですね。

・宿泊先

ホテルはマリオットポイント利用にてW香港に宿泊。
12月に駆け込みでマリオットのプラチナエリートになったおかげで、予約時の部屋(スペクタキュラールーム)から2段階(ファビュラスルーム→ファンタススティックスイート)のお部屋グレードアップ。

ここはラウンジがない代わりにプラチナ以上の方は6階のバーでウェルカムドリンクがいただけます。

夜はDJプレイもあり、パリピ感強めな6階のWOOBAR

プラチナ会員特典は無料朝食を選びました。デニッシュ・ペストリー系が充実していたので、それらが好きな方は嬉しいかもしれません。
私は具材を自由に選べるラクサ麺が楽しくて、それとお粥ばかり食べていました。

◆今回行った場所

・アップルストア

香港には6店舗のApple Storeがありますが、今回は九龍半島側:香港最大の繁華街・尖沙咀(チムサーチョイ)にあるCanton Road店と、香港島側:香港の政治経済の中心地・中環(セントラル)にあるifc mall店に行ってきました。

香港版は中国政府の要望により、最新の14シリーズを含め多くの機種が2枚のnano-SIMカードを使った物理デュアルSIM対応となっています。

お値段ですが、人気の機種・容量だと
14 Proは
128GB 8,599香港ドル(≒146,870円)
256GB 9,399香港ドル(≒160,534円)

14 Pro Maxは
128GB 9,399香港ドル(≒160,534円)
256GB 10,199香港ドル(≒174,198円)
(※2023年1月1日から7日の間、税関の課税価格の換算に用いた価格:17.08円で計算)
となります。
為替レートによっては日本と同等または下回る場合もあり、お得です。

香港のApple公式のサイトの作りは日本と同じなので、翻訳を通せば、日本のサイトで購入経験のある方はさほど難しくなく受取予約が可能です。
通常、1度の注文につき2台まで注文可。
ゲスト購入でもApple ID紐付けでもどちらもOK。
支払いはクレカ決済のみ、日本のApple gift cardは使用不可です。

なお、日本へ直送は不可ですが、(香港内)発送の場合の納期は当時約2〜3週間でした。
渡航前10日間ほど日々の合間に14ProとProMaxの在庫をウォッチしていましたが、当時は128GBや256GBの低容量は在庫復活しても数分~数時間で無くなるような状況でした。

・クロムハーツ

アメリカ・ハワイ渡航時に要注目のクロムハーツですが、香港には九龍半島側・ペニンシュラホテルのアーケード内と、香港島側・中環のプリンスビル内に計2店舗あります。
『HONGKONG』とデカデカと印字されたアパレル品など、香港限定と思われる商品がチラホラと。

ペニンシュラホテルのアーケード
尖沙咀・ペニンシュラ内の店舗入口
中環・プリンスビル内の店舗入口

・海港城(ハーバーシティ)

尖沙咀の南西端に広がる香港最大の巨大複合施設。
1日中楽しめる…というかまともに回ろうとしたら1日ではとても足りないかもしれません。
今回その中でも、ISAアウトレット(https://isaboutique.com/)とトイザらス(https://www.toysrus.com.hk/zh-hk/)に立ち寄ってみました。


ブランド物アパレル品が最大9割引
香港内10数店舗あります

・(空港内の)ディズニーストア

空港内3店舗ある内、オープンしていたのは出国審査後の制限エリア内店舗のみ。

そのため全力でディズニーグッズをお買い物するなら素直にランドに行くべきですが、帰りがけにちょっと掘り出し物をチェックしたいとか、ランドに行ったふりしてばら撒き用のお土産など買う場合に重宝します。
タイミングによっては、旧イベントや時期を過ぎたグッズがセール品となりお買い得になることも多く、今回はクリスマス関連の商品や終わりかけのイベントのグッズが20%~70%offの割引価格で売られていました。

クリスマスグッズが70%オフ
香港ディズニー2022秋冬イベント『Wish apon a star』のセール品

◆時間があれば行きたかった場所

・ホライズンプラザ

香港島南部郊外の海怡半島 (サウスホライズン)にある、ハイブランドや家具などのアウトレット店が集まった28階建てのビル。
以前は最寄り駅近くのビルにPRADAのアウトレット専門店もありましたが、残念ながら数年前にクローズ。

・フロレンティアヴィレッジ

香港の新界地区南西部・葵興(クワイヒン)にある、ヨーロッパの一流ブランド中心の中華資本のアウトレットモール。

・シティゲートアウトレット

空港やディズニーランドがある香港最大の島・ランタオ島の東涌(トンチョン)の中心部にあるアウトレットモール。

◆おわりに

今回の実践にあたっては、所属しているオンラインサロン「りもわサロン」内での海外転売の情報や、りもわサロン主宰のりもわさんの海外転売noteを参考にさせていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

ちなみに香港のセール時期は、夏は早いところで6月半ばから遅いと9月頃まで、冬は12月から旧正月にかけてとなりますので、ショッピングメインであればその時期を狙って行くとよりお得になる可能性が高いかも。

中国本土が事実上海外旅行解禁になったことが今後どう影響するかは不透明ですが、コロナ前に民主派の抗議デモでドンパチやってた頃よりは確実に行きやすくなっているはず。
この機会に渡航を検討してみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました!


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