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旅費ペイ目線で行く!2023年2月・台湾マカオ香港周遊記

初めましての方もそうでない方もこんにちは。
May-Chang(めいちゃん)でございます。
簡単に自己紹介しますと、本業の会社員の他、複数の副業にて昨年は本業並みの収入を得た東北住みの氷河期世代です。

(※前回の昨年末の香港レポートはこちら↓)

さて、今回は2022年11月のグアム渡航と同様に飛び石連休を利用し、2023年2月23日〜26日の3泊4日で台湾・マカオ・香港を巡ってまいりました。

今回の渡航の目的は主に以下の通り。

  • (実は個人的に初の)台湾訪問

  • (過去香港からフェリーでしか訪れたことがなかった)マカオへの空路での入境

  • 同上の理由によるマカオー香港間のバス利用での出入境

  • 中国のゼロコロナ政策終了により入境規制が緩和されたマカオの現状視察

  • 2022年末の香港渡航で回り切れなかったアウトレット訪問

  • 台湾・マカオのApple Store視察

この辺りをまるっと確認しちゃおうということで。

上記に関する情報をお調べの方を含め、お読みいただく皆さまにとって何かしらのきっかけやヒントになれば幸いです。

各国・地域の入国制限措置状況&入出国条件

今回のルートおよび移動手段は次の通り。

日本→(飛行機)→台湾(1泊)→(飛行機)→マカオ(1泊)→(バス)→香港(1泊)→(飛行機)→日本

前述の渡航目的に加えて

  • 最寄の空港からの台湾行きの路線が再開した

  • 台湾経由だと特典航空券が取りやすかった

  • 渡航当時は台湾からマカオへの入境、またマカオから香港経由での帰国はコロナの検疫体制が緩かった

…という訳でタイミング的に何かと都合が良かったというのが大きな理由です。

※以下、このnote投稿時点(2023年3月30日)での情報を踏まえた内容となっておりますが、日々状況は変化しております。
渡航の際は外務省の海外安全ホームページや各国当局・現地大使館/総領事館からのアナウンスを参照するなど、最新の情報を十分に確認することをお勧めします。

・日本ー台湾

台湾入国時の隔離は無し。
「7日間の自主防疫を必要とする」とされていますが、実質的な制限はなくパスポートがあればサクッと行けるような状況。
また入国カードの記入・提出が必要ですが、事前にオンラインで登録しておけば楽々です。

私が訪台した2023年2月時点では空港で抗原検査キットが配布(入国審査前の通路に山積みされていて各自入手)されていましたが、3月以降は無しになった模様。

なお台湾から日本へ直接帰国する場合は、ワクチンの接種証明書(3回)を所持している方は陰性証明書は不要。
所持していない方は、出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書が必要となります。
空港チェックイン時にVisit Japan Webの提示を求められるので、そちらを事前に登録しておくとスムーズです。

・台湾ーマカオ

台湾または中国本土や香港からマカオに入境する場合は、陰性証明の提示は必要なし。
日本を含む上記以外の国・地域からマカオに入境する場合は、搭乗日前48時間以内に受検した核酸検査または迅速抗原検査の陰性証明を提示する必要あり。
以下のリンク先が検査結果報告用のWEBフォームとなります。

念のため、万一を考え台湾渡航直前に空港のPCR検査センターで簡易検査を受け陰性証明を取得し、上記のプラットフォームで事前登録しておきましたが、元々台湾からの入境で陰性証明の提示は不要だったためか、特に何も触れられることなく無事入境。

またマカオから直行便で日本に帰国する場合も台湾からの直接帰国と同様、ワクチンの接種証明書(3回)または出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書の提出が必要となります。

・マカオー香港

中国本土およびマカオから香港に入境する渡航者は、迅速抗原検査または核酸検査を実施する必要がなく、こちらもスルーで通過可能。
但し、バスだろうがフェリーだろうが入出国カードの記入・提出は必要です。

今回はギャラクシーマカオからマカオフェリーターミナル行きのシャトルバスに乗り、フェリーターミナルから更に澳門口岸(マカオ側の香港・珠海行きバスターミナル)行きの無料シャトルバスに乗り換え。

マカオフェリーターミナルから澳門口岸行きのバス案内
マカオ側のターミナルに到着
金色のバスの形状は、2階建て/観光バス/路線バスと各種あり。どのバスに当たるかはお楽しみ…

ターミナルでは、チケット購入(有人窓口またはAlipayなど決済アプリ専用(一部はオクトパスに対応)の自販機にて)→荷物検査と出国審査を経て、金色のバスに乗り香港口岸へと出発。
目的地次第ではありますが、船酔いしやすい方や安さ重視の方はこちらの方が便利で快適かもしれません。

・香港ー日本

入境前検査について、(中国本土およびマカオを除く)海外または台湾から香港に入境する全ての渡航者(3歳以下の者を除く)は、出発予定時刻前24時間以内の迅速抗原検査または48時間以内の核酸検査を受検し、陰性結果を取得する必要あり。
検査方法は市販の簡易検査キットでOKです。

迅速抗原検査および核酸検査の検査結果の写真または検査報告書については90日間保管し、香港政府職員に検査結果の提示を求められた場合は応じる必要がある…とされていますが、実際に市中で提示を求められるケースはそうそうないと思われます。
また入境後の迅速抗原検査について、全ての入境者は入境0日目から5日目の間毎日、迅速抗原検査を実施することが推奨される…とありますが、今回は実質1日しか滞在しなかったためスルー。

帰国時は、台湾やマカオからの直接帰国と同様、ワクチンの接種証明書(3回)を所持している方は陰性証明書は不要。
所持していない方は、出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書が必要となります。
こちらも空港チェックイン時と帰国時にVisit Japan Webの提示を求められるので、事前登録がスムーズかつマストです。

各国・地域の通信状況

過去、海外では不自由なく通信できた、メインにahamo・サブに楽天モバイルの組み合わせでしたが、今回マカオでの通信はなかなかに厳しい状況でした。

台湾では現地最大手通信キャリアの中華電信に自動で接続
マカオでは自動で3マカオに繋がるも速度は微妙…
ネットワーク選択でCTMにしてみるがアンテナは立つものの状況はあまり変わらず
マカオと香港の中間辺りの人工島付近にて。
一時的に中国国有通信大手の中国聯通(チャイナ・ユニコム)に接続

屋内施設やホテル、シャトルバスはFree Wi-Fiが飛んでいるのでまだ大丈夫なのですが、屋外は場所によってはなかなかデータを読み込まない状況。
次回は現地調達でCTM(マカオ最大の通信事業者)辺りのプリペイドSIMを試してみようかと考えています。

宿泊地

今回もプラチナステータスの恩恵に預かるべく、全てマリオット系列のホテルにお世話になりました。

・フォーポイント バイ シェラトン林口

MRT空港線・空港第一ターミナル駅から約15分、3駅先の林口駅を降りてすぐ傍のトランジットに適したホテル。
近くにファミマもあって便利です。
プラチナ特典で予約したトラディショナルルームからスイートルームにアップグレード。

・JWマリオット・マカオ

モール内からのエントランス
窓からの景色

ギャラクシーマカオ内にあるゴージャス感溢れる便利なホテル。
予約した部屋から高層階にアップグレードしてもらい、朝食はラウンジアクセスで満喫。

スカスカのラウンジで静かな朝食
個人的にヌードルバー大好きなんです…

・フォーポイント バイ シェラトン香港

奥がシェラトン、手前がフォーポイントです
小ぎれいなビジネスホテルといった感じ
部屋から空港方面の景色
空港行きシャトルバスの時刻表

最寄の東涌(トンチョン)駅からは少々歩きます(アウトレットを抜けて徒歩約15分)が、1時間毎に空港とホテルを往復する無料のシャトルバスがあり、空港利用に便利。
アウトレットでの買い物を楽しんだり、ディズニーランドへの拠点としても悪くない場所です。
元々予約していたシティビューの部屋から空港の見えるオーシャンビューの部屋に変更。

台湾&マカオのApple販売店

今回も各地のアップルストアやApple製品販売店を訪問。
なお各店舗の店員にサラッと確認した感じ、iPhone14シリーズをはじめ在庫はどこも潤沢な模様。
そりゃSDGs価格も下がるよね…

・台湾:台北101・A11

台北のランドマーク・台北101。ヴィトンの広告もなかなかの存在感
台北101・A11
台北101・A11


台湾一の高層ビル台北101内にある、台湾初のApple Store。

・台湾:信義A13

信義A13
信義A13

台北101からは徒歩10分弱で行ける台湾2店目の路面店。
上から見るとMacのラップトップ機のようなデザインの屋根が特徴的です。

・[i]store

台湾のApple Storeは、日本から最も近いシャッター音なしのiPhoneが買える場所ですが、残念ながら免税対象外。
免税購入したい場合は例えばApple認定の販売特約店になっている[i]storeなどで購入する必要があります。
Apple Storeも[i]Storeも為替レートにもよりますが日本版から数千円ほど高いので金額的に自己利用かな?

Apple信義A13からほど近い、台北信義A11の[i]Store

・マカオ:銀河澳門(ギャラクシーマカオ)

ギャラクシーマカオのロビー
銀河澳門

マカオ・コタイ地区の大型IRギャラクシー・マカオ内にあるマカオ初のApple Store。
他のモール内Apple Storeにもよく見られるガラス張りの開放的な店構えです。

・マカオ:金沙廣場(コタイストリップ)

金沙廣場
金沙廣場

同じくコタイ地区の大型IRサンズ・セントラル内にあるマカオ2店目のApple Store。
竹林をあしらったオリエンタルな造りが目を引きます。

マリオット系列に宿泊なら、銀河澳門はJWマリオットやリッツ・カールトンからのアクセス、金沙廣場へはセントレジスやシェラトンからのアクセスが容易です。
以前はコタイ地区のホテルを系列ホテル間だけに限らないルートで巡る無料シャトルバスがあった記憶があるのですが、今回の渡航時はそれがなく、タクシー使うにも微妙な距離だったため、結局JWマリオットから金沙廣場まで20分程かけて徒歩で移動。
今後観光客が増えて需要が高まればシャトルバスは復活するのかも。

香港アウトレット&空港ディズニーストア

翌日の帰国便が午前中の便ということもあり、前述の通り空港近くの東涌(トンチョン)にあるフォーポイントに宿泊。
ホテル近くのシティゲートアウトレットと、いつの間にか復活していた空港内非制限エリアのディズニーストアを覗いてきました。

・シティゲートアウトレット

アウトレットと今回宿泊したフォーポイントとの間は徒歩10分弱の距離。
店舗一覧は公式ホームページをご覧いただくとして、よく海外転売で名前が挙がるアメリカ系ブランドのお店に立ち寄ったり、豊澤(フォートレス・香港の家電量販店)でGalaxy S23を弄ったり、トイザらスで中華版ポケカを覗いてきました。
免税な分、日本より割安な物もちらほらと。
平日よりもやはり週末土日の方が割引率が良かったり、スペシャルプライスの商品も出てきやすいようですね。

COACHアウトレットの列に並びます
香港の家電量販店「FORTRESS(豊澤)」
Galaxy S23シリーズ
トイザらス
トイザらスのポケカコーナー

・ディズニーストア

年末の訪問時にはクローズしていたターミナル1の非制限エリアのディズニーストアが復活していました。

制限エリア内のディズニーストアの案内が
制限エリア内の店舗に比べるとこじんまりとした店構え
昨年末同様、相変わらずのリーナベル推し
ディズニー100周年記念商品もラインナップ

帰国日の朝には制限エリア内・オープン前のディズニーストアをガラス越しに覗き見。
外から見た限りでは、年末の時ほどセール品はなさそうな様子でした。

外から見えた割引商品

さて、今回の周遊記レポートはいかがでしたでしょうか。
あれ、マカオ視察は??と思われた方、ちょっとここでは書けなそうな内容も盛り沢山になってしまいそうなので、それらはまた後日別の投稿にて。

総評として、今回はどこでも人流の戻りが進んでいるなと実感。
世界的にアフターコロナはもうとっくの昔に始まっている、そんな空気もひしひしと感じた渡航でした。

※2023/4/15 マカオ編エクストラ追加しました。
 こちらも合わせてお楽しみください。

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