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1ヶ月ChatGPT有料版を使い倒した感想(プロンプト付き)

こんにちは、こおるかもです。

先日のこちらの記事で、1日30分、新しいテクノロジーとお友達になろうということで、ChatGPTの有料版をサブスクして遊んでみるということを日々のルーティンに組み込んだことを報告しました。

ルーティンの力というのは凄まじいもので、約1ヶ月、1日30分で以下のことを達成しました。

  • 約3000字のブログ記事を10分以内で投稿できるようになった。(ヘッダ画像や編集込みの、実際の投稿に要する時間)

  • 無料のブログドメインでGoogleアドセンスの審査に合格し、収益化を達成。(ここまでの収益は以下の本文に掲載してます)

というわけで、実際にどんなことをしたかということと、ChatGPTに対する感想を書きます。最後に、付録として実際に僕の作ったプロンプトとそれによるブログの出力結果の例を掲載します。付録のみ有料ですので、ご了承ください。

ChatGPTの有料版

まず基本的なところからですが、ChatGPTには無料版(3.5)と有料版(4.0)があり、出力できる文字数や精度のレベルが違います。

実際にサブスクして使ってみると、段違いの精度であることは明白でした。ちなみに僕は、普段の仕事で、無料版でコーディングを手伝わせていますが、コーディングという意味では、そこまで差はないかもしれません。

しかし、ブログの執筆など、文章の構成力という意味では段違いです。日本語だからということもあるかもしれません。ともあれ、ブログをAIで生成したければ、有料版が必須かな、と思います。他のLLMサービスとの比較などは面倒なのでしてません。

ちなみに価格は月$20です。アカウントとクレジットカードがあればすぐに使えます。

やったこと

ChatGPTを使い倒そうと思って、最初に思いついたのがブログの自動生成でした。どうせなら、それで収益化できるかを実験してみようと思いついたのです。

あ、もちろん、このnote上の記事は全部ぼくの手書きです。このnoteをAIで汚したくないので(笑)、ブログは別で開設しました。無料で開設できる媒体です。

ブログを開設して、まずは練習としていくつか記事を書いてみました。書く内容はなんでも構わなかったので、最初のうちはタイトルもChatGPTに考えさせていました。

ですが、最初は意外とうまくいかない。何度プロンプトで指示しても指示通り書いてくれなかったり、文字数を守らなかったり。(プロンプトとは、ChatGPTでのこちらからの指示文のことです。)

そこで、ググってプロンプトについて少し勉強しました。(その際に見たサイトなども付録に含めています)

最近ではプロンプトエンジニアなる言葉もあり、AIを使いこなすスキルが求められる時代だそうです。そのための養成講座みたいなものもあるらしいですが、確実に無料で十分な情報は手に入ります

で、プロンプトをある程度磨き上げたら、いい感じに仕上がりました。

簡単に言うと、タイトルを指定して、記事を1章ごとに書かせます。で、1章ごとに書けたらブログにコピペして、体裁を整える。その間に次の章をAIに書かせる、という共同作業をして、3~4章書いたら3000字位になり終了。最後にヘッダ画像を作らせてコピペして投稿。慣れれば10分かかりません。

この実例を最後に付録に載せておきます。

10分で3000字となると、かなり破壊的です。自分でもnoteで記事を書いているので、よくわかります。正直倫理的にどうなんだという気もしますが、明らかな嘘は書いてないことなどはもちろん確認していますし、あくまで自分が書きたい内容をAIにふくらませてもらっているという感じです。

で、1週間ほど毎日投稿を続けたところで、収益化のための作業を始めました。

具体的には、

  • プライバシーポリシーの設定、問い合わせ先の設定

  • Google Research Consoleの登録

  • Google Adsenseの申し込み

  • (合格後)広告の設置、支払い方法の設定

という感じで進めました。基本的には、ググってやっていけば誰でもできる作業です。参考にしたページなども付録にまとめています。

面倒な作業ですが、1日30分の作業時間があれば、数日で終わります。

意外だったのは、Google Adsenseに合格したことです。しかも、ブログは無料ドメインで運用しているのにです。正直、永遠に合格しないでこの活動は終わると思っていました。

正確に言うと、1度めは落ちて、その直後にもう一度申請したら通りました。

落ちたとき
受かったとき

1回の審査には1~2週間かかっているので、ちょうどこの活動を始めて1ヶ月くらいで、上記の作業が全部完了したという感じです。

で、今、収益化が始まってから1週間くらいが立ったところなのですが、果たしていくら収益がでたのでしょうか?!

気になる結果がこちら!

じゃーん。£0.03。日本円でいうと約6円。しょぼーん。

でも、これって結構すごいですよね。記事はほぼ完全にAIが書いていて、必要な作業も完全にググって出てきた内容をなぞっただけです。それでも自動でお金が発生する仕組みができました。

実験の結果としては、「ChatGPTでブログ記事を書いて収益化はできる」となりました。

今後は、1日10分で記事を書き、ひたすらアップしていけば、そのうちChatGPT代くらいは回収できるかなと思っています。

ついでに更に自動化を進めて、PythonでChatGPTのAPIとブログのAPIを連携させて、記事作成と投稿も自動化できるかもしれません。

もともとの目的は収益よりも自分にとってのスキル開発なので、今後も新しいことにチャレンジしたいと思います。

ChatGPTに対する感想

さて、実はここが一番書きたかったポイントなのですが、1ヶ月ChatGPTを使ってみての感想は、

「AI、正直言ってまだまだだな」

ということです。

ちまたでは、ChatGPTに仕事が奪われるなんて騒がれていますが、実際のところ、まだまだだと思います。

感覚的な言い方になりますが、求めているレベルを100とすると、ChatGPT 3.5(無料版)を、ChatGPT 4.0(有料版)はせいぜいくらいです。つまり、あと20倍くらい進歩してくれないと、満足しないと思います。

つまりそれって、伸びしろです。

伸びしろ日本代表

何がいいたいのかというと、僕は今回の実験で、AI関連の技術は今後も相当なレベルで成長するという確信を持ちました。ブログですらユーザーにとってまだまだ不満があるのですから、自動運転やVRなどは推して知るべしです。

伸びる業界は、もちろんLLM本体やアプリケーションレイヤーもそうですが、その基盤をなす半導体やデータセンターが今後も確実に伸びると思います。

そして僕自身、その分野に積極的に投資しているので、この投資判断について肌感覚で自信を持てたことが、この活動の最大の成果です。

みなさんにもわかりやすいように、一言で結論を言えば、「みんなNVIDIA株買ったほうがいいよ」ということになります笑。もちろん責任は負いません。

それでは最後に、付録として、僕が作ったプロンプトと、記事の作成例を有料で紹介します。また、ブログ収益化までに参考にしたウェブサイトも掲載していきますので、これになぞってやればぼくと全く同じことができます。参考にしてみてください。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。


付録編

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