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ダークライとあそぼ(シンオウ地方編)

ダークライを連れ回し倒す

 暇さえあればすぐに図鑑のページを開いてダークライがまばたきするのを延々と眺めてしまうのだけれども、ポケットモンスターブリリアントダイヤモンドはダークライのまばたきを見つめるゲームではない。


 いやもうほんと、映画のダークライと2Dのダークライしか見たことなかったからダークライがまばたきをするなんて知らなかったし、それならウィンクもできるってことだ。そもそも片目隠れてるからウィンクにはならないんですけど。


 そんなうちのダークライ、性格は「おくびょう」です。ということはつまりお化け屋敷に入れないし、ホラーNGだし、ジェットコースターとか無理です。「おくびょう」は特殊型アタッカーに有利とかそんなんどうでもよくて、それ以前にただただ「おくびょうなダークライ」って響きが可愛すぎる。だってあんな禍々しい見た目をしておいて「おくびょう」って……なんなんだね君は……。


 というわけでダークライをお迎えするまで連れ歩きができることすら知らなかった私も今やダークライをシンオウ中連れ回して遊んでおります。楽しいです。BDはダークライのまばたきを見つめるゲームでもダークライを海岸とかに連れていって「意外と海も似合う……」などと言ったりするゲームでもないけど、私にとってはそうなりつつある。


 リアクションがいちいち可愛いので一歩進むごとに振り向いてたら(ひどい時は一歩も進まず延々と話しかけ続けている)なんかやんわりと怒られました。

 これ、友人に「寒いということを言い訳にしないとすり寄れないってことでは」とか言われた。ツンデレか。


 とにかくうしろをふよふよついてくるのがあまりにも可愛い。そしてダークライといえば本体はもちろんのこと影まで美しいポケモンなので、地面に映る影ばかり見てしまう時がある。影が綺麗に見える位置を模索して動いたりする時もある。きのみを拾ってくるのも可愛い。「あれ?ダークライが なにか 持ってる!」の時点で可愛い。

ダークライと行ってよかったところベスト3

①ソノオタウン


 似合う。極彩色であればあるほどダークライの黒が映えると思います。タタラ製鉄所の方から入る裏の花畑も特別感があって好き。舞う花びらと相まってロマンティックで幻想的。それこそ夢の中のような風景です。


②星影の大空洞(など)


 初めて見た時から「デートスポットじゃん」と思っていたこの美しい洞窟たち。お気に入りすぎて秘密基地も星影の大空洞の近くに作りました。

③トバリシティ


※倉庫で遊んではいけません

 なんか倉庫街が似合う。ダークライと倉庫街が合うなんて知らなかった。

ダークライをそんなところに連れていくなベスト3

①212番道路

「…………」

 数字が覚えられないのでいつも「沼地」って言ってます。なんといっても沼なので、ふたりでキャッキャウフフするにはふさわしくないことこの上ない。沼にずっぽりはまった私を見守るしかないダークライ。気まずい。そんな目で見ないで。もうどうしようもないのでバービーボーイズの「目を閉じておいでよ」をBGMにして歩きました。突然こんなところ(※沼地)は嫌いかい?

②217番道路

 プラチナの時からなぜかここにはいい思い出がない。雪にずっぽりはまって歩きにくいしバトルをすればあられで無駄に体力を削られるし、何よりずっと吹雪いているので八甲田山にしか見えない。何よりダメなのはここだと連れ歩きができないこと。ダメすぎ。

 でもダークライの黒が雪に映えるのでそこは好きです。


③ギンガ団のアジト

 建物の中では連れ歩けないので「一緒に行った」ことになるかどうかは微妙ですが、一応ボールの中にいても私を見ててくれてるだろうということで。悪の組織のアジト、沼地と同じくらいキャッキャウフフに不向き。しかもここでやることといえば拾い忘れたアイテムを回収することなのでさらに不向き。

怒涛のなつきチェック

 ダークライを捕まえたその瞬間から始めたのがなつきチェック。この数値結局「なつき度」なのか「なかよし度」なのかよくわかってないけど、とにかくダークライは最初から私のことが好きなわけじゃないんですよ。ゲットはされたけどその段階ではボールを30個も投げつけられたから疲れてしょうがなく入ってやっただけなんですよ、たぶん。それから仕方なくついていく間にコイツはいったいどういうヤツなのかということを冷静に見極めていくんですよ。好きになったからついていくんじゃなくて、ついていく内に好きになっていく。それがなつき度の上昇。なんかゲームのジャンルが変わってるような気がしなくもないですが、とにかく上がっていくのが楽しみでした。楽しみすぎて5分に1回ヨスガシティのポケモンだいすきクラブに行ってた。お姉さんはたぶん「1日に何回来るんだよ……」と思っていたことでしょう。


 そして上がると嬉しすぎてスクショを撮る。MAXがもちろん一番嬉しいけど、わりと好きだったのは「そこそこ仲が良い」。「まあコイツとそこそこ仲が良いと認めてやらんこともない」とか思ってるダークライ、それはそれでかなり良い。



 なつき度がMAXになるとなかよしリボンがもらえます。リボンだのお花だの、あの禍々しいやつをファンシーにしようという試みが行われすぎている。


 仲良くなると戦闘開始時にメッセージが出たり、攻撃を避けたり、HPギリギリで持ちこたえたり、自力で状態異常を治してくれたりするのも最高。いつだったかダークライが眠らされて、「お前が寝てどうすんだよ」と思った次の瞬間自力で起きたのはかなり神がかっていた。ダークライ自身も一応「ねむり」にはなるんですね。可愛い。


 鑑定といえば足跡博士も。これ、ダークライの私に対する感情として100点満点中100万点なので額に入れて飾りたい。ついでに言うとダークライに脚があるという事実は意外と知らない人もいるような気がするのですが、図鑑だけ見たらなんで足跡が記録されてるのかわからないよねこれ。あるんですよ脚。菜箸のようなやつが。

 そんなわけでこんな風にダークライとシンオウライフを満喫しまくっております。これからもします。とりあえずコンテストに出たいです。

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