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【大人の卒業論文】ものキャン7期の軌跡

2024年3月30日。
人生初の電子書籍を出版しました。
英語学習について、自分が経験したことを元に英語学習者の皆さんのヒントになればと思って書いています。

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私にとって「英語が話せる」ことは人生をかけて死守するべきテーマとも言えます。

なぜか。

理由はいくつかあるけれど、一番大きいのは「英語が話せる」ことで自己肯定感が保てるからです。

私はこう見えて(どう見えているかわからないですが 笑)自己肯定感は低い方で、常に自信がない自分と向き合っています。

そんな私ですが英語を話すと「すごいね!」と言ってもらえることが多く、褒められたら少し自分に自信が持てました。

そんなこんなで気がつけばかれこれ人生の半分、英語に触れて、学習しているのです。

これを公に言うのは恥ずかしいけれど、実はこんなつまらない理由だったりします。


「私なんかが」との闘い

書籍を準備する上で、消しても消しても湧き上がってくる感情がありました。

「私なんかが書いていいのか」

です。
Xでもインスタでも、発信を始めると出くわすこの感情。何度打ち消してもまた湧き上がってくる厄介者です。

自分より経験、知識、実績、学歴が上回っている人をSNSで見かけるたびに「私なんかが書いて(発信して)いいのかな……」という思いが心をむしばむ。

ともすると発信軸や書籍のテーマを変えたくなる。上には上がいると知って自分の発信に自信がなくなり穴に隠れたくなる。

私も書籍出版に至るまでに何度もこの「私なんかが」に襲われました。

私の立ち位置から見える世界+感情は唯一無二

結論から言って、完全にこの感情を消すことは難しいんだと思います。

私が従事したライター歴10年のまよまよ先生ですら今でもこの感情に襲われると言っていましたから。

じゃあ、この感情とどう付き合うか。

この感情にさいなまれたとき私は「あー、またこの感情が湧き上がってきたな」と客観的に受け止めるようにしていました。

まずは、否定も肯定もせず受け入れる。

その上で、ライティングスクールの同期もみんなこの感情と戦っているんだよな、と考えていました。

自分だけじゃないって思えると強いものです。

そして、ライティングスクールで受けた講義を心の支えにしていました。今「私が立っている位置」から「私という個性」が見ている世界に「私が感じたこと」を掛け算したら、もうそれは唯一無二。

この考え方に腹落ちしたら、心がすっと軽くなって「私なんかが」という感情もおとなしくなりました。

書籍を出版するってすごいこと!

電子書籍を出版して気がついたことがあります。

それは世間一般では書籍を出版する、って想像以上にすごい功績なんだ! ということです。

今回出版の告知はプライベートな友人・知人・家族にも行いました。

実はプライベートでは私が電子書籍を執筆していることはあまり明かしていなかったのです。

ですが、苦労して書き上げた書籍だしせっかくなら多くの人に見てほしいと思って勇気を出してFacebookとインスタでも告知しました。

Facebookでは 大学の友人や先輩とつながっています。大学が英語専攻だったので、みんな英語の素地がある人たちです。

英語教員をやっている人、オーストラリアに嫁いだ先輩、大学で英会話を担当してくれていたカナダ人の恩師までいます。

そんな英語ができる人達に英語学習についての本の告知をするのは、それはそれは勇気のいることでした。

つながっているだけで頻繁に交流していたわけでもなかったし、大した反応も期待していませんでした。

でも!

その予想は良い意味で大きく裏切られました。

告知への反応は思っていた何倍も大きく、みんな「すごい!」と大絶賛して買ってくれたのです。

カナダ人の恩師ですら「Awesome!」とコメントをくれました。

ライティングスクールの同期や先輩だけのコミュニティーにいると、「電子書籍を出版すること」が当たり前のことのような錯覚に陥ります。

みんながその目標に向かい、実際に書籍を出版する人をたくさん目にするからです。

でも、一歩外にでるとそれは当たり前のことなんかではありません。
世間一般では「電子書籍を出版した」ということはとんでもない偉業なんです!

友人・知人の予想外の反応を目の当たりにして気がつきました。

「あ、わたしすごいことをやったんだ」
「ライティングスクールで一生ものスキルと知識を学んだんだ」

って。

なぜ3か月で出版までたどり着けたのか

2024年1月にライティングスクールに入り、3か月後の卒業と同時に人生初の電子書籍を出版しました。

冷静に考えたらすごいことだと思いませんか。

電子書籍の「で」の字も知らなかった私がたった3か月で書籍を出版するなんて。

なぜそんなことが可能だったのか。
これはひとえに「ものキャン」という導きがあったからです。
※「ものキャン」はライターであるまよまよ先生が主催する「ものかきキャンプ」の略称です。

このスクールで信頼できる師に従事し、同じ目標に向かう仲間を得たからです。

一人では絶対に達成できませんでした。「師」と「仲間」がいたからできたことです。

正直、簡単なことではありませんでした。

だからこそ、やり遂げた今、ものすごい達成感の中にいます。

自分の人生を「書籍」という1つの形に残せました。
大人になってからこんなに何かに必死になる機会に恵まれたことにも感謝しています。

繰り返しになりますが、一人では絶対にたどり着けなかった結果です。
もし、これを読んだあなたが電子書籍出版を目指してみたくなったら、「ものきゃん」のドアをノックしてみたらいいと思います。

大量に与えられる資料と講義に溺れながら、縁あって出会った先生と仲間と3か月間ヒーヒー言いながら脳に汗をかくことになると思います。笑

そして、3か月後には今とまったく違う世界が見えているかもしれません。
私ができたから、きっとあなたにもできますよ!





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