見出し画像

英語も受験も課金ゲームであるという不都合な真実

会社の先輩が、サッカー選手の子息も在籍する英語オンリーの保育園に通わせていた。

月額の保育料が、10万円を超えるセレブ保育園。

6年間、無理して通わせた結果、どうなったか?

小学校1年生で英検2級だそうです。
(私も持ってない……)

その先輩いわく、

「やっぱりさ、英語教育って課金ゲームだね。
お金かけたらかけた分だけ身につくってわかったよ」

と、身も蓋もない発言をしていた。

別の知人は、英語オンリーの学童に週5で預けてるそうだが、すでに早稲田政経卒のパパより英語が話せるそうで、彼も言っていた。

「英語は、早いうちにお金かけたら話せるようになる」

そして、小学校受験をしてる我が家も似たようなことを思っている。

「結局、金か……」

私の母校は附属幼稚園のある名門私立。

-幼稚園受験のためにお教室に通う
→年100万くらい?

-私立授業料
→年100万円くらい?

そのうえで、高校受験をしたり、大学受験をする人もおり、塾代が年100万円プラスオンされ、
さらに大学ではアメリカの大学に1年間留学していたりする。

もしくは、社会人になってから私費でMBA留学に行くなどしてる子もチラホラ。

総額いくらかかってるんですか????


でも、総じてみんな、超エリート。
女性の年収としては、たぶんトップ1%に入るレベル。

元は取ってるだろうけど、元手がないとここまで投資できないのも事実。


夫やそのご学友たちは、塾なしで東大に入っているが、みんな中学から御三家クラスの学校に入学してるので、ビリギャルではないのだ。

ということは、中学受験で難関校に入るためには、
小学校で通う塾で格差ができるわけだが、
某S塾に入るには準拠塾に通う人がいるとか、
費用捻出のために家を売っただとか、
もはや都市伝説みたいな噂が絶えず、
その土台づくりのために小学校受験して、
小学校受験のために塾に行って、
やっぱり幼稚園から入れちゃおう、みたいな
思考の流れなのである。

やばい世界だ。

金がないと土俵に立たない説すらある。

こんなこと知ってたら子どもなんて産めないかもしれない。

学費よりも塾代を無償化してくれる政治家がいたら、圧倒的支持を得て当選できるのではないか。

もしくは、公立でも塾レベルのテキストを使うとか。

そのくらい、子どもの勉強に金がかかりすぎる。

なぜなら、子どもの大半は自力で勉強できないから。

自分から進んで勉強ができる子どもであれば、
こんなにお金をかけなくて済むけど、
みんな桃源郷のようにそれを望んで、
でも現実は、スマホゲームに勝てず、
仕方なく塾に行かせて、
勉強習慣をつけさせるために私立だの国立だのに
行かせることになるんだな、と
この受験沼にズブズブにはまってわかりました……

英語も同じ仕組みで、だから課金ゲームになってしまう。

もう、やんなくていいよ。

って気持ちになるけど、それは自分のことならそれでいいのだが、子どものことになると、親の目の色が変わって家が破産しかけながら学費や塾代に課金し続けるのである。(うちの実家みたいに)

学力とは一体なんなのだろうか、、、。

遺伝子✖️財力
もしくは
根性✖️貧乏

というそれこそ身も蓋もない結論なのか、と思えてならない。個人的な見解だが。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?