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明日はいよいよ小学校受験の本番

明日、いよいよ子どもの小学校受験の本番。
第一志望なので、朝から明日の準備をしているけれど、
なんだか気もそぞろ・・・。

ママ友から「遭遇したよ〜」と送られてきた写真を見ると、
子どもは保育園で元気にハロウィンを楽しみ、
散歩にでかけているようだ。

本番までの1週間、風邪を引いたり怪我をしないように、
家にこもりきりにする家庭もあるようだが、
うちの場合は元気が有り余りすぎているので、
なるべくいつもと同じ生活を心がけている。

私も筋トレに週4で通い、
気を紛らわしているが、
昨日はうっかり美容整体の予約を忘れたくらいには、
気が気でない。

最後に受けた国立小学校用の模試の結果が、
思ったよりもよくできていた。

男子のなかでは2番、全体で5番という過去最高の結果だった。
それまでずっと下から数えた方が早かったのに・・・。

我が子は生まれてくるときも、
こんな調子で最後まで

「まだ本気出してないだけだから」を地でいくタイプ。

もともと切迫流産になりかけ、
2ヶ月近く絶対安静で横たわって過ごし、
切迫早産まで乗り切ったが、
予定日よりかなり早く生まれてくると覚悟していた。


・・・が。予定日を迎えても一向に生まれてきそうにない。


まあ、多少のズレはあるよね。


と思っていたが、1週間経過しても生まれて来ず、毎日1日5キロくらい歩く羽目になった。

まだ生まれて来ない。え、どうしちゃったの?


早く出てくると思ったら、今度はぜんぜん出て来ないので毎日半泣きで最悪の事態も考え、メソメソ。


医師の判断で入院することになり、促進剤を打つ。


しーん。


1日目は無反応。え、うそでしょ?

2日目も別の促進剤をガンガン打ち、午前中からずっと病院の廊下を行ったり来たり歩き続け、足湯&マッサージまでしてもらっても無反応。


今日も無理か〜とスマホをいじってたら、助産師が突然、

「心拍が下がってます。ご家族を呼んでください。緊急の場合には帝王切開します」

と慌て出し、私も大混乱。


「え????????」

夫がかけつけたら、

「心拍が戻りました」

と告げられた。なんだったんだ・・・。
その後、陣痛がきて、我が子もやっとやる気を出したのか、
腰をさする夫にも伝わるくらいの振動で

ぐいぐいぐいぐいぐいぐいイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!

と産道をぐりぐりと頭で捻りまわして一気に生まれてきた。

おかげで無痛分娩用の注射をするヒマもなく、
激痛にみまわれ断末魔の叫びが部屋中を響き渡るなか、

「安産ですよ〜」

という助産師からの笑顔も涙で霞んで見えなかった。


明日の試験は本番だが、実は事前の親子面接を10月に行った。

それまで、模擬面接の練習では、椅子に座っていられず、
ぐねぐねくねくね体を揺らし、立ったり座ったり、
明らかに「退屈です」という態度を取り、
聞かれたことにも答えられなかった。

しかも、塾でも何度も面接の練習をしているが、評価シートは
「ABCD」の評価でいつも「C」。


もう、これダメかもな・・・

と夫婦で諦めモードになっていた。

しかし、本番当日には、面接官の先生から笑いを引き出すほど
しっかりと受け答えし、椅子にもシャキッと座っていた。

過去最高に上手だった。
さらに、その日に塾で受けた面接の評価は「A+」。


なんなんだ・・・。

悪い結果に標準を合わせるべきか、
いい結果に標準を合わせるべきか、
実際の実力がよくわからないので、本人の「本気出してないだけだから」を
信じるしかない。

だから、気がそぞろになっているのだ。
私にできることは、毛布を干し、シーツを替え、寝心地よくして、
夕飯と明日の朝食に好きなもものを用意することくらいだ。

あ、あと超大事なこと。

寝坊しない!


はー、ここだけが一番の関門かもしれない。

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