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映画「発酵する民」

先週の金曜日、渋谷ユーロスペースでクラウドファンディングにより上映が実現した映画「発酵する民」を観てきました。私が長く続くコロナ禍で求めていたものって、あったかい人と人との繋がりだったんだなぁと、つくづく感じて胸が熱くなりました。

上映後、平野隆章監督が舞台挨拶をしてくださり「3.11東日本大震災の後、鎌倉の女性たちが脱原発パレードを行いました。原発に反対する気持ちを発信したけれど、彼女たちがその"良い悪いの判断"を強く押し出すよりも、もっと、まるっと超えたところで私たちは楽しみながら繋がっていきたい、と話してくれて、それにとても惹かれて映像を撮りはじめました。」と、お話をされていたのが印象的でした。
女の力。いいもわるいもまるっと包み込む包容力。簡単なことじゃない、底力だ。この10年間、悩み、考え、もがきながら、彼女たちも心やカタチを変容させて有機的に変化してきたのだな。
二元的なものの見方でどちらか一方を攻めるより、もっと自由に、軽やかに楽しく新しい道を切り開いていく。それは強さだと思う。
味噌にお酒に天然酵母のパン。みえない菌たちによって醸されてゆくミクロの発酵の世界。菌たちの姿は、みえない人と人の繋がりやあたたかな輪が有機的に広がってゆく姿と、とても似ているのね。
そして、太陽系を縮小した円形の暦「地球暦」のマクロな世界。大きく俯瞰して私たちの『今』を捉える大きな手助けをしてくれるこの暦から、彼女たちも多大なインスピレーションを受けてきたんだな。
ぱぱんが、ぱん!
一度、手と手、心と心が繋がれば、私たちはどんなに遠く離れていても、発酵し続け、愛で繋がれる。ひとりひとりそれぞれが自分の場所で発酵し、発光していけばいつかまるっとこの地球を丸ごと包み込むまで広がれる。
イマジン盆踊り部の作り出す音楽、踊りの輪に、その強さと未来を感じたし、輪になって踊る一人一人の笑顔ががまるで星々のように光っているのを感じました。
マスク生活が続き、会話もなるべく最小限でと、気を使う日々。娘たちの大好きな地域の盆踊り大会もこの夏は、緊急事態宣言で中止。とても残念。
だからこそ、この映画を観て彼女たちと一緒に盆踊りを踊りたくなったわ。私のご近所でも親子でわいわいイマジン盆踊りできないかしら、、?練習会参加したいなぁって本気で思いました(笑)

発酵発酵 ぐーるぐる!!

この週末、3歳の誕生日を迎えた次女はイマジン盆部のCDを部屋で聴きながら楽しそうにくるんっと踊っていました。プレゼントに買ってもらった子豚のぬいぐるみの尻尾がくるんと巻いていたので、その子にも「くるくるちゃん」と名前をつけて可愛がっています。

一花屋で働くゆきちゃんから届いた美しいガラスの惑星ピンは、今日から私の「地球暦」の中で輝きはじめました。私の人生、一つ一つの出会いに感謝です。
人生はどこまでも、古きも新しきもマーブル銀河のように溶け合いながら巡っていく。そして、今を全力で味わいながら生きていく。みんなで、楽しく、ワクワク巡って行こうね✨
この映画を生み出し大切なことを伝えてくださった平野隆章監督、ありがとうございます。
渋谷ユーロスペース
http://www.eurospace.co.jp/works/detail.php?w_id=000533
映画「発酵する民」予告編
https://www.youtube.com/watch?v=1W4vK1SsWUE

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