砂漠の山を越えて、可愛い名前のモロッコ最後の町、タンタンへ(2023年11月25日)
こんにちは、車でユーラシア大陸を横断してアフリカを目指しているまよりこです。
これまでの経路などはこちらに記しています。
2023/11/25 Sidi Ifni, Morocco→Tan Tan Plage
朝、現金が少なくなっていたので、Google Mapで調べてSidi Ifniにある手数料無料のATMに向かってみます。
ナビ通りに行くと、かなり活気のある通りに出ました。
散歩した時には見つけられなかった、生鮮食品の売っているお店や、たくさんのレストラン・カフェが。
あれ、Sidi Ifniの中心街はここにあったのか~~
出発前に気づきましたw
さて、今日は次の町、Tan Tanに向かいます。
名前が可愛い。
また荒れた山を越えていきます。
途中のゲルミンという町でMARJANEスーパーを見つけたので立ち寄ってみました。
駐車場でお昼ご飯を食べていると、バイクに乗ったおじさんと小さい少女がやってきて「日本から来たのかい」と話しかけてきます。
おじさんはよく仕事でモーリタニアやセネガルに行くらしく、途中の主要都市やどこがガソリンが安いなど色々教えてくれました。
そして国境で気を付けることなどを聞くと、クローヴァを持っていくと良いと言い始めました。
何それ?と聞くと、ついてこいとバイクで町中を誘導され、連れていかれたのはモーリタニア人が経営しているというショップ。
そして見せてくれたのはスパイスのクローブでした。
たぶんタジンなどに使うやつでしょうか。
おじさんいわく、国境でトラブった時や感謝の気持ちにこういったスパイスを持っていくと良いと言います。
モーリタニアではクローブが貴重なのでしょうか。
本当かわかりませんが、ガソリンもクローブで買うことができると言うのです。
一袋買うと良いよと言われ、値段を聞いてみると200円程度。想像以上に安いw
国境は本来、国規定の料金以外を支払う必要は皆無なので、金銭で警察に賄賂を払うつもりはありません。
モノであってもこちらから進んで提供して事をスムーズに進めてもらおうとする気はありません。
でも意外と向こうから好意で便宜を図ってくれたりすることもこれまで時折ありましたし(モーリタニア国境では殆ど期待できませんが)、本当にトラブった時のお守りとして持っておいても損はしないかなと思い、半信半疑で買っておきましたw
おそらく使うことはないと思うので、私の帰国時のお土産にするつもりです。
使うことがありませんように。
「これからタンタンを目指すんだろ、この町から出るところまで誘導するよ」とおじさん。
感謝を伝えて、私はちょうど捨てようか迷っていたもこもこパーカーがあったので、娘さんに「これいる?」とあげることにしました。
砂漠地域は夜は寒いのできっと使ってもらえるでしょう。
おじさんありがとう。
タンタンに到着、ラクダの像がお出向かえ。
これまた何もなさそうな平和な町だなぁ~
「Hotel Camping Atlantique Tantan」に一泊70MAD(約1000円)でステイすることに。
夕飯は先ほどスーパーで買っておいたチキンなどを焼いてBBQ。
カセットコンロxお鍋での白ごはんの炊き方のコツを、だんだん心得てきた気がします。
南下したのでさすがにそろそろ夜は暑くなってくるかな?と思ったら、あれ、Sidi Ifniよりもっと寒い気が?
おやすみなさい~
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?