こんにちは、車でユーラシア大陸を横断してアフリカを目指しているまよりこです。

長い旅をするとき、考えなければいけないのがスマホのことです。
悲しいですが今やスマホがなければ何もできない世の中です。

参考程度ですが、今回は私が海外でどのような手段でデータ購入しているか、日本でのスマホ契約はどうしているか、スマホ盗難・紛失にどのような備えをしているか紹介したいと思います。

①現地での通信はどうする？：基本現地SIMとWifi。予備でグローバルSIM。

値段的に考えて、やはりこの2つが基本になると思います。
SIMフリーの端末を持っていけば、ショッピングモールなどで現地で簡単にSIMカードは買うことができます。国によっては質を問わなければWi-fiもカフェや宿、観光地で結構拾えます。

そして、金額をそこまで気にしない人や、お守りとしておすすめしたいのがグローバルSIMです。
複数の国で使えるSIMで、都度国ごとにデータを買う必要がありません。必要な時にアクティベートすればOKです。

種類は結構いっぱいあり、まとめ記事などがたくさんありますが、OneSIMカードや、Airaloなどが代表的です。
対応する国や、値段がそれぞれ違うので、ご自身にあったものを選ぶと良いと思います。

私は今回欧州の国が多めなので、英国系のSurfroamをeSIMで事前に日本で購入しておき、必要な時にアクティベートすることにします。ちなみに、物理的なSIMでも日本で事前に買えるものもあります。

②日本の通信契約はどうする？：期間次第で継続/解約。電話番号はPovoでほぼ無料で残しておく。

私はもともと日本では、電話はPovo、データはMineoを使っていました。

Povoは半年に1回有料トッピングさえしていれば、ほぼ無料で電話番号を維持できるので（最安プランで数百円）、このまま契約継続にしておきます。
電話番号は何かと色んな契約に紐づいてるので維持しておきたいですよね。
海外留学や海外赴任、長期出張の人にもおすすめです。

Povoの残念なポイントとしては、海外ではSMSが受信できないブランドなことです。
旅先ではアプリインストールや、公衆Wifiを使う際にSMS認証を求められる場合があります。

SIMを旅先に持って行ってもiPhone盗難時に悲しい結末になるだけので、契約は維持しつつ、出国前に家族の端末に一時的にeSIMを移管しておきました。
キャリアによっては、SMSは受信なら無料の場合もあるので、その場合はSIMは旅に持って行った方が良いかもしれません。

データ契約に関しては、日本でしか使えないので解約してもいいと思います。
私の場合、Mineoの現状契約プランはとってもコスパの良いプランで、すでに新規受付を停止しているプランなので、6か月だけは目をつむって継続しておきます。
帰国後高いプランに入ることを考えれば、その後、元を取れると思うので。

③iPhoneを盗まれた／なくした時に備えること４つ

海外では日常的にiPhoneが起こりえます。
私はまあ大丈夫だろう、という考えは禁物です。
できる準備はしておきましょう。今回はiPhone前提でお話するのでご容赦ください。

（１）LINEアプリをiPad/PCにもインストールして、日本の家族に預けておく

LINEはスマホだと基本1つの端末にしか入れられませんが、iPadやPCになら入れることができます。メインのスマホがなくなったとき、LINEを新しい端末で復元するのには認証が必要です。その時に備えて、スマホ以外の別の端末にもLINEをインストールしておけばスムーズに復元することができます。
日本にいる家族などにiPadなどの端末ごと預けておけるのであれば、何かあったときに家族にすぐに助けてもらうことができます。

（２）「iPhoneを探す」機能をオンにしておく

これは言わずもがなかと思います。何かあったときに役立ちます。

（３）データ系はすべてクラウド化しておく

端末に依存するデータは極力減らします。
iCloud、BOX、Dropbox、Google Driveなどを駆使しながら、写真も定期的にクラウドに上げたり、海外保険の連絡先なども含む大事な書類などは全てクラウドにあげておきます。
オフラインでも見れる環境にしておきたいものは、オフライン閲覧機能を使ったり、クラウド＆端末保存で二重に保存しておくといいですね。

（４）銀行系のアプリなど、個人情報が入ったアプリはできる範囲で保護しておく

パスワードや指紋認証、Authenticatorで開く形式にしておきます。私の場合、海外SMS認証はできないので、それ以外の形式で極力ロックします。

以上、参考になれば幸いです！