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WHILL(ウィル)でワーナー ブラザース スタジオツアー東京に行ってきた!

WHILL(ウィル)サポーターのMayuです。

近距離モビリティ・WHILL(ウィル)に出会い、様々な施設でウィルをお借りしてみましたが、今回は自宅でウィルを短期間レンタルすることに挑戦してみました。というのは、ウィルの貸し出しが無いものの、母とどうしても行きたかった場所があったからです。それが「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」でした。


ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター

「ワーナーブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」は2023年に開業したウォークスルー型のエンタテイメント施設です。「スタジオツアー」は映画スタジオの裏側を見て歩く、というもので、ハリー・ポッターの映画のセットや大道具・小道具だけでなく特殊効果や音響まで、映画ファンにはたまらない資料が数多く紹介されています。建物面積は約3万㎡、ライド型の施設ではないので入場者は自分のペースで見学出来るのですが、普通に見て歩いても大体4時間以上はかかるという規模です。

実はこの施設はうちの近所にあり、母も最寄りの駅を使うたびにポスターなどを見かけるので、ずっと気になっていたようでした。さらに言えば、母は学生時代に演劇部に所属していて、舞台セットや小道具などを担当していたそうで、こういった映画や舞台のセットなどにはとても興味があったようです。
ただ、以前私が友人と行ったときには、入場してから出るまで10時間(!)かかったので、それを聞いた母は「それは私にはとても無理ねえ・・」と残念そうにしていました。
ディズニーリゾートでウィルを乗りこなす母を見て、ウィルがあれば!と思い立ちましたが、残念ながらスタジオツアーではウィルの貸し出しがありません。こういったウォークスルー型の施設は、やはり自分で好きに動いて見学したいだろうなと考え、今回は思い切ってウィルを短期間レンタルしてみることにしました。

自宅にウィルがやってきた!

ウィルは旅行や購入前の体験などのために、4日間から日額単位でレンタルが出来ます。対象機種は折り畳みが出来るModelFです。

申込はWEBから簡単に出来ましたし、配送もスムースで、届けてくれた宅配業者の方が玄関まで運んでくれるだけでなく、動作チェックまでしてくれて安心でした。バッテリーも、普通にコンセントと繋ぐだけで充電出来ますし、それを本体にカチッと差すだけ。
スタジオツアーは、WEBで前売りチケットを購入するシステムなのですが、当日はお天気が少しぐずついていて心配しました。ただ、出掛ける時間になると雨も止んだので、いざ出発!
いつも杖を突きながら歩く道のりをウィルで走ると「快適、快適!」と笑顔の母。おしゃべりしながら歩いて、あっという間に施設に着きました。
入場は時間指定制ですので、長蛇の列で待つ必要もなく、エントランスも広いのでウィルでも全く問題ありません。ツアーの入場口では、スタッフの方が車椅子用の動線で誘導してくださり安心でした。

映画で見たシーンに大興奮

母はハリーポッターシリーズを全部予習したわけではありませんが、最初に足を踏み入れる大広間のセットを見て、「思ったより広い!映画で見たのと同じ!」と大興奮。

ホグワーツそのもの!

スタジオの中は広く、入場者もコントロールされているためか、ウィルで動いても十分なスペースが取れます。今回は重いカメラではなく、スマートフォンで撮影することにしたのですが、入場してからはずっとスマホを握りっぱなしでした。それだけ撮影したいシーンが多いということ。
とにかく映画のセットが素晴らしい!もう完全にハリーポッターの世界に飛び込んだようです。

ランチはバックロットカフェでレイブンクロー プレート(フィッシュパイ)を。

ゆっくり見て周ると、ちょうど中間地点あたりにバックロットカフェがあります。お腹も空いたのでランチを取ることにしました。さすがにお昼時とあって、ここは行列が出来ています。スタッフの方にウィルで待機出来るところはあるか伺うと、待機場所を案内してもらえました。母にはそこで待っていてもらい、私は行列へ。少し時間は掛かりましたが無事会計を済ませ、待機していた母をピックアップして空いているテーブルへ。ウィルに乗ったまま食事も出来るので、とても便利でした。

後半のセットや映画製作の舞台裏の展示も素晴らしく、ハリーポッターがどれだけ素晴らしいクリエイターたちに愛され、大切にされてきたのかがわかります。

ロンドンに旅行している気分に

特に、キングスクロス駅のスケールには圧倒されます。このスタジオツアーが出来る前の遊園地の広さを知っている母も、「こんな広い駅が屋内にあるなんて、想像できなかった」と驚いていました。

ちなみに、母はこのバスが搬入されている現場を、たまたま見掛けたことがあるそうです。その時は(ずいぶん変わったバスだなあ)と思ったそうですが、「あ!あのバス見たことがある!」と言い出したのでびっくりしました。本当にリアルで「外の世界」で見たのですね(笑)。

さて、ツアーの後はショップでお土産を物色。雑貨やスイーツ、学校のガウンまで売っていて、キョロキョロしてしまいます。母は雑貨を購入、私はファンタスティックビーストのクッキーを買いました(缶が可愛いのです)。お買い物のあとは、チョコレートフロッグカフェでひと休みしました。

施設を出たのは16時、結局5時間コースとなりました。「ほんとに、ウィルが無かったら来れなかったと思うわ。」と母。確かに、すべてのコースを丹念に見るためには、それなりの体力がいるかもしれません。そういう意味では、スタジオツアーにウィルはぴったりだなあーと思いました(私もちょっと乗りたくなりましたw)。

帰りものんびりウィルで、いつも歩く道をお散歩気分で帰路に着きました。

さてウィルのレンタルは返却も簡単です。集荷の日はバッテリーなどの備品を揃えて置くだけです。事前に連絡のあった時間になると、集荷の担当の方がいらっしゃって、玄関先からウィルを運んでくださいました。返却する備品のチェックを一緒にやって、無事返却完了。

家の玄関は階段があるので、自分でウィルを道路まで降ろすのは大変ということもあり、自宅で母ひとりが日常的に利用するのは難しいのですが、今回のように、必要なときに必要な場所で短期間お借りするのは本当に便利だなと思いました。

「ワーナーブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」に行きたいけれど、ちょっと体力に自信がないかも、という方に、ウィルは絶対お薦めです。何度でも行きたくなる素晴らしい施設ですので、気になる方は、ぜひ!

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