作品解説「雨晒しのスクリプト」

皆さん、こんにちは。
お久しぶりです。

noteは今まで曜日ごとに定期更新して参りましたが、より自由な表現を求めて、これからは不定期更新とさせていただきます。

今回はスペシャル企画!
「午睡の夢のファントム」のオープニングパーティで行った作品解説のテキストを三日間連続で掲載します!

まずは「雨晒しのスクリプト」から。

人間が生きて死んでいくということに関しては、わかっていることもありますが、大部分は未知、あるいは不可知の領域に属していると言っていいでしょう。

死後の世界があるのかないのかといったことはよく論じられますが、私はあるともないとも断言することはできません。死んだことなんてないですからね。

いまここにいる我々の寿命が尽きてからのことだけではなく、我々が生まれる前のことも「死」と同じようにわかっていないことが多いでしょう。
我々は不可知の世界からやってきて、一時この世にとどまり、また不可知の世界へ還っていくのだと私は解釈しました。
幽霊は私たちが知りうる世界と、不可知の世界の「はざま」に属する存在なのだと思います。「死」の世界にいるはずなのに、この世に姿を現しているのですから。

幽霊というテーマを通して「人間」について考えながら制作したのが、この作品です。




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稲場麻佑

画家。北海道在住。美しいものとおそろしいものを愛する。恩師の元で現代美術と禅を研究中。 芸術のつれづれを語るWebマガジン「ヴィーナスのスープ」はじめました。 オフィシャルサイト http://mayuinaba.strikingly.com

ヴィーナスのスープ

芸術のあれこれを語るマガジン。 創作論、エッセイ、作品解説などを掲載します。 ゆったり読んでいただければ幸いです。

コメント7件

コメントありがとうございます。
そうだったのですね。
皆死後の世界のことは何が本当なのかわからないわけで、だから色々な論説があるんだと思いますよ。
死後の世界に限らず、ほとんどの人は知らないことの方が多いんじゃないでしょうか。
「迷信」も、何がそれに該当するかは環境や時代によって変わっていくものです。
神の存在についてもそうだと思います。
無神論に関しても色々な観点から見た無神論がありますよね。
私が死ぬまでの間に得られる知識なんてたかが知れていますが、自分がどんな世界に生きているのかは、先人たちの意見を取捨選択したり参考にしたりしつつ、自分で考えていこうと思っています。

お知り合いの方は、珍しい体験ができて良かったですね!
何であれ、未知のものに出会えるのは本当に素晴らしいことだと思います。
こちらこそ、お返事ありがとうございます。
お話が深まっていくと、ついていけない自分を恥ずかしく思っていますが、私も自分で考えていられるようになりたいです。

そうですね。初めて聴いたときは怖いとしか思いませんでしたが、いまはその人にもっとお話を聞きたくなりました。
こんばんは。
なんだか偉そうにものを言ってしまいましたが、私こそそんなに色々なことを知っているわけではないです。笑
どうかご自身を卑下なさらないでくださいませね。
周りの方のお話を真摯に聞かれているようにお見受けします。素敵な姿勢だと思います。
いつも♡やコメントなど、ありがとうございます。
これからもつらつらと色々なことを書いてまいりますので、楽しんでいただければ幸いです。
稲場さん、ありがとうございます。
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