無題

君が傷つくたびに 目をそらして 破り棄てて殴りつけてきた拳を 手のひらに戻してくれたのも君の白さでした。

わかってるはず。そんな物事は何ひとつもなくて 分かろうとしているだけだった。

砂を掴むような毎日に 日々こぼれ落ちてゆく昨日
がむしゃらに新しいものを求めても 痛む心はナニモノにも換えられなくて

届かない光が僕に射した

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