見出し画像

いくつになっても、ショボい遊園地を全力で楽しみたい。

今日はお休みだったので、会社の同期と予定を合わせて千葉の方にドライブに行きました。


お昼は千葉で有名な(多分)お寿司屋さん「やまと」に行って、
その後ドイツ村でひたすら遊びました。


ドイツ村といえば、イルミネーション。
イルミネーションといえば、ドイツ村。

きらきら

冬はこんな感じなので激混みなんだけれど、
水曜日の昼間、
それはそれはガラ空きだった。



どれくらいガラ空きだったかと言うと、
ジェットコースターのところに従業員がいなくて、
「すみませ〜ん!」
って呼んだら
「はいは〜い!」
ってお兄さんが来てくれて、動かしてくれる。

芝ソリをやろうと思って受付に向かっていたら、
一言も言ってないのにわたしたちのソリをおじいちゃんがいそいそと準備してくれていた。
「ソリやりたいんですけど」
「待ってたよ!」 
と言われた。 


そんなわけでわたしたちはブタ天キッズコースターで叫びまくり、

誰もいないパターゴルフ場でパターゴルフをして、

芝ソリではしゃぎまくった。


あ〜楽しかった。


会社の同期とは気が合うし価値観も合うなと思っていたけど、
今日で改めてそれを感じたんですよね。


人によっては、
「こんな暑い日に、子供騙しのジェットコースターに400円も払って、みんな下手くそなゴルフをして、何が楽しいの?」
って思う人もいると思うんですよね。
別にそれ自体が悪とか善とか言ってるわけではなくて。


でもみんなは、
「その場を楽しもうとする人」
だったんです。


例えるなら、
サイゼで何時間も喋っていられるような、
公園で子どもよりも全力で遊んでいるお父さんのような、
旅行でハプニングがあっても「これも醍醐味だよね」と笑い合えるような、

そんな関係で、そんな人たちだなと。


同時に、そういう人たちって気遣いで人想いだとも思うんです。
だって、
「こんな暑い日に、子供騙しのジェットコースターに400円も払って、みんな下手くそなゴルフをして、何が楽しいの?」
なんて言ったら空気は多分悪くなりますよね。


でも、正直「暑いなあ」と思っていたとしても、
誰かが「楽しいよね!」と言って少年少女のようにはしゃいでたら、
なんだか楽しくなってくると思うんです。


有難いことに、わたしが仲良くしてもらってる友達は、全員この「その場を楽しもうとする」気質を持ち合わせていると思います。


地元の友達と山梨の方に旅行に行った時、
行こうとしてたテーマパークかなんかが臨時休業していて、
おばあちゃんばっかりの氷穴ツアーに参加して、引くほどはしゃいでた。

また別の友達と岐阜に旅行に行った時、時間が足りなくて回り切れなかったけど、
「次の楽しみができたね」
と言い合った。


子どものような少年のような心を持っていることとか、
自分も楽しんで、周りも楽しませようとすることとか、
なんかうまく言えないけど、与えられたもので楽しむ、「その場を楽しむ」、
そういう能力ってすごい大事だと思うんです。


お酒がなくても、
高級な料理がなくても、
ディズニーみたいにお金をかけておもてなしされなくても、
思ってたよりショボくても、



それでもわたしは好きな人と行った場所、得た経験は全力で楽しみたいし、
そうしてくれる人とこれからも仲良くしたいです。

この記事が参加している募集

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?