先日、ジャニーズWESTの楽曲に心惹かれたその流れで、重岡大毅が自分の思っていた以上にジャニーズWESTの曲を作っていたと知った。

「間違っちゃいない」は名曲だと他G担でも知ってるくらいだったけど、裏を返せばそれくらいなのかと思っていたら、最新曲のカップリングまでやっていて、それが激エモだという。それを知ったのがこのnote。

ヲタクが愛全開で書いてる文章ってすごく好きだし、私は妙にカッコつけてしまうんだけど、このnoteは愛と分析が良い。
これを見て、「本当にちょっとCD買おうかな…」と思い始めた。

唐突に語り始めるけど、重岡というセンターは、王道でちょっと異色のセンター、だと思っている。

他の界隈はそこまで詳しくないけど、ジャニーズのセンターで最も多いのは、ビジュアルとして黄金比に近かったり、そこに起因してオーラのある人材だと思う。2000年以降のデビュー組で考えると、Hey!Say!JUMPの山田涼介や、SexyZoneの佐藤勝利、King & Princeの平野紫耀が代表的だ。

私はSixTONESを推しているけれど、SixTONESのセンター、ジェシーはオーラやビジュアル以上に「精神的支柱」という意味でセンターだと思う。さっき上に書いた紫耀にも、この要素は感じている。
私がSixTONESを推しているからかもしれないけど、ジェシーはSixTONESのセンターでありシンボルだ。

グループのセンターを張る、ということは、そのグループの顔になるということで、だからこそジャニーズWESTのセンター小瀧ではなく重岡がセンターなのだと思う。これはジャニーズWESTがデビューした時、音楽番組を見ていた母から「なんでこの子（小瀧）１番かっこいいのにセンターこの子じゃないの？」と言われた時から思っている。

ジャニーズWESTは、関西の血を受け継ぐ、親しみやすさとかっこよさを合わせ持ったグループだ。スタイルの鬼でベビーフェイスの小瀧がグループのセンターであれば、それは王道の「カッコいい」グループになり、バランスが崩れてしまう。もっと個人が認知され、グループが成長する段階のなかで、小瀧は早い段階で押されて認知もされる、センターにも立つ機会があるメンバーだろうけど、グループのキャラクターで考えると、ベース位置がセンターなのは絶対重岡。

そんな話を、グループ担当でもないのに母にした覚えがある。

重岡大毅は、ジャニーズの王道の「キラキラしたかっこいい男の子」を残しながら、教室の真ん中で笑っていそうな、近くにいそうな親しみやすさとリアルな等身大の存在感を感じさせるセンター。そういう存在だと、勝手に思っている。
「溺れるナイフ」という漫画が映画化され、その大友役が重岡だと知った時は、「ぴったりの役きたな」と思った。
大友は、菅田将暉演じるコウちゃんという、地元で「神」のような扱いを受けたり、破天荒であったりする主人公と対をなす、爽やかで優しくて「普通に等身大」のいいヤツだったからだ。最近の役で言うと、「これは経費で落ちません！」の太陽くんが近いんじゃなかろうか。

この「等身大」というのは本人のなかでもキーワードだったんだな、と、最近のトーク番組で本人口から語られているので、あながち間違ってはいないと思う。

話がずいぶん脱線してしまったけど、等身大の重岡大毅が表現方法を演技から歌にシフトしたら、リアルな表現になるのも納得なんだけど、noteを読ませていただいて、今回の曲や気になっていた「間違っちゃいない」の歌詞を見て、

それにしたってエグいな重岡大毅の表現ワールド⁉️

これが正直な感想だ。
あえて役柄にはめるなら、「知らなくていいコト」の闇落ちしたあのキャラ。（名前忘れた）吉高由里子の元カレの、あの役の、あの闇の深さ。等身大の明るく元気で暴走しつつもしっかりしたフロントマンだった重岡は、自分の闇も弱さも表現として、役としてでなくそのまま重岡大毅のまま、出せるようになったんだな…。
世界観１つ、演技だけじゃなく歌でもつくっていた。

何を乗り越えたら、何に触れたら、何を知ったら、それができるのか。
それが知りたくて、俄然重岡に興味が湧いた。
軽い言葉で言うなら、「最近重岡、いいよね」になるんだろう。ファンからしたら「前からだよ‼️」って感じですよね。

と、長々語ってしまったけど、noteに「また」とあったので、ちょくちょく重岡、曲調音源化してるんだなと察して、さてどうしようか、と思っている。
ミッションとして「僕らの理由」も探さないといけないというのに。
デビュー７年目（かな？）奇しくも中居くんの「デビュー７、８年目からがスタート」が頭をよぎる。

ジャニーズ楽しいなぁ、やっぱり。
悔しいほどに、楽しいな。