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私のライフワークを見つけた!どんどん学んで吸収して、地域を盛り上げたい!

さえこさんは旅を仕事の1つにするトラベルクリエイターを目指すコース、『POOLO JOB2』期生として、旅先の経験をコンテンツ化する力とSNSでのブランディング力を学んでいます。

「場所づくり」がしたいという思いを原動力に、自分の目指す姿に向かって進むさえこさん。今回のインタビューでは、POOLO JOBに入った理由や今後の理想の未来について語ってもらいました。



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さえこさんプロフィール
広島県出身で関西の大学に進学。
新卒でショッピングモールに就職して売り場の責任者としてイベント企画・運営を行った。その後、広島のゲストハウスでの勤務を経て、現在は広告代理店の営業として就職し現在にいたる。
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人生のワクワクを提供する「場所づくり」がしたい!この想いを胸に就職


広告代理店の仲間と

ーー現在は広告代理店でお仕事をされていると聞いています。具体的なお仕事内容について教えてください。

私は広告代理店の営業として、お客様が抱えている集客や採用の課題を解決するための提案をしています。テレビCM、ラジオCM、新聞広告など、お客様のお困りごとに寄り添って幅広く提案できるのは広告代理店ならではの強みです。

お客様と直接向き合うことで、お客様自身も気づいていなかった課題が見えてくることもあるので、たくさんお話しを聞くようにしています。私の営業はなんだか、お悩み相談みたいになっているかもしれません。

ーー最初のキャリアは、別のことをしていたと聞きました。元々、広告業界を目指していたのですか?

元々は、広告というより「場所づくり」に興味を持っていました。「場所」とは、家でも学校でも職場でもない、人生におけるサードプレイスのようなところ。

そう考えるようになったきっかけは、大学生の時にららぽーとEXPO CITYを初めて訪れた時でした。そこには、チームラボのデジタルアートを楽しむ空間があったり、海の生き物に触れ合える水族館があったり......。
ショッピングセンターは買い物をするだけではなく、ワクワクする体験が得られる場所になるというのは、私にとって新しい価値観だったのです。

新たな体験や価値観に出会える「場所づくり」をしたいという思いを就活の軸にして広島本社のショッピングモールに新卒で就職しました。

初めての勤務先は、香川県。入社したての頃は、とにかく仕事や新生活に慣れることに必死でした。

これが私のやりたかったこと?仕事に追われ、目的を見失う日々。

ーー就職後、「場所づくり」は実現できましたか?

初めは、「場所づくり」ができると思っていたのですが、だんだん仕事にも慣れてくると、やりたかったこととは少し違っていることに気づきました。

仕事の内容は、売り場でのイベント企画や運営です。商品を納入してもらう地域のメーカーさんや生産者とお話しする機会はたくさんありました。ですが、お客さんとは接点がほとんどありませんでした......。

また、コロナ禍の影響を受けて、関わっていた地元の生産者さんが軒並み倒産してしまったのです。何か力になりたかったのですが、会社員の立場では何もできずに、もどかしさを抱えていました。

私は売り場をつくる仕事をしているけど、これがやりたかった「場所づくり」じゃない。そう思い始めました。

ゲストハウスで見つけた、やりたいことの方向性


色々な人から刺激をいただいたゲストハウス

ーー理想と現実のギャップに気づいてから、次はどんな行動をしたのですか?

実は、身近なところに「場所づくり」が実現できそうな場所を見つけました。当時住んでいた香川にあったゲストハウスです。近所をぶらぶら散策していた時に、にぎやかで盛り上がっている声が聞こえたので気になったのでのぞいてみたんです。

オーナーが地域のお店を巻き込んで運営していて、自分の力で地域を変えていきたいという思いを強く感じました。例えば、宿泊者がその地域の本屋さんで本を買って、ゲストハウスに寄贈することができます。そうすると、本の代金は宿泊代に充てられるんです。こんなやり方は見たことがなく、衝撃的でした。

そのゲストハウスは旅行者と地域住民のハブ的な存在で、私も何度も足を運ぶようになっていました。そこで出会う人は自分のやりたいことに向かって行動する輝いている人たちばかり。歌が好きで東京と香川の2拠点生活をする女子高校生や、香川に移住を決めた方など......。みんな人生を楽しんでいました。

ーーゲストハウスでの交流の経験からたくさんの刺激を得られたのですね。

はい。自分を振り返ってみると、会社員として会社のために働くだけの生活になっていました。宿泊者の夢に向かうエネルギーからたくさんの刺激をもらい、私も何か行動したいと考えるようになりました。

ーーさえこさんにとって、挑戦したいことが見えてきたということでしょうか。

そうなんです。ショッピングモールでの「売り場づくり」の仕事は、よそ者としてビジネスライクに地域に関わっていく印象でした。

それよりも、地域に入り込んで密に交流を取り合う、香川のゲストハウスで体験した「場所づくり」にワクワクしている自分がいました。
私も一緒に地域を盛り上げたいという想いが強くなって、新卒から3年でショッピングモールを退社しました。

ーー人生の転換期が訪れたのですね。退社後はどんな仕事をしたのですか?

ゲストハウスで一緒に働いた仲間と

その後、地元の広島に帰って、ゲストハウスで働きました。地元のことをよく知っている人たちが集まる場所で働きたいと思ったからです。それに「場所づくり」をするためには、地域のことを知る必要がある。それにはゲストハウスがぴったりの場所だと考えました。

広島のゲストハウスでも、自分の夢を形にするために行動している人たちにたくさん出会いました。

彼らのキラキラした姿に憧れを感じながら、こういう人たちの存在をもっと多くの方に知ってもらいたいという気持ちが湧いてきました。

世の中には、魅力的な人や商品、サービスがたくさんある。ゲストハウスだってそう。それを必要としている人もたくさんいるはずなのに、そういう人たちにつながらないのはもったいない!

地域を盛り上げるためには、まずその地域を知ってもらう必要があることに気づき、広報・PR活動の大切さを実感しました。
その想いを糧に転職活動をして、地元広島の広告代理店に入りました。今は、地域で頑張っている会社の魅力を届ける広告づくりをしています。

個人だからこそできる地域貢献の形がある


地元の広島は伝えたい景色であふれている

ーーPOOLOJOB に入った理由も広告作りやPR活動をしたいという思いと繋がっていますか?

はい。魅力的な観光場所があるのに、なかなか知られていない地域を広報したいという思いから入りました。今は、広告代理店で働いていますが、会社の看板を背負って営業に行くと、規模の小さな会社からは警戒されて話を聞いてもらえないこともあるんです。個人の名前で活動する方がやりやすい場合もあります。

だから、自分自身に発信力をつけたら、頑張っている地域の会社の力にもなれるのではないだろうか......。

そう思っている時にちょうどPOOLO JOBの広告をInstagramで見つけました。
地域の魅力を発信する文章力やコンテンツ力・編集力を身につけられる講座。
「これなら、やりたかったことができそう」

それに、一人で頑張るのは難しいかもしれませんが、同じ想いで一緒に頑張れる仲間がいることに魅力を感じました。

ーーPOOLO JOBでは、どんなことを意識して学んでいますか?また、これから挑戦したいことを教えてください。

最近思うのは、広報というのは1つのスキルで成り立っているのではないということです。学んでいるうちに、色々な知識・経験・スキルが組み合わさっているものということがわかりました。例えばXの投稿1つとっても、投稿の裏側にブランディングの知識が必要ですし。

将来的には、地域の魅力を伝えて盛り上げて、まずは地元の広島を活性化したいと思います。具体的には、POOLO JOBで発信力を身につけて、個人として地域の方に話を聞けるからこそ分かる地域の魅力を伝えていきたいと思っています。

今は、広報のスキルを身につけることに注力していますが、将来的にはそのスキルを生かした「場所づくり」をしたいです。
地域を元気にするための広報活動と場所づくりは私のライフワークだと感じているので、そこに向かって今できることに着実に取り組んでいきます!

編集後記

「場所づくり」を人生の指針として様々な経験をしながら必要なものを掴み取っていく姿が印象的でした。さえこさんの活躍で、広島がますます魅力的な場所になっていくのが楽しみです!地域活性化に興味があるけれど、何から行動したらいいか分からないという方にぜひ読んでいただきたい記事です。


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