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アメリカのお受験戦争

うちは、一番上が高校のシニアです。

アメリカは高校が4年で小学校1年から数えて、12年生またはHigh Shcool Seniorと呼びます。 

さて、カリフォルニアのお受験戦争について、今日は話をしたいと思います。 

私の住む南カリフォルニアは治安も良いところなので、殆どのお子さんが公立高校に行きます。

さて、アメリカのお受験戦争はどうかというと、GPA(Grade Point Average)という学業指標が一番大事になってきます。一般的には、このGPAを高く維持することで大学入学や奨学金などに有利になってきます。高校に入った時から学校のカウンセラーと年に2回ほど親も入れて面談があり、このGPAを維持するためにあなたのお子さんはどの分野の授業を受けて、次はこの上の授業を取ってとアドバイスがあり、それに従って進んでいく形です。 

高校9年生と10年生までは楽できますが、11年生(ジュニア)の学年になるとGPAを落とさないように常日頃からの宿題や提出物を怠らず、試験も毎回真剣に挑んでいかないといけないことになります。 

この時期には夏休みを利用して興味のある大学のキャンパス見学に行ったりします。 うちも、前から旅行とかに行く度にその地で有名な大学のキャンパスを見学に行ったりしていました。 

さて、シニアの年(8月末に学校スタート)から、あっという間に9月くらいになると大学へ願書を出すためにSATというテストを受けたり、エッセイを求める大学が殆どなのでエッセイの練習を何度もして学校の先生に見てもらったり、そして大体の大学が11月末までには願書を出しエッセイを出して、サンクスギビング(11月末)~冬休みはちょっとリラックス。

アメリカの願書やエッセイを書くにも、GPAだけではなく、日ごろの部活やボランティア、バイトなども書きます。沢山の活動をやればやるほど、何かのグループで特にリーダーシップをとってやればやるほど良い大学に行けるのか?ここは謎ではありますが。。。 

1月に入るとカリフォルニアの場合は、私立や州立大学から先ずは結果が出てきて、最後の3月になると多くのカリフォルニアの高校生たちがほぼ必ずと言っていいほど願書を出すUCスクールと言われるカリフォルニア大学、合計10校のどこかへは希望を出すのです。 

もうこの一連のプロセスだけで親は疲れますし、1月から結果が出てくる度に一喜一憂するという。。。うちは特に初めてなので最近お疲れ気味です。トホホ。 


うちの長男一応希望する大学から入学許可が来ており、あとは残り3校くらいからの返事を待って、晴れて大学生になります。 

もう少し一喜一憂の3月頑張らねば!

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