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ととのい探求

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自分をととのえる、ご機嫌にするものあれこれについて。
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【803/1096】寒い朝もTC

【803/1096】寒い朝もTC

朝の登校に付き添う当番があり、今週は担当の週なのだが、寒い。
急激に寒い。
子どもたちも外でじっとしているのは無理!みたいな感じで、時間になるまで足踏みしながら動いていた。
うん、うん、そうだよね。

そんな寒い朝であったが、今週はTCウィーク。
暑い時のTCもいいが、寒い時は特にTCウィークに参加してやるのがいい。
寒い朝に1人でやるとか無理だから。難易度あがる。
が、50人と一緒にやると思った

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【801/1096】養生思考のすすめ

【801/1096】養生思考のすすめ

最近読み直した本に、「養生思考」がある。

2019年の発売日に購入して読んで、それから何度か読んでいるが、今読んでもやはりよい。

養生思考とは、

と書いてある。

養生思考で、呼吸を使って、毎日自分の体と対話していると、不調になりにくく、なっても回復しやすい。

これは、自分の実感とも一致する。
呼吸を使って、毎日自分と対話することが習慣づいてから、不調になる前にケアすることができるようにな

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【797/1096】気づいた後が楽しいのだ

【797/1096】気づいた後が楽しいのだ

息が通ってないことに気づく。
息が止まりそうに気づく。
呼吸のことをやり始めると、日常で息を詰めていることに気づくことが増える。
最初は、発見した喜び(?)があって、「こんなに止めてたのか!」と驚く。
けっこうもう誰かに言いたい!くらいな感じで。
しかし、そこで、気づいて終わり。
としてしまうと、だんだん嫌になる。
いつまで経っても、「あ、また息止めてた」と気づくだけになる。
そうすると、息が止ま

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【798/1096】けんこうなからだ

【798/1096】けんこうなからだ

肩を開ける(ひらくではない。あける。)をテーマに日常を過ごしている。
今日の呼吸・整体のスクールで、またもや新しいルートが開通した。ほんとまだまだある。

子どもの頃にたっぷりと外あそびをして、自由に動き回るというのは、身体という器にとって、ものすごい大事なんだなと思う。
子どもの頃の土台が、けっきょくのところ、今の今までつながってくるわけなので。

私の肩は、写真で見ても、幼稚園の入園式には詰ま

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【789/1096】お寺で、深呼吸

【789/1096】お寺で、深呼吸

呼吸仲間の神さんが、谷中にあるご自分の生まれ育ったお寺で、深呼吸のワークを開催するというので、参加してきました。

お寺と言う空間、場に入るだけで浄化される。
物が片付いている、掃除されて清められているというのは、非常に大切なことなのだなと実感します。

江戸初期に建立されたお寺で、よく手入れがされている草木と井戸があり、石畳がきれいな寺院。
400年くらい続いているというその歴史を聞くと、なんだ

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【700/1096】上腹部を解放する

【700/1096】上腹部を解放する

呼吸のお稽古の日。
今月は、上腹部の解放。
上腹部の解放ってなんのこっちゃ?って人がほとんどだと思うけど、日常の呼吸が楽になるのは、上腹部が解放されていないとできない。

まずは、上腹部に緊張、力みを入れているということに気づく、認識するところから。
緊張している、力んでいるという自覚がないことがほとんど。常に入れっぱなしだったりする。
自分の感情に振り回される、囚われる、ついつい自己否定してしま

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【683/1096】納めることの大切さ

【683/1096】納めることの大切さ

呼吸・整体で学んだことのひとつに、「生待応従納」がある。
これは例えば、箸をもつという動きをするときに、
生=意図を持つ。(箸を持とうとする)
待=生じた力の方向性を待つ(箸のあるほうに手が行こうとする)
応=その力に応じる(その力を使って箸を持つ)
従=応じたものに従って動く(持った箸を動かす)
納=動きを納める(箸を置く)
とみたいな感じ。
いちいち考えてやると身体の声が聞こえなくなるので、こ

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【671/1096】今ここにあるカラダ

【671/1096】今ここにあるカラダ

マインドフルネスとは、正確には、「マインドフルネスストレス低減法」といい、心理学的治療の一つで、ジョン・カバットジン博士が禅に影響を受けて、仏教を宗教としてではなく人間の悩みを解決するための精神科学としてとらえ、医療に取り入れたものである。
もともとは「注意を集中する」という意味で、一瞬一瞬の呼吸や体感に意識を集中することが基本である。

やってみるとわかるが、一瞬一瞬の呼吸や体感に意識を集中する

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【649/1096】背骨がしなやかになることの威力

【649/1096】背骨がしなやかになることの威力

普段日常で、背骨を意識することはどのくらいあるだろうか?
たぶん、ほとんどないのではないか??と思う。
背骨は、身体の柱であるが、柱は常に意識しなくてもそこにあるものと思っている。
家の大黒柱を毎日意識しなくても特に問題はおきないように。

でも、その柱は、どんな動きにもあわせてしなやかに動けるようになっているか?というと、心もとない人が多い。
会社員時代、背中ががっちがちで、定期的にマッサージで

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【648/1096】下垂をどうにかすると人生が全体的によくなる

【648/1096】下垂をどうにかすると人生が全体的によくなる

今月の呼吸のお稽古のテーマは「下垂」
先月、背骨をしなやかにしたので、今月は上半身を楽に、下半身をしっかり使えるように取り組んでいる。
下垂については、過去にも書いている。

下垂とは物理的なものというよりは、身体内部に下垂する力が働いて、自分の中心感覚が失われるというもの。
そうすると、いろいろと心身への影響が大きい。

身体的にもすごく影響あるけど、下垂が強くあったら、心にスペースが持てないか

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【600/1096】抑圧は、生きたまま埋めること

【600/1096】抑圧は、生きたまま埋めること

言わないでいることを我慢することだと思っていた頃は、
抑圧していることが多すぎて、何を抑圧しているのかもわからなかったなと思う。

自分の中に思ったことを言わないでいるのと、
言いたいことを我慢するのとは全く違う。
言いたいことをなかったことにする(抑圧)するのも全く違う。
この違いを自分で認識できるようになるまでに
長い時間がかかった。

欲求や感情を抑圧する、抑えつけてなかったことにするのは、

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【581/1096】鎮静していく

【581/1096】鎮静していく

呼吸のお稽古の日。
陰性刺激で、身体を緩める。
やっていくと、場全体が静かに鎮静していくのが明らかにわかるのが面白い。
少人数なので、ひとりひとりにじっくり向き合えるのもこのクラスのよいところだなと思っている。

陰性刺激は、呼吸・整体の森田先生の造語で、神経系に刺激が入るように身体を動かして、身体にある緊張を強制的に緩めるもので、頭がぐるぐるしてしまったり、頭にあがりすぎているようなときには特に

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【545/1096】できていないこととできていること

【545/1096】できていないこととできていること

引き続き、舌を出して力みをチェックする指針にするのを、日常でやってみている。

ちなみに、余談だが、力んでいる人は舌がでない。
ちょろっとしか出なかったり、出てる舌が細くなったり、曲がったり、とにかくまっすぐにべーって出せない。
あっかんべーってやって、ベロがべろーんと出るのがよい。

また、舌を出してて、歯があたるのは、口の開け方がそもそも違っている。
下あごしか引いてない。
口は上あごと下あご

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【541/1096】自分でやってるから、自分でやめる

【541/1096】自分でやってるから、自分でやめる

今日は、呼吸DOJOで自分の力み具合を舌でチェックする。

舌はひとつの指針なのだが、わかりやすい。
わかりやすいだけに、今まで隠れていたものも露になる。

わからないように(無意識であったりするが)「こそこそ隠れてやってた」ことが、白日の下にさらされたとき、どうするか?

私の悪いパターンは、被害者ポジションを取るである。
「これは私のせいではない」原因探しをしたくなる。
「どうしてこうなっちゃ

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