末の子は、甘え上手である。
母が怒り出しそうになるときに、へへへ～っと笑顔でにこーっとして、怒りを吸収するという技をもっており、それがことごとく通用する。

約束を守らずに、自分のしたいこと（TVを観るなど）をやっているとヤバい！とわかっているからか、母に怒られる前に先手を打ってくる。
「ママ、かわいい」
「ママ、大好き」
など、ハートを打ち抜く術を知っている。
あざとい。
しかし、ついつい騙され、絆される。
へら～っと笑ってしまう。

我が家は、末の子以外、全員長子なので、ほかは皆、甘え下手である。
上の子には、同じように接しているつもりでなのであるが、
甘え方はうまくならない。
こういうのは、やはり生まれた順による環境が影響しているのだろうかと考えてしまうのも仕方ない。

末の子は、もともと愛嬌があり、物おじしないので、お店の人と仲良くなるのも上手いし、知らないおじさんと話をしていることもあるし、なんというか相手の懐に入るのがうまいのである。
そういう資質を持っているのであろうなーと思う。

まあ、でも、笑顔なのはいいことだ。
無理やり笑っているわけではなくて、心からにっこりしている。
そういうのはなかなかよい。
見習いたい。

では、また。