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【34/1096】自分の真ん中にあるということ~真ん中の一点

34日目。昨日書いた日記はけっこうドキドキするものだったらしく、夢であれでは本意が伝わらないのではないか?とか、書くべきではなかったから消せとか、いろいろな声が出てきた。こういうのが面白いと思うのだが、意識がそこに向いていたのだろうなと思う。気の向くままに書いていくのがこの3年日記だから、まあいいのだ。
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今日は、「自分の真ん中にある」ということについて書いてみる。

昨日は呼吸整体スクールの探求クラスで、もうすでに習った型を繰り返し練習しながら、探求していった。動きまくって、呼吸しまくった。
すでに教わっていて、そのように言われたことも覚えているのに、やっていることが違うということが儘、起きる。
言われたとおりにやるということは、簡単なことではないのだと思い知る。
なぜ出来た気になっていたのか、と毎回不思議に思うのである。
つまりは、その時に受け取れるものしか受け取っておらず、その受け取ったものしかできるようにならない。
そして、自分の受け取ったものを「本当にそうか?」という視点で何度も見直してやる、ということができる必要がある。

この「問い」を自分で持つことができるかどうか?
そして、「問い」の質が本質であるかどうか?
ということが、学びの鍵である。

本質であるかどうか?というのが、自分の真ん中であるかどうか?ということに近い。

私は、脳科学、神経科学、心理学をこの10年勉強し、今も知識をアップデートし続けている。大学や大学院で研究しているのとは違うが、やっていたことは当事者研究だったんだなと思う。自分に起きていたことを、理解するための研究。
身体に起きていたこと、心に起きていたこと、精神に起きていたこと。
そして、それが今もなお起こり続けていることをなんとかしたくて学びまくっていた。そして、カウンセリングやコーチング、ダイアログ、ファシリテーションの手法を学び、活用し、仕事として提供もしているのであるが、その数々の学びで体得したことは、みな同じことを違う方法で表現しているだけなんだな、ということだ。
ものすごいざっくり(笑)

真ん中に、点がある。

その点を見つけられるかどうか。

その確信が持てるかどうか。

そして、その点を見つけた後に、それを磨き続けられるかどうか。

磨いて、それを拡げられるかどうか。

これである。

そして、この真ん中の点を見つけるのが、なかなかに至難の業である。

なんとなくここ、ではなく、曇りなく、一点。

ここ。

その場所があるのだ。

なんとなくここ、まではいっても、そのから曇りなく、ここ一点を見つけるのには、それを見つけようとすることと、技術、そして訓練(練習)がいる。

(ただこれ、最初から見つけてる人もいるんですよねー。
だからまあ、これは見つけられない人向けの話です。)

で、その「真ん中にある一点」から自分を顕す。
そこに常にいる。
それを練習しつづけるのが、「磨き続ける」です。
呼吸の練習は、この磨き続けるをやっている。(それ以外にもやってるけども、説明が難しいので割愛。)
点を見つけても、残念ながら、そこに居続けられないので、磨き続けるは必須。
磨き続けてるうちに、あれ?点だと思ってたとこ、違った??となる場合もある。
なので、適切なガイドについたほうがいいし、ひとりで磨き続けるのはたいへんすぎるので、一緒に仲間がいるといい。

この真ん中は、身体と心と精神のすべての真ん中であり、器で土台である身体が、人間であれば毎日変わる(ま、心も精神も毎日変わりますがな)ので、毎日毎時毎瞬、確認し続けるのであります。

CRMのゴードン博士は「センターの一滴のあらわれ」と表現していて、身体、心、霊性、良心、直感、創造性、夢、哲学者の言葉を使って説明していた。そして、十分に大人でクリアなSELFがあらわれている必要がある。
(※SELFとは、自己(self)という概念。心理学者のユングが精神分析で提唱したもので、自我(ego)を超えた高い次元にあるとされ、人間の意識と無意識とを含む、全体性の中心にあるものと定義されてます。心理学者によって概念が多少違うけども。)

呼吸整体の森田先生はもっと明確で、「呼吸のニュートラル🄬」のことを指している。身体技術で、その一点であり続けることができるという。練習すれば、必ずだれでも習得できる技法にしているのが本当にすごい。

そういう風にしてみるとですね。
物理学だろうが、宇宙の話だろうが、建築論だろうが、文章を書く技術だろうが、学びの根底は同じだなと思うわけです。(すごいおおざっぱ・・・もちろん、あれですよ、個別の専門性とかは違いますよ・・・)

その人が、真ん中で、その必要なことをするように学ぶ。

「真ん中にある」
この絶対条件として、グランディングは必須だなと思います。
そして、「まっすぐ観る」は真ん中であるからできることです。

長くなりました。
この話はまた書きます。

ではまたね。




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