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お片づけ1日目「所有の意味を考える」

整理収納アドバイザーがファシリしてくれて、平日の10日間、毎日15分片付けをするという企画に参加している。今日が1日目。
旗振ってくれる人がいて、一緒にお片づけする人たちがいて、実際に片付けるのは私だけど、なんだか心強い感じ。
リビングダイニングの書類が雑多になってきて、これを片付けたいなーという動機で参加することにしてみた。
今日のテーマは、「所有の意味を考える」でした。深い!テーマが深い!
そもそもこれらはなぜ所有しているか?なんて、しみじみ考えてなかったりするものがゴロゴロしているのが、家というものです。ええ。

私は子供の頃、というか、実家をでる29歳まで、自分の部屋の片付けができない女であった。母親に片付けられない部屋をクソミソに言われていて、いつもキンキン声で怒られていた。「女のくせに片付けもできないのは、ゴミ以下だ」くらいの勢い。なぜ「女のくせに」だったのであろうか?そして、よく考えれば母親もモノを捨てられない人(現在進行形)なのに、ねえ。
(追記:今考えれば、うちの母親は年がら年中、パニックに陥っていたのだと思う。母は母で父にいつも怒られて追い立てられていたので。)
たまにものすごい勢いで断捨離して片付けてもだいたいリバウンドしていた。ダイエットと同じだなー。太っては痩せて、を繰り返すという。
独立してから、一人暮らししていた部屋はそこまで散らからなくなったのだけど、いつも「片付けられない」と思っていた。
過去にプロに依頼して、お金をかけて、片付けに取り組んだことが3回ほどある。それぞれメソッドは違ったけれども、その時はきちんと片付いて、達成感もあるし、やればできる子、私!としばらくはいい感じで快適!
だけど、だんだんこの書類が溜まってくる。本が増えてくる。。。。というのは繰り返している。

先日、子どもが私が引き出しにしまっておいたものを、持ち出して、元に戻さなかったため、それがどこに行ったかわからなくなった、ということがあった。その時、自分がかなりのショックを受けていることに気づいて、これはなんだ??と思ったら、「信頼」を「裏切られた」と思っていることに気づいた。
出来事は大したことではなく、子どもには悪気はなく(お母さんを困らせるためにやってやろう!とかでもなく)、また買い直せばいいじゃん!という類のモノである。
そこにあると信じていたものがない、ということに、自分はショックを受ける人なんだなーと気づいた。「ある」ことに確信があって、それが「ない」ということに。で、「ないから仕方ない」とするのにあまりにも慣れていて、ショックを受けることすら忘れていたんだなーと。こんなちっちゃいことで気づけてよかった!

で、だからなんの話かっていうと、片付けです。
片付けて、信頼を裏切られるのがいやだから、本気出してやらなかったんですよ。
まじかー!!!!!と叫びたくなるねー。
しかし、ここは結構大事な気づきでした。

モノを捨てる時に、痛みがある、不安がある、だからためらう。みたいなことも、結局は自分への信頼ではないか?と思ってきた。
自分で、自分が選択して決めることへの許可が出ていない。(この書類は家族も見るかもしれないし・・・どうしよう、みたいな不安)
自分で、決めたことの責任をとる覚悟がない。(これは私が捨てます!と心の底から決めてない。捨てたほうがいいよねー?と無自覚に誰かの期待に応えようとしている、とか。)
捨てたことで過去に「あー捨てなきゃよかった」と後悔したことがある。などなど。
シンプルにいうと、今にいない。(過去とか未来とかを憂いている訳で)
今にいない状態で片付けしてたなあと思う。

という訳で、今回の10日間は、一緒に伴走してくれる人もいるし、励まし合う仲間もいるし、今ここにいる状態での片付けにチャレンジ!するのである。
今日は、所有の意味を考えながら、仕分け(整理)しました。
10日後にどのくらい片付くのか?は未知だけど、楽しんでやっていきます。

◾️1日目の進捗(1日15分の片付け)
・リビングの食器棚の上に溜まっている書類を仕分ける
 *学校・保育園関係
 *仕事関係
 *DM/チラシ
 *手続きの必要なもの
 に分けた。15分では分け切らず、10分延長。
要不要がすぐにわかるもので不要なものは処分できた。


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