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【489/1096】やったことだけが実を結ぶ

考えても、思っても、実は結ばないのだなと思う。
やったことだけが実を結ぶ。
もちろん、何を考えて、何を思ってやったか?も影響あるし、ただやればいいというのでもない。
が、ただやったことは、やったように実が結ぶだけである。
思ったように実が結ばないのは、思ったようにやってないからだ。

やった結果ではなくて、プロセスが大事とも言う。
私もそう思っていたけど、最近はそうだろうかとも思う。
もちろんプロセスが大事だと思うけれども、でもやった結果も大事だろう。
そのプロセスの結果、そうなったのだから。

やったことというのは、身体を動かしたことだ。
身体を動かしてやったことだけが実を結んでいる。
口に出して言ったことは手ばなれる。
だから人に話すと軽くなったり、ほどけたり、溶けたりする。
でも一方で、口に出してしまった言葉は取り返しがつかない。
出したほうは手放したから忘れてしまうが、受け止めたほう(聴いた人)の身体には刻み込まれる。
何年も何十年経っても言われた言葉を覚えているというのは身体に刻み込まれているからだ。

やったことは自分の身体に刻み込まれる。
そんなことやってないと思っていても、身体がそのようになっているのだから、やっている。
やっていることに無自覚なだけだ。
寝てる。

昔、「ハリセンで頭の後ろからパシーンと叩いて、早く起きろ!ってやりたい」と言われたことがある。
もちろんそんなことはされなかったが、そのくらいインパクト入れて早く目を醒ませという意味だった。
唐突にその意味がわかった。
そんな今日は、立春後の満月ですね。

では、またね。


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