見出し画像

ヤドカリカフェ@大分市

大分市のはずれにあるヤドカリカフェ。郊外のカフェで一見さんは必ず迷うほどの立地なのですが予約必至。ランチ営業しかしておらず、しかも不定休。雨の日でしたが、訪問したもほぼ満席でした。

店内は古民家をリノベーション。フレームをティファニーブルーにしてあり、可愛らしい佇まい。

お店へ入ると入口に系列の無農薬農場からの野菜や、野菜の加工品がシンプルながら品良く並べられています。ドライ機大きいの入れてます?と思わず聞いちゃいました。

ひとつひとつ、使い方を丁寧に教えてくれます。

ピタパンサンドセットをオーダー

好きな具を詰めて食べられます。無農薬、お野菜、カフェというと、身体にいいを前提として、美味しさから離れるところもあるのですが、ここは、しっかりとフレッシュ野菜にあぐらをかかず、油と相性がいいものは調理して出している分、しっかり定食屋でがっつり食べた満足度があります。スパイス、塩、油の使い方、干し野菜、酸味を効かせたマリネ類がポイントになっています。パンも手作り。

調理担当の方がお野菜に精通しているからこその味。でも実は農家さんほど実はアレンジせず食べているもの。6次化の課題はここにあると思います。

私は6次化プランナーではないのですが、何度か6次化プランナーさんが入ってダメだった案件のサポートに入ったり、商品開発の講演をしたら、参加者が、6次化プランナーさんだらけで、関わっている案件の相談だったことがあり、驚きました。

商品開発は経験がないからと、成功例の真似をしても売れないし、全く前例のない商品を生み出しても、ニーズがなければ売れません。

郊外でも、予約してでも行きたいヤドカリカフェから、たくさん学びました。真似はしません。でも、たくさんのヒントがそこにはありました。

ランチメニューはドリンク入れて1200円程度。しかし、客単価は3000円近いのです。私たち3人の客単価は6500円。そういうことです。

#カフェ #6次化 #野菜 #無農薬 #フードデザイン #デザイン #商品開発 #ビジネス

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?