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50代主婦が、自分を好きになるために始めたこと。

お久しぶりです。
気が付けば前回の投稿から4か月ほど経ってしまいました。
お元気でお過ごしでしたでしょうか?

去年の年末から今日まで、
私に起こった出来事や環境の変化はとても目まぐるしく、
私でさえ私についていくのがやっとです(笑)

今回はそんな50代主婦にとっては激動ともいえる日々のことと、
実現したい夢のために始めたことをお話ししようと思います。


パートをやめました。


以前の記事で、ドラッグストアのパートをしていることを書きました。
大好きな同僚たちがいて、とても楽しい職場でしたが、
体は悲鳴をあげていたんですね。
重たいものを持つと腕に激痛が走り、中腰の姿勢は慢性的な腰痛を引き起こし、それが悪化してぎっくり腰に……
年末、とうとう長期でお休みをいただくことになりました。

長くは続けられない。
常々そう思ってはいましたが、好きな仕事から離れたくなかったので考えないようにしていたのです。
だけど体からのメッセージは「そろそろ潮時じゃない?」

自分の思いだけではどうにもならない事がある。
私はメッセージを受け取って、退職を決めました。

最終日の終礼で、手で作ったアーチをくぐり抜け見送られるなんて、
まさか50代で体験できると思わなかったです。
3月のまだ寒く、でも春もほんのり近くに感じられる日に卒業式を迎えました。

退職時に頂いた同僚からの寄せ書きや、思いのこもったプレゼントは私の宝物です。

専業主婦歴30年からパートを始めて約2年半、
長い助走期間でしたが、ここからまた新しく始めていきます。


50代、派遣社員になってみる。


3月にパートを辞めると決めてから、1月、派遣会社に登録をしました。
せっかくMOSの資格を取ったのだから事務系の仕事をしたいと思ったのがきっかけです。

資格を取得しただけでは何の力もない。
でも実際にはそんなこともないように感じました。

実務レベルのスキルはなくても、PCの基本操作は出来るということで、
応募できる仕事の幅は広がったように思います。

幅は広がった、のですが……

応募した仕事を次々と落とされ続ける日々。

派遣の仕事は会社にもよると思いますが、私の登録した会社は次のような過程で仕事が決まります。


  1. 職種、時給、勤務地、勤務時間など自分の条件に合う仕事に応募する。

  2. 派遣会社内での選考

  3. 社内選考通過

  4. 本人へ連絡がきて意思確認

  5. 内定

  6. 職場見学(面接)

  7. 職場見学(面接)後、派遣先企業の合否、合格なら決定

  8. 就業

私の場合は、2の社内選考で落とされることが続きました。

これが永遠に続くのかも。
50代で派遣で事務なんて無理だったんだな。

そう思いながらも機械のように毎日何件も応募し続け、
「残念ながら今回はご紹介にいたりませんでした」
のメールにすっかり慣れてきたころ、
4の意思確認メールが届きました。
最初はまた残念メールだと思って破棄しようとしたのですが、
なんだかいつものメールとは様子が違います。

「応募されたお仕事についてのご確認です」
初めて見る文言を理解するのにしばらく時間がかかったくらい、
すっかり「落ち体質」になっていたんですね。

そこから5,6,7の過程を経て、

1月に派遣登録をしてから2か月余り、3月下旬にようやく就業が決定しました!
4月から晴れて派遣社員としての生活が始まります。


無理じゃないと信じて進む。


もちろん希望ばかりじゃなく不安なこともあります。
もう若くない50代ですもの。

  • 実際ちゃんと仕事がこなせるのか?

  • 短時間勤務のパートから週5フルタイムの仕事に変わって体力面は大丈夫か?

  • 主婦として家事と仕事の両立はできるのか?

など、考えだしたらキリがないです。
やってみないとできるかどうかわからないし、
もしどうしても出来なかったら、それはその時に考えよう。

これは人生の後半にやってきた大きなターニングポイントなのです。
今はとにかく、無理だと思うよりも自分を信じて前へ進むと決めました。

現在、就業して1ヶ月が経ち。

失敗もありますが、ありがたいことに職場の方々はとても優しいです。
同期にも恵まれ、さみしさや居心地の悪さもありません。

仕事 覚えることが多すぎて、脳活がはかどります。

体力 まあまあきついです。とくに通勤が辛い!ここが課題。

家事 週末になんとか体裁を保てるくらいには(笑)



50代にとって、新しい生活を選ぶことは怖い事かもしれません。

なれ親しんだ居心地の良い場所からわざわざ出る必要があるの?
いまさら人間関係や仕事を新しくするなんてめんどう。

でもそこでじっとしていたら安心安定だけれど、
見える景色はずっと同じなんです。

これからもいろんな景色が見てみたい。
人生が100年なのだとしたら、
折り返しの人生を今までとは違った生き方をしてみたい。
そして、それは一日でも早い方がいい。

こう言い切れるのは、50代だからです。
動くと決めたのなら、立ち止まっている時間がもったいない。
やりたいことも、見たい景色もまだまだたくさんあるのです!

残念ながら余生に余裕のある年代とは違い、走り続けるには限界があります。
一日走ったら少しテンポを落として今日は歩こう。
今日は半日休もう。
いや、3日は休もうか……
そんなお年頃ですから、進めるときには進めが合言葉です。

さらに新しい自分になるために。


そして、はからずも就業と同時期に「ものかきキャンプ」(ものキャン)というオンラインスクールに入学しました。

かねてよりWEBライターという仕事に興味があったこと。
講師の野口真代先生のYouTube動画を拝見していて、
好きな時に好きな場所で好きな人と好きな仕事をする、ということにとても共感をおぼえたこと。
私も好きな時に好きな場所で、誰かの役に立つ文章を書く仕事がしたい。
一度真剣に文章について学んでみたいと思い、思い切って門を叩きました。

3か月間という短い期間ですが、得られるものは貪欲に得ていきたい。

この場所でも、高めあえる同期の方々の存在は大きくて心強いです。
様々な経歴の持ち主の方々との関わり合いが、どれほど貴重で刺激になるか計り知れません!
これもものキャンのひとつの魅力だと感じています。

今の私の肩書は、主婦であり、派遣社員であり、
ものかきキャンプの8期生でもあります。

ここにもうひとつ、近い将来胸を張ってWEBライターを加えたい。
新しい自分が増えていくのは嬉しいしわくわくしますね。


さいごに。


いまの私の姿を、変わりたいけど変わるのが怖い!
そもそも変わるってどうやって?と悶々としていた過去の私に教えてあげたいです。

大丈夫、未来の私はちゃんと自分の足で立っているし、人生前を向いて進んでいるよ。

もうすぐその時がくるから、安心して今やるべきことをしていて良いんだよ。


もし今、ありがたくもこのnoteを読んでくださっている方の中に、

自分らしく生きたい、自分を好きになりたいと思っているけど
動けない。
何から始めたら良いのかもわからない。
そんな方がいらしたとしたら、安心してください。

動きたいと思っている。
それはもう動いているということです。
あと一歩、自分のタイミングで進んでみる。

失敗は怖いですよね……

でも、それでも、やらなかったよりは自分を好きでいられます。
がんばれてえらかったね、逃げなかったねって。

もし怖くなったらやめればいいだけです。
機をあらためてまたやり直すことだってできます。
自分で選んでいいんです。
ハードルをいくら低くしたっていいんです。

何から始めたらいいかわからないという方は、
あまりにも無限の可能性のかたまりです!

なりたい自分を想像してみてください。
そのために、何から始めたらいいでしょうか?
昔何をしてみたかったか、思い出すだけでも一歩近づけます。

仕事や子育て、家事に追われてあきらめていた夢があったとしたら、
それを叶えるのも素敵ですね。

私もまだまだはじめたばかり、
いっしょに叶えて行けたら嬉しいです!

今回はもっと自分を好きになるための決断と行動の日々のことを書いてみました。

ここまで読んで下さり本当に感謝いたします!


50代、素敵な景色を眺めていきたいです。










 
 

















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