漫画の時間

 漫画を書くのってやっぱり時間がかかるもので、少しでも早く早くしようしようと日々やっているつもりではあるんですが、これがなかなか難しい。

 ネーム書いて、下書きしてペン入れして、消しゴムかけてスキャンして、ベタ塗ってトーン貼って、吹き出しの中の台詞打ち込んで。
 コレって、ざっくりどれくらい時間かかってるのかしら?

 今回の漫画の1ページを公開がてら、ちょっと考えてみます。

 まずネーム。

 ネームは全体通して何度も書き直したりするんで、一概に1ページ何時間とは言いづらいんですけど、大体ざっくりでいうと、んー…。1ページ1時間弱ってところでしょうか。

 ネームが完成したら下書きに入ります。が、その前に。
 絵を書いていく上で参考にする写真などの資料を集めたりもしなきゃなんない。自分の本棚漁ったり、ネットで画像探したり、図書館行ったり、外に写真撮りに行ったりして。
 このページでいくと、ベッド、テーブル、椅子、ソファ、を書くために、写真を見てどんな形にするかスケッチしました。この作業は1ページ毎ではなく作品全体通してまとめてやるので、ページで何時間とは出せませんが、結構時間がかかるのよね。

 そんで下書きに入ります。作画に時間がかかるページとそうじゃないページがありますが、まあ平均して1ページに1時間強ぐらいでいければいい調子かな。

 ペン入れに入ります。
 1ページ平均1時間強ってところでしょうか。

 お話を考えるネームの段階では、集中するためなるべく無音で作業しますが、下書きからの手を動かす作業になると何か聴きたくなり、音楽やらラジオやら動画サイトで何やらかけたりします。(「放送室」はもう何周聴いてるか分かりません)

 ペン入れを終えると消しゴムかけ。これが意外と時間がかかる。
 それを嫌ってトレース台を使ったりもしましたが、わたくしはその方がペン入れがしづらく、却って時間がかかることに気付いて最近はトレース台を使うのをやめました。
 目も悪くなるしね。

 消しゴムかけは1ページ5分くらい?

 そして原稿をスキャンしてパソコンに取り込むんですが、これが意外と馬鹿にできない。スキャンして、コミスタに取り込んで配置してってのだけでも1ページ5分くらいかかると思います。

 ベタ入れトーン処理など、仕上げ作業です。
 トーン処理にあまり凝りたくないので、これは1ページ平均1時間弱くらい。
 ペン入れまではアナログ作業のわたくしですが、やっぱりこの工程以降はデジタルの方が早い。
 筆ペンでベタを入れるなんて出来るならこの先したくないよ!

 このあと台詞を打ちみますが、シーンの雰囲気に合わせてフォントを変えたり何だりしたら1ページ20分くらい?

 するってぇと…。
 1ページ平均、ネームで1時間。下書きで1時間。ペン入れで1時間。消しゴム5分。スキャンで5分。ベタトーン1時間。台詞で20分。
 全部で4時間半かかるってことです。
 それを何ページ書くとして、全体でかかる時間は…。なんて考えていくと、ちょっと気が遠くなります。漫画を書くってやっぱり時間かかるなあ!

※漫画「river_village_69」はホームページで現在8話まで公開中!読んでね!

http://mayutuba.g.dgdg.jp/index.html

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川村マユ見

river_village_69

ホームページで公開しているオリジナル漫画の第7話~です。 これ以前の話はド下手なので、ここから読んだらどうかしら?
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コメント4件

すごく勉強になります!
僕なんかあんまり偉そうなこと言える腕前ではないのですが、ひとつのネタとしてアップしました。参考にしてもらえたら嬉しいです!
デジタル早いみたいですね。工程がダイレクトですからね
デジタルも個人個人の使いようですね。僕はペン入れまではアナログですが、フルデジタルの方が早い、という人もいますし。
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