悔しかった。とっても。
歯を食いしばっても溢れ出るこの涙は、面接がうまくいかなかったからではない。自分を曲げたことに対する自分への怒りと悔しさからだった。

絶対に曲げないと決めていた。
自分を貫くと決めていた。
なのに、簡単に目の前の餌に釣られて自分を曲げた。
「内定をもらうこと・就職すること」は自分のなりたい像を叶える手段でしかないのに、最近は就活が難航していることに焦り始めていて「内定をもらうこと・就職すること」が目的になりかけていた。

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私は特別頭が良い訳でもなければ、可愛いわけでもなく、要領がいいわけでもない。そんなことはもう重々承知で、だからこそ、大学生活では自分を成長させるために、もっとパワーアップさせるために沢山の挑戦をしたし、沢山の経験を自分から積極的にするようにした。自分に自信がないことを糧に、ヒトよりも視野を広げて、努力したつもりだった。だからこそいろんなモノをみて、いろんな人と会って、後悔のない大学生活を送ったつもりだった。

だけど、面接で自分について聞かれると、うまく話せない。伝えられない。

「その時こういう工夫はしなかったのですか？」
そして、面接官が被せてきたこの質問。
「（あ〜しなかったな〜。私の発想は足りてなかったのか。）」

きちんと言い返せなかった自分にも、自分の大学生活に対して一瞬でも後悔をしてしまった自分にも、悔しさが止まらない。

そんな反面、
こんなに濃かった人生を30分から1時間でサクッと伝えきれるかよ。
と、思う強気な自分もいる。

でも就活は、自分の人生を上手に伝えきれる人が内定を取っていく。
私の言語化が苦手だという弱い部分が露呈しまくっている。
ここは、今後さらにパワーアップした人間になるためには確実に伸ばさなければならないところだ。変えなきゃいけないところだ。

だけどやっぱり、自分のマインドだけは曲げてはいけない。
自分はなぜ就活をするのか、内定をもらうことがゴールになってはいないか。そこの部分だけは絶対に変えてはいけない。見失いかけても、自分に問い続けたい。

Who am I ?

今日、久々にレ・ミゼラブルをみた。
主人公に、葛藤や迷いが生じたときに自分に対して問うコトバだ。

私も問い続ける。
自分を嫌いにならないために。これからも自分を好きでいるために。
自分の心に正直に、自分を信じて、突き進みたい。

#就活 #人生