初投稿で何にしようか、自己紹介とかクサいなと迷ったので去年六月、マレーシア留学から帰ってきてすぐに書いたつぶやきを投じてみたいと思う。

今の価値観に通ずるところもあれば、そうでないところもあり。そういえばなにか伝えたい知りたいと思ってMayuとしてツイッター始めたのもこの時期だった。時間と経験は常に人に変化を与えてくれるんだなと。

私のかなりの主観、どうぞ

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日本にマレーシアから帰ってきた
少し肌寒い、やはり体はマレーシアに順応していたようで。
高速道路の音も聞こえない、へんな爆弾か銃の音も聞こえなく
すっごく静か。
ひとの気配がない。
電車内は広告ばかりで日本はやはりビジネスが盛んな国であるとわかる。

町はきれいだしゴミも落ちてないし野良犬だって、車が衝突した跡もない、ちゃんと道がまっすぐで安全に歩ける。落とし穴なんてない。物乞いもいない。
でも、「なんかつまんな。」って呟いちゃった。気づけばここは日本、悪口も日本語では呟けない（マレーシアでは通じないことをいいことに日本語でちょっとした不満をこぼすのが癖になっていた）。
無機質というのだろうか？可もなく不可もなく。特に問題がない。つまらない。
安心して暮らせる、という点ではいいのかもしれない。
だが、満足はしないだろう。
日々の目先のことにばかりフォーカス。

大学の総務課に書類を提出しに行ったらオフィスの中で急いでいて走っている職員を見た。
いや、大して早くなってないけど。心が急いでいる証拠なんだな
別に急がせた覚えはないけどな。
今日は学部生は期末テストのようで。みんな集まって直前のテスト対策してる。
君たち、それをどのように将来に生かすんだ？
将来を見据えて勉強しているか？
成績だけ取って有名企業就職して
稼いだところでどうなんだよ？
そうやって目の前のタスクこなすだけのレールの乗った箱入り大学生
きみたちがそうしてぽけーっと生活している間に
世界のほかの国でもっと優秀な人間が増えていて新しい開発をして
国の発展に力を注いでいるのだ。
日本はあっという間に後進国になっているかもしれないね。
自分のためになる勉強をしたい。
自分の勉強と世界の現実をリンクさせて自分の意見を持ちたい。
日本がもっと前に出ないと必ず遅れてしまうだろう。
ほかとちがっていいんだよ、違わないとダメだろ。

これから日本で生活が始まって日常を日本バージョンに徐々に変えていって
マレーシアでの感覚を忘れてしまいそうですごく怖い
今日電車の中で中東系の顔立ちをした子供の集団を見た。遠足かな。
少し親近感わいて、にこにこしてしまった。声かければよかったかな
日本にもたくさんの外国人がいてとてもうれしい。
どうか、彼らにとって少しでも暮らしやすい国になりますように。
毛嫌いしている日本の面もあるけれど、どうしたって日本は私の故郷の国。
日本がより世界にとって魅力的で満足な国で、日本人が生き生きしているようになることを願うのは当然である。
自分はこれからどういうスタンスで生きていこう。
自分のビジョンはあるけれど、それは就職活動を通して得られるものとは限らないから、いまは就職活動はしない。まだ、自分を高めたいのだ。
まだ、社会に貢献できる身分じゃないと思ってる。それは今までの人生ちゃんと何かにフォーカスしてこなかった自分の責任で。
いまは、本を読んだり美術館行ったり、自分の内側をより深めることに専念したい。

人間は自分らしく生きることが最高の幸せだから。

社会の流れにつかまっていれば正解が見つかるとは限らない。

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この時から一年たった今、ちょっと懐かしく、また新鮮に、感じてしまった自分がいることに少しだけ悲しいような違和感を覚えた。

でも、このころから世の中の当たり前に流されない自分をもっていて、自分らしさは何かの旅へ歩き始めたんだ。

うん、それは、間違いなく正解だったよ。

それをこうして今確かめられたことはうれしい。

なにかその時の信念や価値観を書き記すことは必要なことである。

これからこのNOTEをそういう風に使っていきたい。

つづく。

Mayu