「噛ませ犬」 × 「本」

混ぜてみます。がちゃん
=「かませ犬本」

かませ犬
本来は闘犬において調教する犬に噛ませて自信を付けさせるためにあてがわれる弱い犬のことで、転じて、主人公や敵の強さを強調するためのやられ役を指すようになった。

かませ犬の写真集をだしたら売れるかな。ねこ鍋に対抗する形で、だだ流行るかもしれない。

かませ犬の漫画はどうか。転じた意味のほうでは、バトル漫画だと当たり前か。ドラゴンボールだと、仲間全員かませ犬だし。やっぱり、かませ犬がいた方が演出としては盛り上がるという事でしょうか。

童話でかませ犬が登場する話はあるだろうか。小一時間考えていて、ネズミの嫁入り!と、思いついた時はアドレナリンが出た。

童話は、淡々と勧善懲悪を貫き終わってしまうものが多いが、もし、かませ犬がいたら、もっと盛り上がるのではと考えた。桃太郎でやってみたい。

むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが、すんでいました。

おじいさんは、7mのナタをかつぎ、しばかりに、
おばあさんは、おじいさんですら、目に追えない速度で川に洗濯にいきました。

おばあさんが川で洗濯していると、伝説の海竜王ポセドリアンが現れましたが、どんぶらこどんぶらこと流れてきた桃に圧殺されました。

そんな桃を、おばあさんは、片手で止め、持ち帰りました。

おじいさんが桃を包丁で切ろうとしましたが、なかなか切れません。おじいさんは、妖刀 死死丸を持ち出し、寿命の一部を削る代わりにその破壊力が2倍になる煉獄殺斬りを放ちましたが、桃は無傷です。

おじいさんは死にました。

おばあさんは、修羅の山で修行をし、極意を会得。
闘神を自身に憑依させた上で放つ拳術 " 阿修羅二十五ノ巻 黒空蝉"を放ちましたが、桃はやはり無傷です。

おばあさんが途方に暮れていたその刹那、中から可愛い赤ちゃんが桃を簡単に蹴破りでてきました。桃から漏れ出した光はおじいさんを生き返らせました。おじいさんとおばあさんは桃太郎と名付けました。

大きく育った桃太郎は、最近街を困らせている鬼の退治を決意しました。おじいさんとおばあさんは、自らの生命エネルギーを込めたきびだんごを桃太郎に持たせました。

桃太郎が歩いていると、一匹の犬が近づいてきて、言いました。
「我は犬神アキタ。その生命エネルギーにあふれた、きびだんごをくれ、娘が、病気なのだ。もし、もらえるのであれば、屈強な我が国取一家7,000匹一同は主に従おう。」
桃太郎は、きびだんごをあげました。

桃太郎と犬が歩いていると、犬は不意に視界が奪われた。犬「なん、、だと、、」

?「くくくっ、きびだんごを奪うつもりだったんだが。間違えて 犬っころの目玉を とっちまった。俺様は、猿王ツカレッタ、盗賊よ。悪い事は言わねえ、そのきびだんごを置いてきな。」

桃太郎は、激闘の末、サルを倒し、死にかけた猿に対してきびだんごを与え、回復させた。猿は、「人に救われた命など、もう興味はない。貴様の好きに使え。」と、桃太郎と共に行く事を決める。

鬼が島への舟がでる港町で、いじめられているキジに出会う。名はダリー。キジにきびだんごを与えると、真の力に目覚め、軍艦ノアの方舟を召喚。いざ鬼ヶ島へ。

鬼ヶ島につくと、ズル賢いタイプの鬼Aがでてきた。
犬「ここは我が。」
鬼A「ヒャッハー!目の見えない貴様に何ができる!?」
猿「、、、」
犬「見えないものができて、はじめて見えるようになるものがある、、、 心 卍 眼 !!」
激闘の末、鬼Aを倒した。

次に、ゴツいタイプの鬼Bがでてきた。いろいろあって猿が勝った。
猿「敗因は、ついていく人間を間違えたかどうか、だ。あー、、、ついていく鬼、、かな、、」

キジも死闘の上、クールタイプの鬼C撃破。

そんな、アキタ、ツカレッタ、ダリーの3匹を一方的に倒し、ボス鬼が登場。

桃太郎は善戦したが、ボス鬼は、半分も力を出していない事が判明。桃太郎はきびだんご全てを平らげ、生命エネルギーをため、桃玉をボス鬼にぶつけた。

4人が勝利を喜んでいると、黒いイナズマが、三匹を貫き、絶命した。桃太郎は怒りにより、覚醒。圧倒的な力でボス鬼を倒す。

だが、暴走するエネルギーを止めるため、桃太郎は、自らを桃に封印した。

しばらくすると、中から可愛い赤ちゃんが桃を簡単に蹴破りでてきました。桃から漏れ出した光は三匹を生き返らせたとさ。

めでたしFIN

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