見てろよ、あの日の屈辱め

最近作ったSpotifyのプレイリストの話。

「越えていけ」は、パンサーの向井さんのラジオで紹介されてて好きになった。元々キュウソは好きやったけど、この曲は知らんかった。めちゃくちゃ歌詞がええ。マジで歌詞がええ。「才能なんて 運命なんて後付け」って歌詞、聞く度涙が出てしまう。

「プライド」は、高橋優くんのヲタクやってた頃にライブで聴いて号泣したやつな。「『まだやれるのにチクショー』と叫ぶ君が主役の明日を さあ始めよう」の歌詞が最高に元気出るのよ。さあ、こっからまたやんぞ! って気持ちが湧く。

Creepy Nutsの曲についてはもう以前語ったから割愛。何度も言うけど、Creepy Nutsの曲聴いてる時だけは己が天才やと錯覚出来る。

これをもう、エンドレスループ。プレイリスト名は「見てろよ」やからな。もうバッチバチに火花散らしてる奴の作るプレイリストやろ? 見てろよ、ほんまに。絶対「何者か」になってやるからな。

少し前、Webライターをちょっとだけやった。単価は一文字0.1円。5000文字書いて、500円。5000文字書くのに大体私は6時間かかってたから、時給に直すと約83円。そこから手数料やら税金やらが諸々引かれていく。
月終わりに通帳見て、しみじみと「あ、死のう」って思ったわな。さすがに。だってあんだけ頑張ったのに数千円しか振り込まれてねえんだもんな。一か月数千円じゃ、人は生きていけねえのよ。ご存じか?

やっぱね、文章とか文字って全然価値が無い。痛いほど分かった。文字そのものに、価値なんかありゃしねえのよ。結局価値があるのは、「名前」であって、文章そのものじゃねえの。だってやる気さえあれば文章なんか誰でも書けるもんな。恵まれたこの国じゃ、文章書けない人の方が珍しいくらいだもんな。そりゃ文章に金払う奴なんかいねえよ。

それでもまだ、文章に夢見てしまうのは、多分私がすこぶる馬鹿だからなんやと思う。見てろよ、時給83円で私をこき使った奴。見てろよ、ほんまに。私はいつかあんたらがビビるほどデカくなってやるぞ。これ、今Creepy Nutsがイヤホンの中でガンガン鳴ってるから言えることやけどな。ほんま、見とけよお前ら。絶対、絶対ビビらせたるからな。覚悟しとけよ。

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