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20211009 鷗外荘見学に参加しました

はじめに

2021年10/9に、上野にある水月ホテル鴎外荘にて、鷗外荘の見学に参加しました。その時の模様をちょっとだけ記録に残しておきます。

今回参加した理由

今回、鷗外荘見学に参加したのは、2020年に行われたクラウドファンディングにて、鷗外荘見学のリターンを選択したためです。

クラウドファンディングは以下。

本当は2020年4月に宿泊予約を取っていたものの、皆様御存知の通り1回目の緊急事態宣言発令により取りやめ。そのまま宿泊の機会を確保することができず宿は閉館となりました。「泊まれなくても見学はしてみたい」と思ったのでこのクラウドファンディングを支援することとしました。クラウドファンディングの見学会自体も、もともとは2020年内に行われるはずでしたが、これも皆様御存知の緊急事態宣言で延期。最終的には東京都の緊急事態宣言が解除された2021年10月に参加となりました。

中の紹介など

中に入って女将より建物と鷗外荘の今後について説明がありました。どうやらここは当初2階建てだったのが後に平屋になったとのこと。ただそれでも築130年を超え、関東大震災も耐えきった建物のようなので、非常に丈夫な建物のようです。

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上記2枚は舞姫の間。『舞姫』の碑文の写しなど飾ってありました。2部屋目には鷗外の遺言書(多分これは写し)の展示がありました。

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「於母影」も見物しました。

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こちらは蔵の中。

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蔵の扉にはこのようなものが。どのような会社かはわからないので、詳しい方、ご教示いただければと思います...

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雑感など

都内で定期的にこのような場所に通える日がまた来るのかなぁ、と思っていたところ、どうやら水月ホテル鴎外荘は2021年10/15をもって完全クローズとなるようです。一時的に素泊まりなどはやっていたようです。つまるところ自分がこの宿に泊まる機会は一生なくなった、ということです。無理やりでも泊まっておけばよかったかもしれません...社会的にできたかどうか、というところはおいておいてですが...クローズ後、この鷗外旧宅がどうなるか、ちょっとチェックしていきたいものです。女将の説明曰く、「移築先を探す」とのことですし。


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見学会が終わり外に出ると行列が。クローズに伴って備品の販売会が開催されていたのでその行列だったのでしょう...空いていれば風呂入って汗を流してから出ればよかったかもしれないなと思いつつ上野を後にしました。


森鷗外、自分は『高瀬舟』以外文学作品だと読んでいなのですが、1つだけ諳んじることができるものがありました。おそらく横浜市内で義務教育を修めた方なら諳んじることができると思います。そう、横浜市歌です。毎年6月手前からあれやこれやがある開港関係のあれ歌ったりする横浜市歌の作詞、森鷗外(森林太郎)です。

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