見出し画像

ラグビーワールドカップ スコットランド戦を語りたい

元ラグビー少年だったこともあり、台風で大変な日本に明るいニュースをもたらしているラグビー日本代表が、誇らしくて仕方ありません。

テレビをみないようにしているのに、観ないわけにはいかない!!

観ちゃいました!がっつり応援しました!感動しました。

私は、MBA取得を目指したことをきっかけとして、テレビをみない生活を始めました。

MBAを修了した今でも、テレビはほとんどみません。

例外は、NHK大河の西郷どんは欠かさずにみていたのと、出社前の15分ほどテレビニュースと天気予報をみる程度です。

ラグビーは無関係ですが、西郷どんはそういえば面白かったな。

鈴木亮平が本当に格好良かった。


話をラグビーに戻すと、、

スコットランド戦で個人的にここが一番すごいなと思ったのは

相手のスクラムハーフ(9番)のキックへの対応です

前回のワールドカップでは、相手の9番のハイパントへの対応が悪く(できず)、主導権をまったく握れませんでした。

キックというのは相手の陣地側にボールをけりこむことで、基本的には相手ボールになってしまいますが、そのかわりに相手陣地に攻め込み陣地を獲得する戦術です。

仮にキックで相手方が蹴ったボールを落としたり相手に取られてしまったりすると、陣地もボールも相手にわたってしまい、一気に不利になってしまいます。

また、キックで陣地を相手にとられると、気持ち的にもかなりがっくりきます。パスをつないで相手陣地へ攻め込んでいたと思っていたら、キック一本で自陣にあっという間に戻されてしまうので、かなりショックです。

ラグビーはタックルやぶつかり合いなどが目立つので、力任せのプレイばっかりやっているスポーツを誤解している人もいますが、

まったく違います。

15人が複雑なサインプレイやアイコンタクトを駆使して、後ろにしかパスをできない、前にボールを落としてはいけないという、難題を克服しながら前に前に前進していくスポーツです。

実はボールを持っていない選手のフォローやサポートが非常に重要です。ナンバー8(8番)の姫野選手はみていて、ボールの密集に一番先に突入してボールに絡んでいき、相手ボールを奪うジャッカルを得意としていて、ワールドクラスの働きをしています。

話をまたもとに戻してキックの話ですが、

スコットランド代表の9番はヨーロッパ最強のスクラムハーフと言われていて、ボール回しも華麗ですが、キックがとにかくえぐい。

特にハイパントというボールを高く蹴り上げることを得意にしています。

キック力があるので、ボールが上に浮いている間に、味方選手が追いつき、落ちてくるボールに競り合い、ボールをゲットするような攻撃が随所にみられます。

それを、完全に日本代表はつぶしていました。

フルバックやウィングが対策をたてて体を張ってキャッチもしていましたし、クリーンキャッチを日本代表がした時も、それを蹴り返すとキック力でいうとスコットランド代表に分があった気もするので、自分でボールをランニングで持ち込んで前進するプレイを続けていました。


つまりキックをされてもマイボールにきちんとするし、ボールを蹴り返さずにキック合戦にも持ち込まず、日本代表の得なプレイを続けることができていた気がします。

すごい。

簡単に言ってもなかなかできないですし、相手は世界ランキングでこそ試合時点では格下ですが、日本代表の予選リーグ突破を何度も跳ね返してきた強豪国スコットランドですので、相手のキック対策をきちんとやって、日本代表のペースで試合をまわせたのは本当にすごい。

以上となりますが、ラグビーにおけるキックの重要性が再認識できた試合でしたね、次の南アフリカ代表との試合も目が離せません。


Thank you for reading my NOTE、







この記事が参加している募集

noteのつづけ方