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50centについて part2

こんにちは、前回は50centについてまとめました。まだまだ、50centの活躍は続くので前回に引き続き、50centについてまとめていきたいと思います。
 
50cent自身のHIPHOPクルーであるG-Unitを結成し、ファースト・クラスのビーツに手を加えることにより、ヒット作を生み出す能力をつけようとします。
 
その方法論を身に着けた50centはアルバム「50 Cent Is The Future」をリリースします。

このことにより、当時「8 MIle」という自伝映画を作っていたEminemの耳に届きます。

そして、Eminemはラジオで50centに対し、「今一番気になるラッパーである」と発言しました。
この言葉を聞いたDr Dreは、すぐに50centと共同契約に向かいます。そうして、Dr Dreと契約した50centは、ブートレグ盤「No Mercy, No Fear」をリリースし、その中に収録されていた「Wanksta」は数週間で、ニューヨークで最もリクエストされる曲となった。そして、その曲はEminem主演の「8 Mile」のサウンドトラックに収録されました。
 
そうして、ストリートレベルで数々のヒット作を飛ばしてきた50centは2003年に、メジャーステージでも戦える体勢を整えます。メジャーデビューアルバム「Get Rich Or Die Tryin」には、2001年から制作していた10曲以上のトラックの他に、EminemとDr Dreの制作でレコーディングされたトラックが追加された。

こうして、2003年にデビューアルバム「Get Rich Or Die Tryin」がリリースされました。リリース第1週で87.2万枚を売り上げ、この年最も売れたアルバムとして記録を打ち立てました。
 
このリリースにより、50centはHIPHOPに強い影響力を持ち始めます。3月からスタートした全米初のヘッドライナー・ツアーでは、チケットが各地で即時に完売し、ツアーも大絶賛されます。しかし、やっかみからか脅迫状が送られ、自身やクルー、息子まで防弾チョッキを着用する事態にまで発展してしまいます。このヘッドライナーツアーには、Snoop Doggやバスタ・ライムスなどの著名なアーティストたちが同時に参加していましたが、メディアからは依然として50centが注目されていました。ツアーと同時に新たなアルバムをリリースすると予告しており、その出来事でも注目を浴びました。
 
 
以上で、今回の50centのまとめを終了します。次回でも50centについて紹介していきます。