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フローラS2023回顧

次走期待値はA~Eの5段階です。
※メンバーシップの「Mの法則研究会」に参加すると最後まで閲覧できます。

フローラS 東京芝2000m 的中
12.9 - 11.6 - 11.6 - 12.0 - 12.7 - 12.2 - 11.8 - 11.2 - 11.3 - 11.6(36.1-34.1)
◎ゴールデンハインド
○ソーダズリング
▲イングランドアイズ
△キミノナハマリア

【結果を踏まえての雑感】

週中ではイングランドアイズが本命候補だったんですが、外枠に入ったことと人気し過ぎな部分を考慮してリスクも大きいかなと思い3番手まで評価を落としました。やはりいい馬はいい馬でしたね。馬体も小さいですし、良くなるのは秋以降でしょう。

オークスに向けてはゴールデンハインドですかね。ソーダズリングも悪くないんですが、こちらはまだまだ非力な感じがします。3着以下は賞金的に出走すら怪しいですかね…。イングランド、イトカワは秋華賞に期待しましょう。

1着 ゴールデンハインド C系

ゴールドシップの成功パターンは、母父から米国的なスピードを供給して先行力を得ることだと思っています。同馬の母父はヨーロッパで活躍していたShamardalなので重いイメージなんですが、Shamardal自身米国産で1400mのG1を勝っていたり、父がジャイアンツコーズウェイなので、そのあたりでスピードの補完はできていましたね。

あと面白いなと思ったのが、同馬と同じ父のウインピクシスとの対比ですね。ゴルシ産駒が東京より福島に適性があるというのは周知の事実なので、福島牝馬Sで人気するのは自然なことなんですが、蓋を開けてみたら結果は逆の形に。これって適性だけで予想したら、絶対辿り着けない結論ですよね。

やっぱり適性予想には限界がありますし、私も別にこの結果を見てゴールデンハインドが東京向きとも思いません。メンバーとの相対評価含めて、総合的に買えるタイミングだったということなんだと思います。

例えばこれが人気ならプレッシャーでもっとつつかれてたかもしれませんし、鞍上も大事に乗って控えて切れ負けしていたかもしれません。まあそんなことは、いくら考えても答えは分からないんですけど。

さて、レース内容自体は逃げられなかった逃げ馬がハマった印象がある一方で、残り4Fから持続的に脚を使えたのは魅力ですね。デアリングタクトの年のウインマリリン、ウインマイティーに近いイメージ。Cもある分、控える競馬を苦にするタイプではないはずで、オークスも中位人気なら評価してみたいです。

次走期待値:B
一言メモ:展開が向いたとはいえ、本質は混戦向き。中位人気なら

2着 ソーダズリング CS系

全ての要素を持っている感じで、性能の高さを感じます。最後伸び切れなかったのは、単調な流れで馬が集中し切れなかったように見えました。オークスも内枠に入って、混戦で人気落ちなら。

ただ、まだまだ完成度は低いと思うので、良くなるのは兄や姉のように秋以降ですかね。

次走期待値:C
一言メモ:力強さでは勝ち馬の方が上か。混戦向き

3着 ブライトジュエリー LS系

出遅れた新馬戦を考えると大人なレースぶりでした。結局ラチ沿いを走った3頭が上位を独占したので、展開は向いたと思います。とはいえ、本質的には外から量、体力を活かす競馬の方が合いそうな気も。

3着なので、条件戦から出直せるのは良いですね。エピファネイア産駒なので、また鮮度補完しての重賞戦で期待したいです。

次走期待値:B
一言メモ:2勝クラスまでならすぐ通過できそう

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