雨水タンク男・日高規晃氏
雨水タンクをご存知でしょうか?
雨水を貯めるタンクで、防災やガーデニングや洗車などに有効活用できるアイテムです。
もちろん水道の水を使っていたのを雨水で代用できるところだったら節約にもなります。
雨水浸透による治水対策、水環境の保全、雨水の有効活用の観点から多くの自治体で補助金まで出しながら設置を促進しているのです。
その雨水タンクを世の中に広めるべく活動している男こそ株式会社日盛興産の代表取締役である日高規晃さんです。
2008年にTOKILABOの前身である節水村をオープンされ、1年で雨水タンクの販売シェアが全国トップになった企業です。
元々は福井の生コンクリート屋さんでした。(今も生コンクリート事業もされてます)
2008年当時、公共事業は悪だ、という風潮があり、もう1つ事業の柱を作りたいという思いから新規事業に着手。
その時のテーマが【環境に良いもの】でした。
生コンという家業も大事だけど、海とビールを愛する男として環境にも良いことをしたいという想いを持たれていました。
その当時、誰も知らない雨水タンクを世の中に広めるために、ネットショップでの販売で多くの人に知ってもらうことはもちろん、NPOの活動やボランティア活動、行政とのやり取りや学会での発表など精力的に活動してこられました。
そして2019年9月1日(防災の日)に雨水タンクを日本一販売している日高氏が2年半の歳月をかけて作られた初めての自社オリジナルの雨水タンクが発表されました。
商品名は【レインハーベスト】
先日のDIYホームセンターショーで先行発表され、非常に注目を集めていた雨水タンクです。
今はクラウドファンディングのmakuakeでのみ先行販売しています。
今見たらスタート4日で目標の120万円を突破してますね。。
レインハーベストの特徴は
・従来の集水器の集水効率は約50%。レインハーベストの集水効率はなんと100%。
・従来の雨水タンクはいざ使うときに沈殿物が腐敗して使えない可能性があったのが、レインハーベストは水が入れ替わる仕組み。
・レインハーベストはゴミが入りにくい仕組みと入ってきたゴミを排出する仕組みがある。
・雨水活用研究の第一人者である福井工業大学の笠井利浩教授との共同研究でスパイラル給水管と排水パイプによる貯水システムは特許申請済み
災害が多い昨今、雨水タンクは一家に一台あるべきという人も多いのです。
ただまだまだ知らない人が多いのが現状です。雨水タンクの存在を知り、自然の恩恵を活かすことで減災に貢献する。
そのためのmakuakeでのクラウドファンディングを支援したいと思っています。
株式会社プリンシプル代表取締役。 男性向けの鞄と財布を販売するセレクトショップ・フリースピリッツを運営。 国内・海外に日本の素晴らしい商品を発信し、販売中。 モノづくり×モノ売り×テクノロジーを追求し、上場会社や老舗企業などに実務型コンサルティングを提供中。