髪を切る
去年伸ばしていた分、12センチを切ったら
首がすーすーして気持ちがいい。
ただいま、おかえりって
自分にいいたくなるくらい
ショートカットがしっくりくる。
今日も晴れる、明日も晴れると思える
心地よさ。
もし雨の日が続いても
気持ちを明るく保っていられる
そういう自分を信じられることの
すがすがしさ。
飛ぶのは無理でも、
浮くくらいならできちゃいそう。
いつも切ってもらってる美容師のTさんについては、以前この日記にもかきました。
切るときに迷いのない人で、耳元でいつもシャキシャキいい音がする。
Tさんからは時々はっとする言葉をもらうことがあるんだけど、今回はワックスをつけてもらいながら
「髪で顔を隠さないほうがいいですね」
といわれた。
いやいやでも、と反射的に自分の作りの気になる部分をあげてしまったけど、Tさんはまるでこちらの話など聞いてなかったかのように
「バーンて出しちゃったほうが似合いますね」
当然、というふうに笑った。
それは髪に対してだけじゃないような気が(勝手に)して、新しいことばのままずっと記憶に残っている。
都合よくうけとって、もっといろんな面で「バーン」していきたいなとおもっています。
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