ちょっと何言ってるか分かんない

世の中興奮することっていっぱいあるけど、一番興奮するのはM-1王者が学校に来てくれたときだよね。(間違いないね)


高校生のときの文化祭にサンドウィッチマンの二人がきてくれた。ネタをしたり、サンドウィッチマンの二人が在学していた当時からいる先生をいじったりして盛り上げてくれた。
そう、私はサンドウィッチマンの二人の母校に通っていた。
当時のサンドウィッチマンはまだM-1優勝前で、エンタの神様などネタ番組に少しずつ出始めた、くらいの感じだった。
 
そして出番終わり、こんな話をして帰っていった。
「今M-1グランプリっていう漫才の大会に出ていて、準決勝まで残っています。12月に決勝があってテレビでも放送されるので、よかったら応援してください。」
 
(ちなみにこのとき、生徒の中を強引に割って退場していくサンドウィッチマンの二人に触れたのが今でも良い思い出)

M-1当日、出場者の中にサンドウィッチマンの名前はなかった。
あぁ、ダメだったんだな。とても残念な気持ちになった。
 
しかし、そのあとはみなさんご存じのとおり(?)大会史上初めて敗者復活からの優勝を成し遂げた。自分のことのように嬉しかった。
あのサンドウィッチマンが、優勝した!
 
翌年1月の始業式の日、驚くべきことが起きた。
なんとサンドウィッチマンの二人が優勝報告ということで再び母校に来てくれたのだ。
M-1優勝した翌年なんてとんでもなく忙しいだろうに、わざわざ来てくれたのだ。
本当に嬉しかった。もともと面白いし、文化祭に来てくれたこともあって大好きだったのだが、これでさらに大好きになってしまった。
地元や母校、人とのつながりを大切にする人たちなんだなと思った。
 
こんなに爆裂に売れっ子になった今でも、ローカルのレギュラー番組を続けているし、東日本大震災の復興支援も先頭に立って行なっている。
宮城県民みんなが愛するスーパースターだ。
 
毎年M-1の時期になると思い出す話でした。